2006年11月30日

明日は対局

 昨日は朝に将棋会館へ。vs。短時間だったが、集中して指す事でいつもより良い将棋が指せる、事もある(笑) 昨日はイマイチでした。

 さてその後は棋士会へ。いつもより棋士の数はやや多いくらい。対局が多い(正確には常連メンバーが対局をしていた)事を考えればまずまずの人数。

 棋士会の内容はお伝えできませんが、そんなに大きな動きはありませんでした。
 もちろん女流の独立の話も出ましたが、まずは12/1の女流棋士臨時総会を待つべき、という雰囲気が占めていました。まぁ当然ですね。

 その後は用事を済ませた後、年代の近い棋士らと色々話して帰宅。

 明日は女流棋士臨時総会がある日ですが、私の対局の日でもあります。竜王戦の1回戦、大野六段戦です。
 大野六段とは8月に指して以来2局目。まずは良い将棋が指せるよう頑張ります!

 竜王戦第4局は渡辺竜王のペースでずっと進んでいると思います。ただこのまま終わらないのが今期の竜王戦。これから先も注目です。


 それではまた

 
ラベル:将棋 女流棋士
posted by 遠山雄亮 at 11:58| Comment(2) | TrackBack(1) | vs・研究会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月29日

野球に例えて

 昨日は研究会。その中でも先輩棋士と指した将棋がすごかった。よくいえば名局、悪くいえばひどすぎた・・・

 今日はそれを野球に例えてみます。

 まず私が2回までに8失点。つまり序盤で大失敗して不利を通り越して敗勢に。
 それをじりじり点を返し、7回表についに逆転!
 ところが7回裏に再び再逆転。
 それをまた8回表に逆転。
 しかししかし、8回裏に登板させたピッチャーが大誤算。同点にされたうえ、あろう事か3ランホームランを打たれる始末。

 最後は呆れて9回表三者凡退でゲームセット。

 流れをつかんでいただけましたでしょうか。ひどいうっかりから敗勢になった将棋をせっかく逆転したのに・・・
 7回裏の場面では、金取りに飛を打たれたところで、金を逃げながら銀を取ったのが悪手。
 8回裏の同点の場面では、香で王手され、逃げるか合い駒かの二択で誤り転落・・・
 
 本当に将棋は難しいです。だからこそ面白いとも言えるのですが。

 今日は棋士会へ。これほど議題の多い棋士会は今まででも例は見ないのでは?!しっかり聞いてこなければ。

 そして今日から竜王戦第4局が始まります。
 中継は竜王戦中継サイト

 衛星放送は次の通り

解 説:木村 一基 七段
きき手:村田 智穂 女流初段

衛星第2テレビ
11月29日 午前9時00分〜10時00分/午後5時00分〜6時00分
11月30日 午前9時00分〜10時00分/午後4時00分〜6時00分
※ダイジェスト 12月 1日 午前0時50分〜1時05分

 合わせてよろしくお願いします。

 渡辺竜王の先手番。佐藤棋聖の一手損角換わりと予想します。熱戦続く竜王戦。私も非常に楽しみにしています。


 それではまた
ラベル:将棋
posted by 遠山雄亮 at 00:36| Comment(6) | TrackBack(1) | vs・研究会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月24日

慌しく・・・

 今日はvsで連盟へ。呆れるくらいひどい内容で散々。日によって波が大きいのは自分の悪いところ。もう少し安定して指せないといけませんね。

 一旦家に戻り、今ブログを更新しています。

 これから仕事へ。初めての所にうかがいます。とはいってもお酒は何度もご一緒した事があり、将棋を指すのは初めて。手順がおかしいですね(笑)

 ここ最近バタバタと忙しい日々を送っています。風邪をひかないように気を付けます。
 おかげで携帯電話もまだ最低限の機能しか使えません・・・

 今日は順位戦B級1組とB級2組が一斉対局です。詳細は名人戦棋譜速報


 それではまた
posted by 遠山雄亮 at 17:21| Comment(2) | TrackBack(0) | vs・研究会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月02日

竜王戦感想戦

 昨日はVSで将棋会館へ。竜王戦と似たような形を指す。まだまだこの戦法は奥が深いようです。

 昼はVS相手と一緒に、沖縄の支部の方とランチ。お久しぶりでしたが、お元気そうで何より。楽しいお話を色々と聞かせていただき、有意義でした。

 夕方から衛星放送を観ながら控え室で若手数人で検討を始める。
 ここからは是非竜王戦中継サイト棋譜再現を見ながらお楽しみください。特に棋譜再現のコメント欄は非常に詳しい解説や感想戦の事が出ていて素晴らしいです。

 難解な序盤戦。私の目からは理解が難しい事も多く、研究課題になり得る場面が多かった。
 中盤、馬が出来て佐藤棋聖がまずまずかという気もしましたが、渡辺竜王も厚みを生かして反撃。 
 そして眼目の一手、78手目△66銀が出ます。これには驚きました。銀が詰んでいるのですから。しかしそれは佐藤棋聖の深い読みの一部。銀を取らせてもいけると見ていたわけです。こういう手はなかなか浮かばない手。しかもこれはその場で見えた手ではなく、前の手の時に候補に入っていたはずなので、そこまで読んでいるのかと驚きました。

 しかしこの将棋はこのままでは終わりません。というかまだ半分位。

 そして91手目▲61銀が渡辺竜王らしい好手。関東の控え室ではやや佐藤乗りだったのですが、これで△62金打としなくてはいけないのでは、後手が良いとはいえない感じ。というのも、こういう▲61銀のような手に対して、△62金寄や△71金と出来ないようでは大変としたものなのです。

 そして93手目▲65銀左に対して△57飛成と飛び込み終盤戦に突入。しかし、この94手目で△76歩と打つのはどうだったか。関東の控え室ではこれで後手が良いとされていたのだが、コメント欄や感想戦でも触れられている様子が無く不思議である。うちらが間違っているのかもしれないが。

 △76歩に対しては▲同銀は今出た銀を引くだけなのでありえない。となると、@▲54銀と飛を取るかA▲85桂と逃げるくらいだが、
 @△77歩成▲同金△54金▲72銀成△同金と進み、▲31飛が馬取りの先手だが、△44馬と交わした手が攻防に利く位置となり、後手が良さそう。
 Aこれには△44馬が絶好。▲54銀には△66馬と王手で飛び出して良し。▲67歩には△57飛成と逃げながら飛を成り込めます(ちなみにこれを銀で取ると玉を取られます)

 こんな事を検討していたのだが、実戦はバタバタ進み、▲101手目の▲79歩で渡辺陣が固くなり、どうやら竜王が勝ったのではないか、となり始めた。
 途中121手目の▲71角では▲71金が明快と言われていたが、▲71角でも寄りそうなので、まぁ大丈夫なのだろうと。
 
 ところが123手目▲75馬に△84銀打と受けた局面で検討陣の手が止まる。

 ここから大混戦が始まった。

 どうにもなかなか先手が勝てないのだ。図面も更新されないのでどうやら竜王も固まっている様子。以下▲85桂とすれば△82金の一手だが、そこで寄せがみつからない。
 簡単に寄りそうなのですが、渡して良い駒の選別も難しい。何度も検討陣が寄せをみつけたと言って手順を示すも、粘り強い後手陣に跳ね返される。

 そして▲84同馬が指された、と一報が入り、検討陣から悲鳴が上がる。全く検討されていない手なうえに、とても寄るとは思えないからだ。

 案の定まずかったようだが、他に寄せる手も無かった様子。ならば▲同馬で▲85桂△82金と浪費させてから▲76馬と逃げて、仕切りなおしを狙う手もあったか。

 そしてその後の攻防は凄かった。壮絶だった。ここからは筆舌に尽くしがたいので、棋譜再現のコメント欄や来週の週刊将棋でご確認を。

 それにしても、これほどまでに将棋は難しいのか、という事を再確認させられる一局だった。特に終盤は将棋の醍醐味が詰まっていた。手の善悪は関係無く、お互いの執念がぶつかり合っていた。

 この勝負を制した佐藤棋聖は大きなアドバンテージを得たはずです。でも渡辺竜王も巻き返しを図る事は必至なので、竜王戦はこれからますますヒートアップしてくる事と思います。

 検討陣も良い将棋を見た満足感に浸りながら焼肉を食べて解散。長い一日でした。

 それにしても衛星放送では一番面白いところが放送出来ず、とてももったいない気がしました。この終盤戦をTVで放送出来たらどんなに良かったか、と考えると惜しくてなりません。

 昨日は沢山のコメントありがとうございます。また何かありましたら、こうして解説したいと思います。


 それではまた
 
ラベル:将棋 竜王戦
posted by 遠山雄亮 at 15:17| Comment(3) | TrackBack(1) | vs・研究会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月24日

お疲れ気味

 昨日は朝からVS。ブログを遅くまで書いていたおかげ(?)で寝不足気味。
 とはいえわりと内容のある将棋が指せて良かった。
 それにしても序盤がひどく、反省反省。。

 終わった後はまたも飲みに。これで5日間連続で飲みに行った事に。そこまでお酒の強くない私にはやや堪えました。というわけで昨日は控え目に。

 今日は好対局も多く将棋会館に勉強しに行く予定でしたが、あまりにも疲れがたまっていたので取りやめ。自宅で色々と用事を済ませる事に。
 いざ用事を始めたらあるわあるわ。それで今日は遅めの更新。それでも予定の半分近くしか出来ていない事に愕然としています。

 夜は 名人戦棋譜速報 で羽生ー佐藤戦を観ながら用事を済ませます。また明日からは忙しい生活になりそうです。

 おっ、今ちょうどネット観戦していた女流王位戦第3局が終了。挑戦者の石橋女流四段が勝って1勝を返しました。終盤は非常に難解で、どちらが勝っているか分からない、大熱戦でした。途中までは清水女流王位が有利かと見ていましたが・・・
 こちらのネット中継はボリュームたっぷり。棋譜と共に是非ご覧ください。
 
 
 それではまた
ラベル:将棋
posted by 遠山雄亮 at 19:22| Comment(2) | TrackBack(0) | vs・研究会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月21日

バタバタと

 昨日は昼から研究会。
 先輩棋士に流行の「糸谷流右玉」を指されてびっくり。しかも完敗・・・ この戦法を見ると、将棋にはまだまだ色々な可能性がある事を感じさせられます。

 終わった後、代官山へ。約束の時間まで少しあったので、カフェで珈琲を飲みながらちょっと読書。素敵な時間です。

 代官山のとある店へ仲の良い棋士と飲みに。来月大変なイベントがあるそうで、その話を聞く。そして後半は将棋界の事について。彼とはこういう事を話す数少ない仲間。久しぶりにじっくり話をしました。
 「今自分に出来る事は何なのか、を見つける事が大切」という話をしました。棋士一人一人の力は大きくない。けれどそこをうまく工夫して、皆が力を合わせれば大きな力になる、とそんな事を。ただ現実には・・・
 この棋士は将棋以外のブログをしているのですが、将棋界の事をきちっと語るようなブログをして欲しいです。私自身も読んでみたいですね。

 また、こういったブログでどこまでの事を書いて良いものか、という事も私の悩みであり、相談にも乗ってもらいました。私としてはドンドンオープンにしていきたいのですが、その反面言わなくても良い、という事もあるはずで、そのへんの境がとても難しいです。

 一軒では物足りず、知り合いが働いている飲み屋へ。彼は元々ここに来たかったような?!
 ここでは今までと違うノリ。まぁお酒がまわっていたのもあります。
 22:30にラストオーダーだったのに結局0時過ぎまで居座ってしまいました。
 途中その知り合いに強烈な一言を食い、酔いが倍くらいまわりました(苦笑)

 終電で帰宅。今日もこれから仕事で出掛けます。
 
 最近なかなかレス出来ずすいません。コメントは全部読ませていただいています。
 そうしてコメントを読んだり昨日のような話をしたりしていると、色々勉強になります。また、自分の考え方が少し変わる事もあり、なかなか真面目な話が前に進まず、書いては消して、になっています。また近いうちにそちらは更新します。
 やはり真面目な話を書いている棋士がこちらにもいるので、是非見てみてください。私の書いている中にも登場する棋士です。
 
 
 それではまた
posted by 遠山雄亮 at 11:16| Comment(8) | TrackBack(0) | vs・研究会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月18日

ひたすら・・・

 昨日は朝からVS。最近しっかりと練習将棋を指す機会が無かったので、貴重な時間。
 2局じっくり指す。どちらも激しい戦型で、対局と感想戦、どちらが長かったか分かりませんでした(汗)
 夕方までひたすら将棋。

 そしてその後は、どこかのブログにも出ていましたが麻雀大会に参戦。仲間うちが大人数で集まり、予選もあったりかなり本格的。
 最近は月に1回位でしたが、運も良く決勝に残る。
 最後はどこかのブログの人同様、チャンスを逃して優勝をさらわれました。
 でもひたすら麻雀に没頭し、それはそれで楽しかった。
 
 終わってから皆で打ち上げに。そんなに大人数で飲む事も珍しい。ひたすら飲み喋り、楽しい時間。普段あまり一緒に飲まない人もいたりして、発見があったりもしました。

 そして今日はRSSの構築をひたすら行っていました。出かけたりもしてすっかりこんな時間に。
 RSSは結局「はてな」のを使う事にしました。このサイトは「勝手に将棋アンテナ」や「勝手に将棋トピックス」で使われています。

 今日の夕方、最近パンクした自転車をえっちらほっちら1KM程離れたいつもの自転車屋へ運んで行きました。するとなんと<定休日>
 ショックでした。。この自転車をまた引きずって帰らなくてはいけないのか・・・
 と、その時ある閃きが。携帯を取り出し、Googleモバイルにアクセス。

 そして10分後。めでたく他の自転車屋を発見し、帰りは軽快に自転車に乗って帰りました。

 インターネットは最早生活に密着して欠かせない物なのだなという事を実感させられました。今回のRSSなんかでも、こうして新しい事を始めるとそれに付随して色々と覚えられるので楽しいです。


 それではまた
posted by 遠山雄亮 at 21:20| Comment(5) | TrackBack(0) | vs・研究会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月27日

銀河戦

 対局も終わり、忙しい期間も一段落。
 今日の対局の内容はまた放送後に。


 それではまた
posted by 遠山雄亮 at 19:14| Comment(2) | TrackBack(0) | vs・研究会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月15日

奥が深い

 昨日は将棋会館でいわゆる「VS」
 指す前に、先日の順位戦の将棋を観てもらい、一緒に検討。難しい変化が多く、熱の入った検討に。特に仕掛けのあたりは新しい形だけあって、様々な変化があってとにかく難解。ちょっと手順を変えただけでありとあらゆる変化が出てきて、将棋の難しさを感じます。

 そして似たような形になっている、と昨日書いたA級順位戦は、結局本当に同じ形に。私の採った新手法を藤井九段が指していて、嬉しい気持ちに。まぁもともと研究していた手なのでしょうが。でも私の感性もそれほどずれていない、という事でもあると思います。
 そして丸山九段が遠山ー佐藤(和)戦から別れを告げる手を指す。感想戦でも出て全く結論の出なかった手。そして当日の控え室で「こういう手もある」と話題になっていた手だったようです。

 そのA級を検討しつつ、vs相手と2局。たぶん2年位前に指した戦型を同じ相手と再び指したのですが、イマイチ進歩していない感じ。激しい戦型なのですが、コロコロ結論が変わるので前に進んでは戻って、を繰り返していて、2年で2センチ位しか前に進んでいません(苦笑)将棋は難しく、だからこそ面白いのですね。

 A級は家でネット観戦。
 結局分かれは居飛車が良くなり、振り飛車党としてはややがっかり。。ただ結果は藤井九段の勝ちで、しっかり結果を残すところがさすがは本家です。
 それにしてもすごい将棋で、将棋の奥深さを感じ感動しました。終局まで見ていたので寝るのがすっかり遅くなってしまいました。

 時々思うのですが、将棋は深く考えれば考えるほど、その奥の深さに驚かされます。一体この奥行きはどこまであるのか、自分はどこまで行けるのか、それは人生でも有数に興味のある事であります。


 それではまた
posted by 遠山雄亮 at 14:34| Comment(2) | TrackBack(0) | vs・研究会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月26日

充実の一日

 昨日は午前中から将棋会館へ。1対1でやる練習将棋、いわゆる「VS」でした。
 2局指したのですが、その2局目。なんかよくわからないまま、あっという間に土俵の外に持っていかれました。激しい将棋だったので、どこかで研究にはまったようなのですが、それがどこかまったく分からなかった。

 そこで感想戦で聞いてみると、30手目前後で指した手がかなりひどい手だった、との事。しかもその辺りを調べ尽くされていて、驚きとショックをうけました。
 まぁでもこれが練習将棋で良かった。この相手とは、わりと最近公式戦でも当たっていたのですが、手番も違い、この戦型にはならなかった。いやいや、その時にこれで負かされていたらひどかった。
 研究の大切さを思い知る一局でした。


 終わった後は順位戦B級1組・2組を検討。良いカード、良い将棋が多く、良い検討陣もそろっており、充実した感じでした。
 疲れていたので私は0時過ぎに失礼したのだが、後で名人戦棋譜速報で見てみると、最後に終わった将棋は4:42(!)だったそうです。まさに順位戦といった感じです。

 B1は全勝者がいなくなり、B2も全勝者が随分減り、どちらのクラスも混戦模様ですね。
 次の順位戦は来週の火曜日のC級2組です。頑張ります。


 それではまた
posted by 遠山雄亮 at 12:21| Comment(4) | TrackBack(0) | vs・研究会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月26日

対横山四段戦

 昨日は惨敗。仕掛けのあたりで長考を重ねてこの顛末だとがっかりします…
 村中四段戦に続き後手四間を連採。同じように四間飛車対居飛穴になりましたが、二匹目のどじょうはいなかったようです。

 ネット中継を御覧になっていた方のために、少しだけ解説を。
 夕食休憩をはさんでの大長考で指した手が大悪手。色々読みに読んで、最後の数分だけ考えた手を指してそれが敗着。一番悪いパターンでした。
 以下はただ指してるだけで見所無し。という事で今日は図面は無しです。

 これで順位戦は連敗スタートに。どちらも将棋になっていないので、次はとりあえず良い内容を心がけます。

 終わってから同じC2メンバーと軽く飲みに。順位戦の後のお酒はききます…

 そして今日はこれから収録。詳細はまた明日に。その後も色々あり、休む間もなく忙しい日々が続きそうです。


 それではまた
posted by 遠山雄亮 at 12:58| Comment(3) | TrackBack(0) | vs・研究会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月17日

あと一息が…

 昨日は将棋会館で朝からVS。お互いに近いうちに当たる相手の関係で、研究をぶつけ合う激しい内容。

 2局やって、どちらも中盤悪くなって終盤粘って、という内容も、あと一息でやられる…

 20日、25日と対局が続くのですが、やや不安を残す感じ。

 夕方からはテニスへ。そんなに長い時間ではなかったのですが、暑くて蒸して、もう汗だく。
 最近飲み過ぎなので、少しは汗と一緒に出たかもしれません(笑)

 忙しい日々も今日まで。今から横浜アリーナへ行きます!


 それではまた
posted by 遠山雄亮 at 10:51| Comment(0) | TrackBack(0) | vs・研究会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月27日

明日は対局

 昨日は将棋会館で先輩棋士とvs。 
 なんか最近、思い通りの将棋が指せないのは気がかり。
 
 昨日から竜王戦の本戦トーナメントが始まり、中村(亮)四段が勝ちました。詳しくはこちらで。
 彼が6組優勝を決めた夜、私もやはり対局だったので、終わった後一緒に飲みに行きました。その時優勝を決めたにもかかわらず、いつもやんちゃな彼にしては落ち着いた感じで、ちょっと驚いた事を思い出しました。
 次は7/3(月)に佐藤(紳)五段ー中村(亮)四段戦。若手強豪同士の対戦という感じで楽しみです。

 明日は対局。相手は長岡四段です。棋聖戦の2回戦。
 このブロックは混戦ブロック。
 本当は師匠の加瀬六段と当たりそうだったのですが、残念。。師匠の分まで(?)頑張りたい思います。
 
 今月最後の対局で、この後しばらく無いので、勝って今月を良い形で締めくくりたいと思います。

 今日の午前中に三段リーグがありました。リーグもちょうど折り返し。9戦終了時点(8戦消化の人も多数)で7勝者が5名とハイレベルな争い。リーグは9月の前半まで行われます。
 

 それではまた
posted by 遠山雄亮 at 16:02| Comment(6) | TrackBack(0) | vs・研究会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月17日

名人戦終わる

 昨日は昼にVSをし、夕方から将棋会館に移動して、名人戦と順位戦B級2組を検討。

 名人戦は息を呑むような戦い。谷川九段の攻め対森内名人の受け、という今シリーズの典型的な流れに。
 途中から少しづつ森内ペースに。しかし悪くなってからの谷川九段の指し手が素晴らしく、形勢不明に。

 いつまでも続くかと思われた熱戦は、谷川九段のミスを森内名人が的確に咎めて、一気に勝ちました。
 終局ちょっと前の▲35歩という手が名人防衛を決めた好手だったと思います。

 名人戦が終わった後は順位戦を終電まで観て帰宅。

 昨日の将棋会館での名人戦の大盤解説会は、人気のある木村七段の解説だったのですが、毎日ホールでも解説会を行なっていた事もあるのか、お客さんが少ない印象でした。
 どこかの段階で抜本的な解決をしなければいけないと思います。しかし一体自分に何が出来るのだろう、と考え始めると憂欝になります…


 それではまた
posted by 遠山雄亮 at 13:40| Comment(6) | TrackBack(2) | vs・研究会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月15日

好発進

 昨日は朝からvs。振り飛車党同士なので、毎回毎回ひたすら相振り。
 しかしどれだけ指しても難しくて分からない・・・ だからこそ面白いともいえるが。。
 大きい舞台でも最近出始めた相振り飛車だが、まだまだ全くといっていいほど解明されておらず、謎だらけの戦法。
 嫌いな人も多いですが、特にアマ高段の方にとって、謎だらけなだけに自分の足で歩かなければならず、指すと良い勉強になるかもしれませんよ。


 終わった後、夜は将棋関係者で飲みながらサッカー観戦。
 スペインーウクライナ、というリーグ1回戦中屈指の好カード。

 これが意外にもスペインの4−0という結果に。 
 全チーム中、最も良いスタートをきったといえるでしょう。

 また、開催国のドイツもポーランドをくだし2連勝。決勝トーナメント進出へ大きく近づきましたね。

 今日は王位戦の挑戦者決定戦が行われています。
 ちょっと用事があるのですが、時間が合えば勉強しに行こうと思います。

 
 それではまた 
posted by 遠山雄亮 at 14:00| Comment(2) | TrackBack(0) | vs・研究会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月25日

明日は棋士総会

 でも今日の内容にはあまり関係ありません(笑)

 昨日は連盟でVS後、王位戦挑戦者決定リーグ、最終局一斉対局を検討。
 リーグ表は こちら

 良い将棋が多く、勉強になりました。
 注目の佐藤(康)ー谷川戦は、佐藤棋聖が右玉なのに激しく攻め合い、最後は見事な即詰みに。
 また、島ー小林(裕)戦は、難解な戦いでしたが、島八段の底力に感心しきりでした。素晴らしい将棋で白組優勝。

 そして最後まで残った渡辺ー佐藤(紳)戦はまさに死闘。 
 途中は渡辺竜王が良かったと思うのですが、そこは勝率1位男。
 じりじり追い上げ、最後は相入玉模様に。
 ・・・まぁ詳しくは渡辺竜王のブログをご覧下さい。

 紅組は佐藤棋聖と渡辺竜王のプレーオフに。6/8に行われます。

 それにしても強い人は違いますね。VSで指した将棋を思い出しながらちょっと暗い気持ちになりました(苦笑)
 
 来週は30日と6/3日と2局指すのできっちり照準を合わせたいと思います。

 そして明日は初めての棋士総会。
 まぁこの話はまた明日。
 今日もそれに関係した事でこれから出かけます。


 それではまた
posted by 遠山雄亮 at 10:43| Comment(7) | TrackBack(0) | vs・研究会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月24日

まだまだ続く

 昨日は研究会。
 しかし将棋を指すより話をしている時間の方が長かった。。

 将棋ももちろん指したが、やはり全員の気が「あちら」に向かってしまっている。

 聞くとメンバーの半分は昨日も研究会でそんな感じだったらしい。

 ただ色々話をして、色々と面白い話を聞けた。
 特に一番の先輩棋士が新人だった頃、色々な事があったのだ、という話が面白かった。

 こうして様々な方と話していると、思わぬところから収穫があったりする。
 ただ冒頭のような事は、本来棋士としては良くない姿でもある。

 しかしまだまだこの話は続きそうだ。

 詳しくは次の記事を。 asahi.comニュース

 今週の棋士総会で一つの区切りが出来るかと思っていたのですが、どうやらまだまだ続きそうですね。

 どういう形になるのか、私の力では全く想像がつかないのですが、今はとにかく将棋界が良い方向に行くよう、願っています。


 それではまた
 
 
posted by 遠山雄亮 at 01:55| Comment(4) | TrackBack(0) | vs・研究会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月09日

裏ブログが

 気になって表のブログがおろそかになりそう(笑)
 
 昨日は久々のvs。明日の対局に向けて、軽いですがしっかり調整できました。

 帰ってきてから棋聖戦をネットで観戦。詳しい棋譜はこちら

 朝日オープンの藤井九段に続き、鈴木八段が棋聖戦に登場。振り飛車党として、非常に楽しみな戦いです。
 6/5に開幕、という事なので、将棋界がスッキリした形で開幕を迎えて欲しいです。
 今日もその関係で出かけてきます。

 「ブックスペース」を更新しました。今日は「羽生善治の終盤術〈2〉」です。


 それではまた
posted by 遠山雄亮 at 12:01| Comment(2) | TrackBack(0) | vs・研究会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月03日

山中湖へ

 昨日は先輩棋士とVS。
 納得のいかない手が多く、不完全燃焼で終わってしまった。

 やっぱりどこか集中できていない気がする。
 まぁ原因は前日の飲みすぎもあるのでしょうが・・・

 なんとなくその場にいた仲間で夕飯へ。

 ほとんど小難しい話は出ず、ゆったりした会話。ただその中で、本当に信じられない話を聞いて耳を疑った。
 まぁ色々な人がいるのだな、と。

 早めの帰宅。
 今日から山中湖に2泊3日で行ってきます。

 詳細はまた明日。

 来週の火〜金のスポーツニッポンに、私の先日の伊奈五段との戦いの観戦記が載るとの事。また近くなったらお知らせします。


 それではまた
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2006年04月18日

のどかな一日

 昨日はのどかに将棋に打ち込む。
 昼からVS。夕飯食べて、夜は竜王戦の羽生ー畠山(鎮)戦をたった二人で(涙)検討。
 結果欄をご覧になった方はお分かりでしょうが、羽生三冠が負けて、今年の竜王戦の登場はお終いとなりました。
 感想戦を最後まで見ていて、負けてなお、やはり第一人者なんだな、と感じました。常勝の秘密はこんなところにあるのでは、という思いも抱きました。
 
 将棋はゴキゲン中飛車の熱戦で、終盤は手に汗握る攻防でした。詳しくは観戦記をご覧ください。

 一日しっかり勉強して帰宅。三段時代はよくあった事なのに、四段になってからこういう日が少なくなっている。特に今の時期、なかなか将棋に集中できないが、こんな時こそ出来る時にしっかりやりたい。

 そういえば、年上の先輩のところに良いのが出てました。ここで紹介させていただきます。

 来週23日に新潟県長岡市の長岡駅付近にある厚生会館にて、100面指しのイベントが行われます。参加棋士は、新潟出身の近藤正和五段、古河女流二段、と私遠山、です。



【と き】 平成18年4月23日(日)
【ところ】 長岡厚生会館中ホール(長岡駅前)
【時 間】 13:30〜17:00

【対象者】 小中学生及び一般(小中学生優先)
【申込み】 往復はがきに@住所A氏名B電話番号C年齢D棋力を記入,
       〒940-8501 長岡市幸町2丁目1-1長岡市役所国際文化課へ。
       (返信用はがきに自分の住所・氏名を忘れずに書いてください。)
【申込み期限】 平成18年4月14日(金)必着 100人を超えた時は抽選とします。
【参加費】 無料
【問合せ】 「第64期名人戦」長岡実行委員会事務局 
       長岡市役所国際文化課 0258-39-2251
       日本将棋連盟長岡支部 0258-36-1480

★長岡市制100周年・合併記念及び震災復興記念事業


 まだ参加者に余裕があるそうなので、お近くの方は是非ご参加下さい。この週の25・26日には長岡市で名人戦が行われます。こちらもよろしくお願いいたします。
 私たち将棋界が、少しでも復興の手助けになれれば、と思っております。

 私自身、この名人戦も長岡に残って、勉強して帰る予定でいます。

 
 それではまた
 
posted by 遠山雄亮 at 15:18| Comment(5) | TrackBack(0) | vs・研究会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする