2006年04月11日

研究会の一コマ

 昨日の研究会は、眠かった・・・
 もちろん将棋は一生懸命指し、こんな時に限って良い結果。かえって良かった、とは全く思いませんが、体の調子が悪い状態でも良い将棋を指した事は評価できるかな。

 今日は昨日指した将棋から


小倉戦 18.4.10


 私は後手。今△17香成と先手の銀を取って▲同香と取り返したところ。
 形勢はずいぶん後手が良い。ただ既に30秒将棋(一手30秒未満で指さなくてはいけない)なので油断は禁物。
 先手の11飛が後手の61金に当たっているのが嫌味。▲33歩成も指したいであろうし、後手としてはやや焦らされている。
 さてここで私は悪手を指したのですが、好手を発見してみてください。制限時間は30秒。それ以内に見つければ素晴らしい!
 
 正解は△16歩。これが好手。
以下▲61飛成には△28銀▲同玉△17角成▲29玉△28飛以下詰み。
以下▲同香には△17角成で必至。
なので▲同飛成の一手ですが、手筋一発で金取りが解消され、以下△37歩成▲同銀△36歩と攻めたててお終いでした。

 それが私は、△16歩が第一感も何故かこんな簡単な詰みが読みきれず、△51銀と受ける。そうしたら▲54香とかさにかかってこられ慌てる事に。
 最後は勝てたものの、随分冷や汗をかきました。

  今日からついに名人戦が始まりました。
 森内ー谷川戦は今まで無かったカードで非常に楽しみです。
 詳細はいつものこちらで。
 また、名人戦は衛星放送でも放送しています。スケジュールはこちらで。
 また大盤解説会はこちらで。

 それぞれご確認ください。是非名人戦をご堪能ください!


 それではまた
posted by 遠山雄亮 at 14:16| Comment(5) | TrackBack(0) | vs・研究会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月04日

VS後反省

 昨日は朝から将棋会館でvs。結果はまずまずも、どうも悪手の数が多く、まだまだ弱いなぁと反省。ただ調子は上向きなので、明後日の対局にはそこそこの状態で臨めそうです。

 対局中、関西からTVの収録でいらしていた関西所属の棋士から急に話し掛けられる。何かと思うと、このブログの事を読んでいただいているようで、ちょっぴりだけ誉めていただいた。
 嬉しかったが対局中だったので、あまりお話できなくて残念。また、その将棋も逆転負けして残念(別に負けた言い訳ではありません笑)。

 終わった後、やる事がたまっているので早く帰らねば、と思いつつ、仲の良い仲間棋士に誘われてふらふらと遊びに。
 結局夜遅くに帰宅。そして猛反省。昨日は遊んではいけなかった・・・

 やる事が多くて迷ったものの、やはり羽生ー藤井戦を生で観たいという棋士の本能は勝てず、八王子に向かいます。もし会場で私をみかけたら、気軽に声かけてください!


 それではまた
posted by 遠山雄亮 at 11:31| Comment(2) | TrackBack(0) | vs・研究会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月03日

一番長い日

 昨日は先輩棋士の自宅でvs。 内容はおいておいて、自宅には最近産まれたお子さんがいる。今まだ1歳未満。
 この子がもうめちゃくちゃかわいい!手とか足とか小さくてお人形さんみたい。少し抱かせてもらったのだが、もうとにかく癒されまくり。
 きっとどんなに嫌な事や辛い事があったとしても、こんなかわいい子供が家にいれば頑張れるだろうなぁ、と思った。
 自分のまわりに、もちろん自分にも子供がいないので、とっても新鮮で素晴らしい体験が出来た。無事にすくすくと成長する事を祈ってます。

 
 今日はA級順位戦最終戦。衛星放送は結局「12時15分〜13時、17時〜18時、22時〜25時半」という時間帯で放送するそうです。今まで観た事無い、という方も絶対お薦めです。是非観て下さい!

 私の注目カードは羽生ー森下。 週刊将棋に出てたのですが、羽生四冠は最終戦に滅法強く、しかも負かした相手が降級した事が何度もあるそう。そういえば去年もそうでした。今年もそうなってしまうのか。森下九段は全てを賭けてこの一戦に挑んでくるでしょう。お互いに勝ちたい、という気持ちが前面に出そうなこの一戦が非常に楽しみです。

 私も将棋会館に勉強にしに行く予定です。解説会も時々覗きますので、もし見つけたら一声かけてください!
  
 バカ詰めの解答はまた日曜に載せます。

 それではまた
 
posted by 遠山雄亮 at 13:09| Comment(2) | TrackBack(0) | vs・研究会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月01日

奇跡の寄り筋

 昨日は研究会。その中で非常に面白い将棋があったので取り上げてみます。
 後手が私で、ゴキゲン中飛車の急戦調の将棋から、30秒将棋のなか下の局面を迎えました。

飯島@-2.28 

 ここまで優勢に進めていると思っていて、ここで先手の攻めを凌げば勝ちだと思っていました。
 もう少し詳しく説明すると、次に後手から、△56桂や△54香や△95角といった有力な攻めがあり、後手玉は危険な状態ながら先手に攻め駒が少ないので、詰めろが続く事は無さそう。→という事は優勢だ、と思っていたのです。


 そこで先手が▲53歩(!)と指してきた。

飯島A-2.28

 これが何と▲82銀〜▲71飛の詰めろ。△同金と取ると▲62銀以下詰まされる。△72金と受けると▲52銀と絡まれて、これが詰めろでまずい。
 実戦は慌てて△55角と攻防気味に打つも、先手玉への詰めろになってないので▲52銀と畳かけられて負け筋になりました。
 
 しかし終局後の感想戦でも良い受けが見つからない。
 △61玉としたいのだが、▲81飛が歩切れをつく好手。この後さらに歩切れをついて▲58飛と活用する筋もあって勝てない。
 また、△72玉とするのもあるが、▲82銀とされ、△61金には▲81飛と絡まれると、詰めろではないが、先手玉に詰めろがかからない(金を手放した為)ので勝てない。

 という事で色々やった結果、▲53歩とされて受けが無い、との結論。もし良い手がある、という方はコメントください。不思議な将棋でした。
 
 この将棋勝った方が研究会のリーグ戦で優勝という大一番だった。うーん、残念・・・ と思いきや、相手の思わぬ失着で再逆転して勝ち。 どんなものでも優勝とは嬉しいものです。

  
 今日から3月ですが、なかなか暖かくならないですね。

 それではまた
 
posted by 遠山雄亮 at 14:33| Comment(2) | TrackBack(0) | vs・研究会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月15日

全ては佳境へ・・・

 昨日は後輩とvs。公私ともにお世話になっている仲間で、昨日で会うのは3日連続。。
 将棋は白熱した戦いで面白かった。

 終わって順位戦を観る予定だったのですが、ちょっと疲れがたまっているので帰宅。ネットで観戦しました。
 昇級に絡む、橋本ー村田と佐藤(紳)ー阿久津と矢倉ー中村は0時を軽く超える大熱戦で、ネット越しにも迫力が伝わってきました。結果はこちら。表はこちら

 C2は、昇級枠は3名。上から順に、安用寺五段・村山四段・阿久津五段が自力。3人とも勝てば昇級。逆に負けるとほぼ目が無くなります。最終戦は全員嫌な相手を残しており油断ならない情勢。順位の差で自力ではない2敗勢が3人いるので、まだまだわかりません。
 注目の最終戦は3/14に行われます。
 昨日はバレンタイン決戦、そして最終戦はホワイトデー決戦ですね。

 これで順位戦は全クラスが最終戦を残すのみ。

 
 私は明日対局です。相手は飯島五段。同じ歳でずっと戦ってきた相手。 でもずっと飯島五段は前を走っていて、今も向こうはC1で五段と前を走っています。 なのでこのへんでちょっとは借りを返したいところ。
 棋戦は棋王戦なので持ち時間は4時間。終局予定時刻は推定19:30〜20:00なので、しっかり体調整えていきます。

 今日は午前中色々あり、更新が大幅に遅くなってしまいました。

 それではまた
posted by 遠山雄亮 at 16:41| Comment(2) | TrackBack(0) | vs・研究会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月11日

信じられません

 昨日は先輩棋士とVS。
 その中で非常に面白い場面があったので、ちょっと見ていただきたいと思います。

 高野戦

 現在先手が▲46飛と王手してきたところ。 △15玉なら▲16銀△14玉▲26桂でぴったり詰みとなります。
 そこで実戦は△26桂(!)と詰め将棋のような中合い。▲同飛△15玉▲16銀△14玉と進み、

高野戦@-1

 こうしてみると、先手の飛が邪魔して桂が打てないため後手玉は詰まない。ただ先手の玉も詰まないため、詰めろが続けば先手は良い。
 その方針に基づき先手は詰めろをかけてくる。以下▲27桂△42角と進む。

高野戦@−2

 この局面、先手に歩があれば詰み。また、歩を入手すれば受け無し。
 しかし先手は取る駒が無い・・・
 ただ先手の玉は依然詰まないので、うまく詰めろをかければ勝ち。
 しかし実戦は秒読みに追われた先手が間違えて逆転負けとなりました。

 で、私はどっちかって? 後手でした。粘った甲斐がありました☆ 切られ役にしてしまった先輩、ごめんなさい。
 それにしてもこんな中合いが実戦で現れるなんて…ちょっと信じられませんでした。


 夜は順位戦を勉強。 順位戦は不思議なもので、押し迫れば押し迫るほど好局が増えてくる。
 昨日はB1とB2が一斉対局。控え室はすごい人で熱気に包まれていました。
 本当に熱戦ぞろい。 その中でも一番検討されていたのが▲小野△屋敷戦。超難解な終盤で、対局も終わって2時近くまで検討されても結論が出ない。ずっと後手が勝ちそうと言われていたが、どうしても具体的な勝ちの順がわからない。 結局その判断が間違っていたのかもしれない。結果も先手の勝ちで、将棋の奥深さを改めて感じました。 詳細は週刊将棋等で御覧になってください。

 より順位戦を理解していただくためにも状況を整理しておきます。

 B1は深浦八段が昇級を決めていて、後1枠を、中川七段と阿部七段が争う。阿部七段は最終戦が抜け番のため、最終戦に中川七段が勝てば昇級、負ければ阿部七段が昇級となります。
 また、降級の方は、危ない順に、北浜七段・島八段・先崎八段で、最終戦の組み合わせの関係で、この3人の誰かになりますが、全員自分が勝てば残留となります。 すごいメンバーで、この中の誰かが降級とは信じられません。。
 最終戦は3/17に行なわれます。

 B2は昨日上位陣が総崩れ。そして急浮上してきたのが、66歳の大ベテラン内藤九段!最終戦に勝てば文句無しに昇級となります。
 もしそうなれば空前絶後の大快挙となると思います。毎期勝ち越しされていましたが、年をとると勝てなくなると言われる将棋界において、内藤九段は66歳! 信じられません。素晴らしい事です。
大注目の最終戦は3/10に行なわれます。

 最後は囲碁将棋ジャーナルの矢内さんの口調に似た感じですね(笑) その矢内さんは今日、予想通り番組内で照れまくりでした☆

 昨日は3時迄検討して、棋士仲間とタクシーに相乗りして帰宅。 さすがに疲れはてました。。

 それにしても、あの熱気、熱戦をファンの方に一部しか感じていただけないのは本当にもったいないし歯痒い、と思います。

 今日はかなり長くなってしまいました。

 それではまた
posted by 遠山雄亮 at 12:26| Comment(8) | TrackBack(0) | vs・研究会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月07日

昨日は先輩棋士とVS

 このVSや研究会、どういうイメージなんでしょう? 男数人が盤の前で黙々と皆にこりともせずに指して、という感じでしょうか?

 実は意外と和気靄々とやってるんです。まぁ指してる時はさすがに黙々と指してますが。
 やはり「研究」会なので、勝敗も大切だけど、研究も大切。 実際、指すより感想戦の方が長い、なんて事も多いです。実際に、指すの1時間、その後メンバー4人で延々感想戦をしていて、そのまま終わり、なんて事もありました。
 そしてそれを実際に自分の対局(つまり本番)に生かせるかどうかは自分次第、となるのです。

 なので勝敗にはそこまでこだわりはありませんが、調子のバロメーターとなるのも事実。あんまり負けすぎるのも嫌なもの。最近、ちょっとそこが悩み。 次の対局までに立て直さなければ。
 どれくらい負けてるかって? そっとしてあげてください(笑)

 それではまた
posted by 遠山雄亮 at 12:08| Comment(0) | TrackBack(0) | vs・研究会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月31日

投了、また投了・・・

 昨日は休日の予定だったのですが、前日に発熱した仲間棋士から連絡を受け、急遽研究会の代打に。
 先輩棋士も多い研究会で気合も入っていたのですが、出来が悪すぎてぼろぼろ・・・ 
 自分の研究で、使えるのが見つかったのは収穫ですが、それにしてもひどい将棋だらけでした。

 ま、終わった事は忘れて、その後は一緒に研究会をしていた、幼なじみでもあり、盟友ともよばれ、親友ともいえる、悪友ともよばれる、そんな同期の棋士仲間と夕飯へ。

 とめどもなく色々な話をして、相変わらずお互いの感性がずれつつ話は合う、みたいな妙な感じで楽しかった。
 そんななか、まぁ健全な男子同士として(?)女の子の話にもなった。 そこで彼の思わぬ一面を発見。彼の名誉のためにここでは伏せておくが、あまりにもその事が面白くいじめまくる。抵抗してきてかわいい奴だ、と思っていたらそのうち反撃に出られる。 それがこちらの痛い所ばかり。形をかえた「かゆいところに手が届く」みたいな感じに攻められ続け、逆にこちらが陥落。
 夜の部も投了となってしまいました。

 今日から将棋会館近くの東京体育館では「東レパンパシフィックオープン」が始まりました。何だよそれ?という方も、シャラポアやヒンギスが来ている、と言えば、あぁテニスか、と分かられるかと思います。 
 毎年この季節は何となく胸が躍ります!! いつ行こうかな〜

 後、少し告知を。明日はA級8回戦が行われ、将棋会館では大盤解説が行われます。詳細はこちら。 その中のイベントの一環として、私も19時から指導対局を行います。
 たくさんの方のご来場をお待ちしております。

 それではまた
posted by 遠山雄亮 at 14:26| Comment(1) | TrackBack(0) | vs・研究会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月25日

次の一手解答!

 昨日は何人かの方にコメントいただき、ありがとうございます。

 さてさっそく解答を

 
 第一問

木村戦@

 答えは▲44歩です。これが好手。 後手が飛や角で取ると、▲45銀と打たれて参ってしまいます。そこで△同銀とするよりないですが、▲43銀△53飛▲34銀成と進めると

木村戦@-2

と上の図のようになり、先手の駒得が約束され優勢となります。実戦もそう進み、参りました(涙)この後頑張り、一手違いまで持ち込むも、▲96歩型と△93歩型の差で、しっかり負かされました。
 ちなみに、コメントの中でこんな手食うなよ、という意見があったので、一応弁解を。 2手前より▲45歩△43銀と進んだところなのですが、▲45歩が非凡な好手(▲45銀だとばかり思っていた)で、そこですでにしびれているようです。


 さてさてどうでしたか?続いて第2問

 木村戦A


 正解は▲24桂です。これが攻防の好手。 後手が平凡に△同歩とすると▲14角が王手銀取りとなり、急所の銀を取れるので良しです。  そこで問題は△22玉の時ですが、▲12金△33玉▲34歩△同玉と攻め立て、そこで▲25角が好手。↓の図

 木村戦A-2

 こう進めれば△36銀が取れますし、そうすれば△48成銀も取れる形で、先手優勢となります。
 このように相手の玉を王手王手として、急所の駒を取ってしまう、というのは高等テクニックですが、非常に重要なテクニックです。

 ちなみに他では▲48飛くらいですが、△18金▲同歩△同歩成▲39玉△27桂▲同銀△同銀成と攻め立てられて、後手玉が詰みにくい状態なので、先手いけません。
 実戦は△同歩▲14角△23桂▲36角と進み以下押し切る事ができました。



 初めての試みでしたが、どうでしたか? また面白い将棋があれば紹介したいと思います。

 
 昨日は研究会でした。「研究会」なので、4人で行います。もう随分長くやっていて、先輩方にお世話になっています。

 昨日は将棋の内容も含め、良い事の少ない一日。なんか気分も落ち気味で、ビークルもいまいちしっくりこない感じ。  けど、一日の一番最後に良い事があったら、急にどうでもよくなりました☆  我ながら単純だな・・・

 今日はこれから、新潟在住棋士とご飯食べてきます。 最近バタバタしていて、コメントに返事書いたりできず、申し訳ない。 また、我が家のEメールがおかしく、こちらも出していない方にお詫びします。

 それではまた 
posted by 遠山雄亮 at 10:26| Comment(4) | TrackBack(0) | vs・研究会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月24日

次の一手!

 昨日は先輩とVS。目標とする棋士なので、気合を入れて挑む・・・も壁は厚いですね。課題も多く、勉強になりました。
 で、その先輩棋士に了解を得たので、今日はそのVSで指した実戦から図面を使って、次の一手を出したいと思います。

 

 まずは1問目。実戦からの問題なので、そんなに易しくない、かもしれません。一応、そんなに難しくないつもりなので、ぜひ挑戦してみてください。

 
 木村戦@


 実戦は私が後手。先手の先輩棋士に次の手を指されてしびれました。ヒントは軽妙な手。3手読んで下さい





 どうでしょうか?それでは2問目

 木村戦A

 これは実戦も私が先手。大優勢を大悪手で一気に差をつめられ、一気に追い込まれました。この△36銀でかなり受け難い格好ですが、攻防の一着で再び優勢を築きました。これは3手以上読まなければなりませんが、気が付けばそんなに難しくはないはず。



 さて初めての試みですがどうでしょう? 解答は明日のブログで発表します。ちなみに2問とも正解しても何も出ないのであしからず・・・

 将棋がいまいちわからない、という方にはてちょっと申し訳ないです。まぁでも一応棋士のブログなので、たまには将棋の事も、と思ってやってみました。

 それではまた
posted by 遠山雄亮 at 00:32| Comment(3) | TrackBack(0) | vs・研究会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月13日

vs

 昨日はいわゆる「vs」。一口に言えば練習将棋を指す事である。いわゆる「研究会」とは若干意味が違うもので、1対1でやる研究会、というのは無いのである。 というわけで昨日は最近一人暮らしを始めた若手棋士と「vs」。研究が試せて、しかも少し手応えもあり、有意義な時間だった。

 この「vs」と「研究会」、似て非なる物で、私は「vs」が好きである。「研究会」が嫌いな訳ではない。どちらにもメリット・デメリットがあり、私は何となく「vs」が好きなのである。 色々な「研究会」に代打で行って(研究会は4人以上でやるので、結構対局等で急に行けない人が出やすい)指した事無い人と将棋を指すのは好きなので、関係者の方々、「代打遠山」たまに使ってください。

 この「vs」で先輩等に教わり、そして夜にご飯を食べながらまた今度は将棋以外の事を教わる、という事は、私の、将棋の、そして人生の、大きな土台となっている。なのでそういった先輩方々には大変感謝しております。自分もそうなっていかなければいけませんね。

 約1週間続けてきた。毎日更新する事はとても労力のいる事なのだな、と感じている。けれど見てくださる方が増えていて、またコメント等を残していただいているので、やる気は満々でいます。
 まだまだ書きたい事はいっぱいあるので、これからもよろしく。
 それにしても、自分の気分次第で文章の感じが全然違う(汗)わかりやすい性格だな。

 それではまた
posted by 遠山雄亮 at 13:32| Comment(0) | TrackBack(0) | vs・研究会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする