2015年01月29日

真田七段戦

振り駒で先手になり角換わり腰掛け銀へ。

前例の少ない格好から仕掛けて迎えた図。先手▲が私です。


2015.1.28真田 棋王戦43手.gif


▲8四角はただ桂取りに打っただけの間抜けな手に見えます。
しかしこの際の好手だったようで、命運をかけただけのことはあったようです。

ここから不退転の気持ちで攻めて有利に。
しかし攻め急ぎがあって暗転。最後はピッタリ負けに転落してしまいました。

前日の研究会でも角換わりで優位に進めながら着地に失敗。
具体的に勝ちを引き寄せる力に欠けているようです。
うまく指していただけに残念な敗戦でした。

なかなか勝ちに結びつかず苦しいですが、コツコツとやっていればまた運が向くこともあるはず。
下を向かずにこれからも頑張ります。


それではまた
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2015年01月20日

田村七段戦

振り駒で後手になり、角交換振り飛車を採用。
早い段階から戦いとなり、一気に大決戦。

迎えた図。まだ昼食休憩が明けてすぐの局面。
後手△が私です。


2015.1.19田村 王将戦51手.gif


▲8六桂と美濃崩しの手筋を放たれた場面。ここで形とばかりに△8五銀と打ったのが敗着に。
同じ受けるのでも△9三銀とすればバランスのとれた難しい終盤戦が続いていました。
戦いが起こってから、読みも形勢判断も間違えずにきていただけに、先にミスを出してしまったのは悔やまれます。

それにしても田村七段の思い切りの良さは素晴らしく、最近決断力が鈍っているので見習うべきものでした。
この後もビシビシこられ、際どい局面を乗り切られて負かされました。
この難しい将棋で1時間も使わないなんて、見習うといっても出来ない芸です。

今月はまだ1局あるので、気持ち切り替えてまた頑張ります。


それではまた
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2015年01月17日

加藤九段戦

後手で四間飛車を採用し、加藤九段の棒銀を受けて立ちました。

早い段階で戦いになり、やや強引なさばきを敢行。
形勢はまずまずだったようです。

迎えた図。▲4三馬と攻め合ってきたところ。後手△が私です。


2015.1.16加藤 順位戦67手.gif


受けはきかない格好なので△7六桂▲同銀△7九銀と強攻しました。
対して▲7八玉が受けの形ですが△9九角でしびれます。
以下▲9七玉から難解な終盤戦が続きましたが、なんとか制することが出来ました。

加藤九段得意の棒銀と相対し、時間いっぱい使って正面からぶつかりあい、そして勝てたことで、記憶に残る一戦になりました。
年明けいいスタートを切れました。
次の対局がすぐに迫っているので、また頑張ります。


それではまた
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2014年12月26日

塚田九段戦

振り駒で先手になり、角換わり腰掛け銀へ。
先手ながら守勢に立たされましたが、相手の攻めも細くて難解。
攻め潰されずに耐えて優位を築くも一手のミスで混戦に。
終盤戦は超難解でした。

迎えた図。先手▲が私です。△3一香と鬼手を放たれたところ。


2014.12.25塚田 竜王戦104手.gif


直前に△9七角成を利かせたことでこの手が詰めろ逃れに。
ここで▲2一銀不成と詰めろをかけたのが敗着。△2五歩と逃げ道を開けられて負けになってしまいました。

ここは思い切って▲2三銀成△同玉▲3四歩と迫るよりありませんでした。
こちらはすごい危険ですがスレスレで大丈夫。
色々ありますが、感想戦の感じでは勝ちそうでした。

この直前にも良い手を逃しており、最後の最後に2つもミスをしてはいけません。
年内最後に悔やまれる敗戦です。

冴えなかったこの1年を象徴するかのような一戦。
対局の時にリズムが悪いことがこうした敗戦が多い遠因です。
そこをどう直せばいいのか。年末年始にゆっくり考えます。

将棋の内容は決して悪くないので、勉強の方向性は間違っていないはず。
自分を信じて、これからも努力を続けていきます。


それではまた
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2014年12月19日

中村(亮)五段戦

先手で角交換振り飛車を迎え撃つ格好に。
攻めるか守るか迷ったところで判断を誤り、そこからは苦しい展開でした。
差が詰まる場面もありましたが、追い込み切れず。
残念な敗戦でした。

順位戦は残り3戦。苦しい状況ですが、自分の力を出せるようにしていきます。

今年も残り僅か。仕事はあと約1週間です。対局もあり、色々と予定が詰まっています。
体調に気を付けて、一年をいい形で締めくくりたいものです。


それではまた
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2014年11月29日

阿久津八段戦

振り駒で先手になり角換わりへ。
後手が急戦を志向し、激しい戦いになりました。
迎えた図。△8七歩と打診してきたところ。先手▲が私です。


2014.11.28阿久津 朝日杯48手.gif


ここで▲同金と取ったのが実戦的な敗着。▲同銀と取って△5五角に▲2四歩から攻めれば勢いがあり、十分にやれる形勢でした。
▲同金と取ったことで形勢を損ねたわけではありませんが、指し手が難しくなりました。
案の定1分将棋の中でバランスをとり損ねて負かされました。

秒読みの中、前例の少ない霧のかかった中でバランスを取り続けるのは非常に難しく、A級との実力差を見せられてしまいました。

阿久津八段とは年齢も近く、奨励会でもずいぶん対戦しました。奨励会時代最後の対戦ではその鮮やかな指し回しに圧倒され、自分の将棋を見直すキッカケになった記憶があります。
そこから約10年後にようやくプロの世界で戦うことが出来、本局含め3局指して未だ全敗。まず一つ勝つというのは今後の目標です。
少しでも差を詰められるよう、また頑張ります。


それではまた
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2014年11月22日

西川(慶)七段戦

先手で角換わり相腰掛銀に。先日の竜王戦でも出現した最新形に進みました。

難しい将棋でしたが、うまく手をつないで優勢に。
迎えた図はどう勝ちへ結びつけるか、という局面。先手▲が私です。


2014.11.21西川慶 順位戦94手.gif


第一感は▲4四銀△同銀▲4三金でしたが、相手の持ち駒が増えるので△8六歩からの攻めが嫌味です。
そこで▲4二金と攻めました。△3二金には▲4三金〜▲4四銀〜▲5三角成があるので△3四銀▲4四銀という進行に。
この順だと相手の持ち駒が増えません。こちらの持ち駒も増えていないのですが、安全を第一にしました。

持ち駒の相関関係は最近のテーマ。それを意識して指した▲4二金がいい手だったようでここでリードを確実にしました。
以下は寄せも決まって制勝。

順位戦はまだ苦しい星ですが、一つ一つ頑張ります。


それではまた
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2014年10月31日

佐藤紳六段戦

振り駒で先手になり、横歩取りへ。
後手が△7二銀型から美濃に囲う流れで、序盤の終わりには居飛車対中飛車の対抗形のような構図に。先日の王座戦第5局と似た感じの将棋ですね。

その序盤戦。先手▲が私です。


2014.10.30佐藤紳 朝日杯46手.gif


先手のほうが後手より陣形がだいぶ悪いので戦いにしてはいけません。
ここから▲7八金〜▲6六角〜▲7七玉〜▲6八銀〜▲8八玉と立て直しを図ったのがいい構想だったようです。
この5手で一気に陣形が引き締まり、後手と同等の堅さを作りました。

本局は全体的に落ち着いて指せて、それが勝因でした。
詳しくはモバイル中継や1月号の将棋世界で。

終局後は田丸九段に将棋世界用の取材を受けました。タブレット端末での記録、棋譜入力システムについて書いていただくようです。

これで朝日杯は二次予選進出。次はまだ発表出来ませんが強敵との対戦が組まれています。頑張ります。


それではまた
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2014年10月18日

八代四段戦

対戦相手は八代四段でした。今月頭の順位戦の再戦です。
振り駒で後手になり、前回同様角交換振り飛車に。リベンジを果すべく採用しました。

全体的に積極的な指し手が続けられて、それが好結果につながりました。
図は序盤の勝負手で△6四角と指したところ。後手△が私です。


2014.10.17八代 朝日杯22手.gif


▲4七銀には△4五歩が厳しいので1歩得は約束されています。
問題は手放した角が働くかどうか。
また△7二銀の一手が入っていないのも不安材料。
怖いところもありましたが、持ち時間が少ないのでエイっと思い切って指しました。

ここから攻勢となり、最後は際どく一手勝ちを収めました。

久しぶりにいい勝ち方が出来て、キッカケにしたいところ。
今月はもう一局あるので、いい流れのまま迎えたいものです。


それではまた
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2014年10月15日

千葉六段戦

振り駒で後手になり、角交換振り飛車へ。
苦しい展開でしたが、最後は接戦に。迎えた図。後手△が私です。


2014.10.14千葉 王座戦111手.gif


全く読んでいない手が飛んできたところ。本譜は混乱したまま指してしまい、それが敗着に。
唯一の勝ち筋は、△7七銀成からの猛襲。手順だけ示すと、△7七銀成▲同桂右△同角成▲同桂△8八金▲同金△同銀成▲同玉△7六桂▲9八玉△8八銀。
角金銀銀と渡して詰めろをかけるというもの。読んでいたのですが、さすがに渡しすぎで詰まされると思いました。
しかし後手玉は詰まないようです。この順なら勝ちでした。
翻って先手の▲6九桂も悪手だったようで、ここは勝利の女神が行ったり来たりしていたようです。

超難解で時間の無い中、終盤の際どいところで悪いほうに手がいっての負け。前局、前々局と同じパターンでの負け方で、より一層残念です。

棋譜入力システムは問題なく、むしろ今までよりも対局の環境面は向上した(対戦相手も同じような感想だった)ので、それに関しては良かったです。

また金曜日にも対局があるので、前を向いて頑張ります。
今日これからvsなので、流れを変えるような将棋を指したいものです。


それではまた
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2014年10月09日

金井五段戦

振り駒で先手になり、一手損角換わりに。
少し良かったのですが、受けすぎで逆に負け気味の終盤戦。
今▲7五桂に△6四玉と逃げたところ。
先手▲が私です。


2014.10.8金井 王位戦130手.gif


先手玉は△9七金からの詰めろ。後手玉に詰みはありません。
ここで▲6六銀が狙っていた勝負手。7七に逃げ道を作りました。
以下△9七金▲7七玉△9五角▲8六銀(!)△同歩▲6五銀(!)と銀の只捨て2連発で肉薄。
感想戦は2時間を超えるものでしたが、容易に結論のでない超難解な終盤戦でした。

しかし残念ながらゲタの預けたが悪く、中段できれいに詰まされてしまいました。
検討の感じでは勝ちも負けもふんだんにある、ジャンケンのような終盤戦でしたが、そこで勝ちを拾えないのもまた実力です。

悪い内容ではないものの勝ちに結びつかない、そんな将棋が続いています。
来週は珍しく2局あるので、切り替えてまた頑張ります。


それではまた
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2014年10月03日

八代四段戦

後手で角交換振り飛車を選択。
難解な将棋でしたが、中盤をうまく乗り切って優勢を築きました。
しかし簡単な決め手を逃して混戦に。
そこからミスもあってこちらはやむを得ない千日手模様でしたが、ギリギリで相手が打開して迎えた図。後手△が私です。7三の成桂を角と桂のどちらで取るかの選択。


2014.10.2八代 順位戦139手.gif


実戦は△同桂と取った手が敗着に。
△同角ならば非常に際どい勝負でした。

終盤は悪い方にばかり手がいく、冴えない一局でした。
悔しい逆転負けですが、めげずにまた精進します。


それではまた
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2014年09月20日

内藤九段戦

先手で角換わりに。内藤九段は棒銀でこられました。
指したことのない形でしたが、見よう見まねでまずまずの序盤でいけたようです。
一手損角換わりで棒銀や早繰り銀を研究しているので、それが活きたということもあります。

作戦勝ちでしたが踏み込みを欠いたことでリードを広げられず。好手も逃してしまい、最終盤は難解でした。
図は最後の場面。先手▲が私です。
詰まなければ勝ち、詰まされたら負け、覚悟を決めたところ。


2014.9.19内藤 順位戦109手.gif


△5四香や△5六銀など有力な王手が多く、非常に怖いところ。
しかし際どく不詰みでした。実戦も時間ギリギリまで使って逃げ切りました。
4三の成桂がいなければ△5二飛で詰み。ここに運を感じました。


順位戦はようやく初白星。珍しく短い間隔で次戦があります。
気を引き締めて、また頑張ります。


それではまた
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2014年09月15日

清水女流六段戦

振り駒で先手▲になり、3手目に▲2六歩と突いて居飛車志向に。結局定跡から外れた相矢倉戦になりました。

いま▲3五歩と仕掛けたところ。

2014.9.12清水 王位戦45手.gif

この歩がすんなり交換できて、▲3六銀▲3七桂▲4八飛という形を作れるとさしもの矢倉も崩壊します。
当然後手も反発してきましたが、そこをうまくとらえて優位を築くことができました。
以下は明快な手を逃したり詰みを逃したりと、やや集中を欠いたところは反省点ですが、安全運転で押し切りました。

上の図を左右反転すると

2014.9.12清水 左右反転.gif

相振り飛車になります。昔類似した形をよく指しました。
居飛車の経験が少なくても、相振り飛車の経験が活きてうまくいくこともあるのです。
居飛車は慣れぬ点も多いですが、芸域を広げるためにも今後もチャレンジしていこうと思います。


それではまた
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2014年09月01日

福崎九段戦

振り駒で先手になり、流行の中飛車左穴熊を採用。
といっても穴熊に組む直前に動かれて乱戦模様に。

最初のチャンスを逃してしまい、そこからはいい場面がありませんでした。
対局中は悪いながらも難しいと思っていた図。しかしここで好手を指されてしまいました。
先手▲が私です。


2014.8.30福崎 竜王戦60手.gif


△4一桂が好手。5三と3三の両方を受ける、一石二鳥の手になっています。
ここからも猛攻を仕掛けるも、あと一歩届きませんでした。

翌日はちょっと寄り道をして夕方に帰京。
先日メインPCがおかしくなってしまい、出発前日に発注したドスパラの新PCがちょうど届きました。
それらの設定に悪戦苦闘しているうちに日付が変わり、今も一部解決出来ず。。
おかげで更新も遅くなってしまいました。

調子上がらず悪循環に陥ったままですが、苦しい時ほど改善の道が見つけやすいもの。色々と取り組みながら次に向けてまた頑張ります。


それではまた
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2014年08月23日

西尾六段戦

後手でゴキゲン中飛車を採用すると、1戦目の村田(顕)五段戦の持将棋指し直し局と同様、▲5八金右型の超急戦に。

前回は完敗だったので、先に手を変えました。
今年の棋王戦で渡辺棋王が指した手ですね。


2014.8.22西尾 順位戦22手.gif


私自身も昔指しており、久しぶりの採用。
この手は積極的な手ではありませんが、じっくりした戦いになるので長い持ち時間向きの手だと見て研究を重ねていました。

しかし途中で研究に齟齬があることに気が付き(実際に悪いかは難しいところだった)予定変更。
以下はやや分の悪い戦いとなり、押し切られてしまいました。

ゴキゲン中飛車、そしてこの形はかれこれ10年以上指されていて、ずいぶん研究しました。それを活かして得意にしていましたが、ここ最近は連敗です。
全体の進歩に乗り遅れ気味だと自覚しています。この将棋もまさにそうでした。一時期勉強に身が入らなかったのがここにきて響いてきているようです。
最近は勉強法を変えたこともあって手応えは感じています。また追いつけるように地道な努力をするよりありません。頑張ります。


それではまた
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2014年08月05日

堀口(一)七段戦

振り駒で後手になり、ゴキゲン中飛車vs▲4七銀型急戦に。
最近は▲3七銀型の超速系ばかりだったので、対策を思い出すのに苦労しました。
迎えた図。後手△が私です。


2014.8.4堀口一 朝日杯31手.gif


1歩でも渡せば飛が詰んでしまう格好。
見たことのある筋の仕掛けで、おぼろげに△5四歩が好手という記憶がありました。
帰宅後に調べると5年以上前に前例アリ。その当時勉強したことが月日経った今になって活きました。

△5四歩に▲4六金△6五歩▲同銀△5五歩▲5四歩△6四歩▲同銀△5四飛。長手数進めましたが、△5四飛までいくと飛が楽になりました。落ち着けば1歩得が生きてきます。
その後もまずまずうまく指せて制勝しました。

終了後は同じく対局だった大先輩の棋士と飲みに。
色々といいお話を聞かせていただき、モチベーションが上がりました。
楽しいお話もたくさんで、幸せな時間でした。


それではまた
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2014年07月12日

千田四段戦

後手で振り飛車穴熊へ。先手は6筋位取りで対抗してきて、昭和の将棋になりました。
平成の感覚では穴熊が勝ちやすいところでしたが、決戦のところでの読み違いでリードを許し、わずかに届きませんでした。

夕食休憩を挟んで考えた所で色々と読み間違いがあり、それが勝敗に直結してしまいました。
甘いです。

昨日は午前中メールの処理など仕事をしていました。
昼過ぎ、急に部屋の配置を変えたくなり、まだだった衣替えやら諸々の整理も一緒に。
すると引っ越したばかりのような部屋になってしまい、しかも昨日だけでは終わらず。。
今日の夕方になってようやくPCの前にゆっくり座れるようになり、更新しました。
でもまだ完全には終わっておらず、一体どんだけかかるのやら。

忙しいと身の回りのことに頓着しなくなってしまい、いけませんね。
環境を変えて気分も変え、また頑張ります。


それではまた
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2014年07月03日

藤倉五段戦

振り駒で先手になり、相手の振り飛車を迎え撃つ格好に。
いつもと景色が逆だと、感じ方も異なります。
(振り飛車をもって)自信の無い展開と思っていましたが、居飛車を持つとそれはそれで大変でした。

モバイル中継をご覧の方はご存知かと思いますが、結果は残念でした。
感想戦の時間が短かった(相手は次の対局がある)ので、敗因がよく分かりませんでした。精査したところ、銀を逃げたのが良くなかったようです。


2014.7.2藤倉 棋聖戦68手.gif


ここは銀を逃げずに攻め合えば、少し分のある形勢だったようです。
少し有利かと思っていたのに、しばらく進んだら自信がなくなっていて、その判断は正しかったかと。
ただ指し手が間違えてしまえば元も子もありません。

白星が増えてこず、苦しいです。
でも結局は自分がやれることを一つずつこなすよりありません。
地道に少しずつ、頑張っていきます。


それではまた
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2014年06月20日

村田(顕)五段戦

全て終わったのは5時30分過ぎ。長い戦いでした。

先手で横歩取りの激しい変化に。
最近練習では居飛車を取り入れていて違和感もなくなってきていますが、この大切な一戦での採用は最初緊張しました。
大決戦からうまく指せて有利になるも、決め方を間違えて混戦に。
互いに捕まえきれず入玉。最後は点数が足りるかギリギリでしたが、なんとか24点にたどり着きました。
途中でポカで1点無駄にして、これで24点に足りなかったらアホすぎると思っていました。

指し直しは2時30分過ぎから。ゴキゲンの超急戦に。
研究から漏れていた手があり、それが致命傷。
大差になるのは戦法の性質上やむを得ませんが、大熱戦の後だけにより残念でした。

黒星スタートは無念ですが、十分すぎるほど順位戦らしさを味わった一局だったので、今後につなげていきたいです。


帰宅してお風呂に入ったらちょうどW杯の日本戦でした。
こちらも残念な内容&結果でしたね。。


それではまた
posted by 遠山雄亮 at 12:00| Comment(3) | TrackBack(0) | 対局結果 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする