2007年08月17日

順位戦を観戦しつつ

 今日は朝方、というか夜中に目が覚めてしまう。なんともいえない気分の悪さで、具合が悪いのか、それとも体がどこか悪いのか、と寝ぼけ眼で考える。とりあえず水を飲んでクーラーをつけてうつらうつら。考えてみると寝苦しかったという事でしょうが、もしかしたら軽い熱中症だったかも。なにしろ夜中でも30度あったそうですからね。
 猛暑もあと少し、さすがに暑さにも飽きてきましたね。今日はおかげで朝起きてからしばらく朦朧としていて、ブログ更新がままならず。vsを終え夕飯を終え今に至ります。ちなみにその夜中の出来事でvsもロクでもない中身に。こちらは素直に反省です。

 今はA級順位戦の佐藤二冠ー丸山戦をネットで観戦中。中継は名人戦棋譜速報で。難解な戦いでよく分かりませんが、コクのある戦いが続きそうです。
 ちなみに名人戦棋譜速報の料金支払い方法が若干変わり、クレジットカード以外でも支払いが出来るようになったようです。ご興味ある方は是非名人戦棋譜速報


 それではまた
posted by 遠山雄亮 at 22:19| Comment(2) | TrackBack(0) | vs・研究会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月31日

難しい・・・

 ちょっと遅くなりましたが日曜の大和証券杯は桐山九段の勝ち。弟弟子の戸辺四段はある意味らしい負け方をしていました。
 桐山九段の鋭い指し手には驚きました。さすがとしか言えません。ものすごく手の見え方が良いですね。
 それにしてもこれで若手振り飛車党は2連敗。黄色信号が灯ってきました。さすがにネットでは互角以上だと思っていましたが逆に熟練組の方が伸び伸び指している気がします。是非巻き返して欲しいものです。

 今日は朝からvs。2局とも分れは良かったもののそこからリードを広げられない悪い癖が。何となく行けそうだと見た目で判断して読みを欠いたのが悔やまれます。将棋はどこまでも難しいですね。だからこそ面白いわけですが。

 今王座戦挑戦者決定戦を観戦しながらこれを書いていますが、久保八段が優勢ではないかと思います。久しぶりのタイトル挑戦なるでしょうか。
 中継はNIKKEINET将棋

 それではまた
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2007年07月25日

もうすぐサッカー日本代表戦

 今日は朝からvs。相変わらずイマイチだが、今は数をこなす事が大切。きっと数をこなす事でまた良いエキスが出てくるはず。
 実は対局が近いんですね。というわけで少しでも調子を上げていかなくてはいけません。

 その後は棋士会へ。有意義な話が多かったように感じます。

 終了後は王位戦の検討にちょこっと加わっていたのですが、所用があって将棋会館をあとに。王位戦はさきほどチェックしたらば、深浦八段が勝って2連勝となっていました。勢い的には一気に、もありそうな気がします。

 さてもうすぐサッカー日本代表の試合が始まります。アジアカップのサウジアラビア戦。家にいるのでのんびり観ようと思います。


 それではまた
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2007年07月21日

再出発

 昨日はお昼からvsで将棋会館へ。しかし調子の悪い時の典型といった将棋ばかり。急所で二択を間違えて敗戦と、序盤のふとした手が敗着で一方的に押し切られての敗戦。いけませんね。

 夜はB級1組順位戦を検討。関東では3局中2局が逆転だったと思います。それにしても中継サイトに私のコメントが随分出ていますが、決してふざけてやっているわけではありません(笑)
 検討している人数も多く、充実した時間でした。

 しかしふと思ったのですが、こうして検討している時もあれば自分が当事者の事もあるわけで、皆でぐるぐると役割を交代している感じ。
 そんな不思議な思いに襲われ、軽いめまいを覚えました。

 ここ最近負けすぎで対局もしばらくは少なくなってしまうでしょう。でも気持ちを切らさず、またここから再出発のつもりで頑張ります。どんな状態でも三段リーグの頃と比べたら遥かに幸せなわけですから。

 今日はこれから仕事。今やっているこの事は、もうすぐ発表出来るようになるでしょう。


 それではまた
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2007年07月05日

今日は

 昨日とは違う人とvs。 明後日に向けて、持ち時間を40分使い切ったら1手1分以内という同条件で練習。
 かなりの早指しですが、意外と読める事が分かりました。
 明後日は公開対局という事もありますし、良い将棋を指せるようにしたいです。

 今日は竜王戦本戦、片上五段ー伊奈五段戦が行われています。上位陣への挑戦権を掴むのはどちらになるでしょう。


 それではまた
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2007年06月09日

棋聖戦開幕

 昨日は朝からvsで将棋会館へ。同じように練習将棋をしている人が多く、場所の確保に一苦労。 いい加減対策を練らないといけないのですが、もうその状態が続いてかなり経ちます。大事な勉強方法なのですから、そういう事も大切にしないといけません。

 終了後はお葬式へ。結構遠い所でしたが、偶然にも車に乗せていただきラッキーでした。ありがとうございました。
 亡くなられた方は私の両親と同じ位の歳でした。その方の無念さと共に残された方の辛さを思うと胸が痛みます。
 ご冥福をお祈りします。

 今日から棋聖戦が開幕。佐藤棋聖に渡辺竜王が挑戦する注目の一戦です。
中継はこちら


 それではまた
posted by 遠山雄亮 at 14:00| Comment(0) | TrackBack(5) | vs・研究会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月06日

王位戦リーグ終了

 昨日は将棋会館でvs。vsは二人でやる練習将棋。とはいえ将棋会館で指すと、そばにいる棋士らとわいわい感想戦を行うため、完全に二人でやっているとはいえません。しかし、そうして指摘を受ける事は刺激にもなります。

 二局みっちり指し、終わった後は王位リーグ最終一斉対局を検討。良い将棋が多く、検討も盛り上がりました。
 結果は、紅組は深浦八段が優勝。白組は渡辺竜王と山崎七段のプレーオフに。両組の優勝者が最後に決戦し、挑戦者を決定します。
 興味のある方は渡辺竜王のブログもご参照ください。
 白組プレーオフは明日7日、挑戦者決定戦は13日に行われます。
 来期は私もこのリーグに混じり、指す方で参加したいもの。やはり将棋指しである以上、検討するよりされる側に回りたいものです。

 検討終了後は珍しくお誘いが多く、迷ったものの、一番冷静な展開を選択。
 今日明日は久々の休養日。ずっと忙しかった分、体を休めたり色々整理したりしようと思います。


 それではまた
タグ:将棋
posted by 遠山雄亮 at 16:39| Comment(0) | TrackBack(2) | vs・研究会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月16日

新しい試み

 昨日は朝からvs。将棋は双方が新しい試みをし、迎え撃った方が勝つという結果。新しい事の難しさが出ましたが新鮮な気持ちで指す事が出来ました。

 さて今日は新しい試み。前にコメント欄でも要望があったと記憶しています。
 いつもは図面を貼って手順は書いて説明でしたが、今回は図面を動かす事が出来ます。
 ではさっそくその図面を。これは昨日のvsの変化図。先手番。後手が△68馬と両取りをかけてきたところ。ここで先手から手筋を駆使した攻めがあります。

07May16.swf

 手順は図面下の→をクリックしてください。戻る場合は←です。

 ダンスの歩の応用で後手陣を崩し、飛を先着し、そして取りになっている飛を手順に金取りにかわす。将棋はこうやって指す、の典型ですね。

 どうでしょう。皆さんの使い心地を聞かせていただければ嬉しいです。
 ちなみに「http://libpanda.s18.xrea.com/kif/kif.cgi」というサイトを使っているのですが、直接ブログに貼る事が出来ません。タグを埋め込もうとするのですが反映されません。他の物(ポップとか)は大丈夫なのでhtmlには対応していると思うのですが・・・
 どなたか分かる方、教えていただけると幸いです。


 それではまた

タグ:将棋
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2007年05月11日

振り返ると

 昨日は朝からvs。最近にしては良い内容。GWに遊びまくったリフレッシュ効果が出たか(笑)。今は次に向かってただ前進あるのみ。

 昨日は連盟にいたため、偶然にも今月にある理事選挙の顔ぶれを見ました。私にとって初めての選挙。2週間、しっかり考えて投票したいと思います。

 それとは関係無く、今日は気が向いて棋士になってからの書類の大整理。棋士会や勉強会、委員会に配布資料等。一体どれだけあるんだ、というくらいありました。
 去年の今ごろといえば、名人戦騒動で揺れていました。その頃の資料も当然あり、感慨深く読みました。あれから1年、あっという間です。でもその間に奨励会規定やプロ編入試験、大和証券杯や女流問題と本当に沢山の課題と関わってきました。そう思うとあっという間ではないのかもしれません。

 そして今回理事が改選となります。立候補者の顔ぶれを発表する事は出来ませんが、色々と思う事があります。昨日の夜は、どういう将棋界になるんだろうな、という事を漠然と考えていました。ここからの2年はきっと、激動の2年間で起きた数々の事の筋道を立てていく時期になるのでしょう。私自身はどういう形でお手伝い出来るのか、それを問われる時期になるのでしょう。

 コメント、少しだけ返しました。最近は嬉しい事にコメント数も増え、楽しみに読んでおります。何を言われても、こうしてファンの方と直接交流できるのは楽しいものです。私は絶対に閉鎖はしないのでご心配なく。
 これからは、全部のコメントに返事を書くのではなく、自分のペースでゆるりとやっていきたいと思います。とりあえず5日分くらい書きました。
 皆さんのコメントは大変嬉しく励みになります。これからも沢山のコメントを待っています。


 それではまた
タグ:将棋
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2007年04月14日

「仲間だけなら全てはうまくいく」とは思えない

 昨日は研究会へ。前にも書きましたが研究会は複数人数(4人とか6人)で行うもの。
 だから、というか最近の悩みのタネですが、指す場所が難しい。昨日の研究会は同じ場所で行っていたものの、これから先使えなくなるとの事。ではどうするか、でずいぶん話し合いになりました。
 将棋を指す場所は結構あるようで無く、困る事もしばしばあります。

 さて今日は久々に勝手に将棋トピックスを取り上げます。先日4/10の記事で、非常に興味深いものがありました。タイトルは「「仲間だけなら全てはうまくいく」のか
 全文を取り上げたいくらいですが、中身は是非上のリンクから行ってみてください。将棋界、特に棋士の内面に迫る記事です。

将棋界の仲間内の論理が外の世界で通用するかどうかに関して、楽観的に考えすぎているプロ棋士がいるのではないでしょうか。


 楽観的かどうかより、通用するかどうかさえ気にしてない人がいるのではないかと思います。
 時折、将棋界内の人達の社交性の無さに驚く事があります。もちろんそれは一部の人で、そういった事に長けている方もいますが(ちなみに私は中間位だという認識です)、他の世界に比べるとその比率が高く、将棋界でしか通用しないような話しか出来ない人も多く、私は危惧を抱く事があります。
 それが結局はこういう話につながるのです。

女流棋士独立問題においては、日本将棋連盟理事会は事実上広報を放棄するような態度に出ています。女流棋士独立の記事が最初に出た2006年11月末から現在までの間、日本将棋連盟公式サイトでの関連女流棋士独立問題においては、日本将棋連盟理事会は事実上広報を文書の発表は4回だけです。これは女流棋士新法人設立準備委員会がブログを使って広報に努める姿勢を見せているのとは対照的です。
(中略)
今回の問題における広報の欠如の背景には「仲間だけなら全てはうまくいく」という考え方があるのかと思いました。「仲間」以外を排除すればうまくいくと。


 私は、どんな事にもその道のプロフェッショナルがいて、自分の道以外ではそういった方の力を上手く借りて行く事が大切だと思っているので、「仲間だけなら全てはうまくいく」という考え方は逆にピンと来ないのですが、一部に根強いのは事実だと思います。
 だからなかなか外部の強力な協力者に運営をお願いする、という話が出てこないのでしょう。今昔の理事会を批判しているのではなく、内部だけで運営をしていくという時代が終わりを迎えているのだと感じています。

 勝手に将棋トピックスでは次のように結ばれています。

棋士だけでやっていればうまくいくということは、日本将棋連盟がファンとの関わりで成立している以上はありえないことですし、仲間だけでやっていればよいと本気で思っている棋士はほとんどいないだろうと信じますが、将棋界の中と外との溝をできるだけ埋める努力は常に怠らないでほしいと願います。そのためにも、溝の深さがどの程度あるのかはしっかりと認識しておく必要があるでしょう。


 その架け橋にブログが少しでも役にたつと良いのですが。

 それにしても勝手に将棋トピックスは本当にすごい。他の業界でもこれほどのサイトがあるものなのでしょうか。という気持ちにさせられます。


 それではまた
タグ:将棋
posted by 遠山雄亮 at 16:16| Comment(25) | TrackBack(4) | vs・研究会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月12日

郷田九段先勝

 昨日は朝からvs。中身も濃く結果も良かったものの、見落としがあった後に修正が上手く出来なく、課題が残りました。

 終了後は名人戦の検討。夕休までで抜け、学生時代の同期の友人と会う。
 彼から嬉しい報告を受け、こちらも幸せな気持ちに。最近仲間うちでもそういう話があり、同い年としては祝福の気持ちと共に色々考えさせられます。

 名人戦は郷田九段が勝ち幸先良いスタート。
 夕休あたりは先手持ちで見解が一致していたのですが、感想戦の結論は真逆だったようですね。
 実際終盤は後手が勝ちそうだっただけに、名人は痛い負けでしょう。
 名人戦は一日目波乱があったようですが、これも気合いの入っている証拠。少し気持ちが入り過ぎたのかもしれませんが、その分これから盤上で熱い戦いが見られると思います。私も一棋士として非常に楽しみです。


 それではまた
posted by 遠山雄亮 at 15:36| Comment(3) | TrackBack(2) | vs・研究会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月22日

皆さんのコメント

 今日は昼から研究会へ。ひどい序盤と冴えた序盤で1勝1敗。新しい事に挑戦する難しさと楽しさを実感しました。

 皆さんにいただいたコメントは全部目を通しています。しばらく返事をしていませんでしたが、随分沢山書きましたので良かったらご確認を。

 女流の問題が起きてから、個人を非難するコメントが少なからずあり、その中には目に余る物もあり、正直困惑気味です。
 せっかくいただいたコメントは出来るだけ消したくは無いのですが、あまりに酷い物は消さざるをえません。
 様々な思いはあるでしょうが、なるべく常識の範囲内でのコメントをよろしくお願いします。

 読者の方々へのお願いでした。


 それではまた
posted by 遠山雄亮 at 20:39| Comment(8) | TrackBack(0) | vs・研究会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月02日

挑戦者決まる

 昨日はvsの後将棋会館へ行き、A級順位戦の検討。

 結果はご存知の方も多いと思います。郷田九段が勝ち、名人挑戦決定。一方郷田九段に敗れた阿部八段は降級決定となりました。降級のもう一人は最終戦に決まります。

 郷田ー阿部戦は相矢倉から郷田九段らしい格調の高い指しまわしで快勝。飛先の歩の突き捨てを銀で取ったのが敗着になる、という難しい将棋でした。
 そして谷川ー羽生戦で羽生三冠が勝ち、郷田九段の挑戦が決定。こちらは先手番時に谷川九段が得意とする角換わりの将棋。非常に難解な戦い。途中、羽生三冠の、相手の金に継ぎ歩するという珍しい攻めが印象的で、しかもそれが上手い構想だったようです。

 途中、30分ほど大盤解説会にお邪魔し、屋敷九段の相方として解説させていただきました。
 木曜日という事もあり皆さんお忙しい日にも関わらず、たくさんのお客様にいらしていただき、本当にありがとうございます。個人的にも親しい方数人とお会いでき、お話する時間もとれました。

 私は終電ぎりぎりまで検討に加わり、A級順位戦を堪能。充実した一日でした。

 A級順位戦最終戦の興味は降級争いに絞られる事となりました。先に挑戦者争いに終止符が打たれてしまった事は残念ですが、最終戦も注目していただきたいと思います。
 順位戦は昨日のA級を皮切りに続々とラス前の将棋が行われていきます。そちらも是非ご注目ください。ブログ上でも取り上げていきたいと思います。


 それではまた
 
タグ:将棋
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2007年01月26日

慌ただしく

 昨日は研究会へ。研究会は複数人で指すので色々な人と指せる事は良いところ。
 昨日も沢山の発見があり、有意義でした。
 いつもこの研究会を指しているのは決まった所。しかし近いうちに使えなくなるらしく、次の場所をどうするかは悩みの種。
 現在将棋を指せる場所は限られていて、棋士といえども練習将棋を指すのには苦労しているのです。

 そして今日は朝からとある会に。色々と頭の痛い事も多く大変な事もありますが、将棋界の為に頑張らなくてはという思いも強くしました。


 それではまた
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2007年01月13日

将棋漬けの一日

 昨日は昼からVS。不本意な内容だらけでしたが、将棋に触れているのが大切、と自分に言いきかせる。

 夕方からは王将戦羽生王将ー佐藤棋聖の検討。千日手指し直しとなった一局は佐藤棋聖がまたまた斬新な構想。
 棋譜を見ていただければ分かるのですが、常識なんて関係無いと思わせる指し回し。
 この構想は私も随分前に考えていたのですが、研究して練習将棋で採用したところボロボロに負かされ、諦めていた構想でした。しかし昨日の佐藤棋聖の指しまわしには感心しました。わざと馬を作らせて飛を回転させる構想はさすがでした。
 こういう一見無理な感じの構想を生かしてしまう指しまわしにプロは驚嘆するのです。佐藤棋聖の面目躍如という一局でした。

 その後は将棋会館で順位戦の検討。
 昨日も面白い将棋満載。A級の藤井九段ー深浦八段戦は、藤井システムが炸裂したか、というところから深浦八段が猛反撃。難解な終盤戦を制しました。見ごたえたっぷりの一戦で、控え室の検討の半分はこの将棋に割かれていた気がします。
 また、他の将棋も良い将棋が多かった。順位戦ならでは、という逆転劇もありました。

 充実した一日を終え深夜にタクシーで帰宅。やっぱり将棋は良いですね。

 明日は研修会に指導をしに行きます。研修生にパワーをもらってきたいと思います。


 それではまた
タグ:将棋
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2007年01月05日

新年明けて

 昨日から通常の生活に戻りました。ご覧になられている方々も今日から仕事始めという方が多いかと思います。また元の生活がスタートしますね。

 手始めに新年初のvs。指し初めです。

 新年一発目は、序盤早々「飛」と「銀+と金」の交換になる激しい将棋から、盤面を制圧する自分らしい指し回しで快勝。気持ち良い指し初めでした。二局目に完敗した事はまぁ忘れておきましょう。内容的にもまずまずで、少し不安が解消されました。

 終了後は近くで研究会を行っていた面々と合流して、酒を飲まない(?)新年会。今日もあるのでそこまで遅くならずに帰宅。
 また一年がスタートしたな、そんな気持ちになった一日でした。

 溜まっていたコメントを全部返しました。書き込みしてくださった方は是非見てみてください。


 それではまた

 
タグ:将棋
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2006年12月30日

今年最後の

 昨日は今年最後のvs。体調を崩していた時にキャンセルしてしまったvsの振り替え。指し納めは冴えない内容。。まぁ久しぶりにじっくり指したので、と心の中で言い訳。来年はもっと中盤力を上げていかないといけません。

 その後は王将リーグプレーオフ、佐藤棋聖ー丸山九段戦を観戦。
 駆け引きのあった序盤から相掛かりに。

 桂取りと歩を突かれ、プロならとりあえず桂を跳ねて(逃げて)というところで佐藤棋聖が大長考。
 その桂は跳ねれば絶対に働くので、逃げるという事以上の価値がある手なのです。

 観戦している棋士といぶかしがっていると、そこで手を抜いて敵陣に角を打ち込む。桂を王手で取られて桂損なのですがそれ以上にその攻めが厳しく、指されてみるとなるほど、という一手。

 このように、プロなら誰もが一目で思わず指しそうになる手をすぐに指さず、そこで腰を落として他の好手を発見するという事は、実際に指すとなると非常に難しく、実力を感じました。

 佐藤棋聖が大一番を制し王将戦挑戦決定。年末も異常なまでの対局ラッシュで、そんな中で結果を残し続ける事に凄みを感じます。

 今年も後2日。年末はなにかとバタバタしやすいので、体調を崩さぬようお気をつけください。
 あ、年賀状も今日出さないとお正月には着きません。これはまだ全部終わらない自分への警鐘でもあります・・・
 明日はこの一年を振り返りたい、と思います。これはなかなか書けない自分へのプレッシャーでもあります・・・


 それではまた
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2006年12月22日

竜王戦閉幕

 昨日は研究会。しかし竜王戦の動向が気になる、という事で急遽検討会に。まぁこれも一種の研究会。

 序盤色々駆け引きがあったものの戦型は相矢倉。お互い全力を出しきりたい最終局。やはり矢倉がお互い一番力の出るところでしょう。

 将棋に関して触れていきますが、棋譜・図面は竜王戦中継サイトをご参照ください。
 
 先手の渡辺竜王としては、なんとか主導権を握る戦いにしたかったでしょう。そういう意味で57手目に▲45歩と開戦し、主導権を握る展開になって、形勢はともかく竜王のペースだと感じました。

 途中千日手模様になったのですが、この千日手「模様」というのは曲者。「絶対」千日手なら迷いが無いのですが、「模様」だと、打開するとどうなるか、持ち時間差をどう考えるか(指し直しは持ち時間が引き継がれる)、と余計な事を考える事になります。
 実力差の近い、特にプロ同士では、こういった駆け引きで一気に差が開く時があります。ちなみに先日の私の対局でも千日手「模様」になり、この時は相手が打開したのですがそれが悪手。魔物が潜みやすいのです。
 この将棋でも、この千日手「模様」で佐藤棋聖はだいぶ時間を使っていました。消耗度は似たようなものですから、これも大きかったのではないかと感じました。逆に言えば、そのあたりで渡辺竜王は戦上手ぶりを発揮したとも思います。

 我々の研究会でも色々検討していましたが、その中の結論では、104手目△16馬(飛を取った)がまずかったというもの。それ以降は渡辺竜王の優位が揺らぐ事はありませんでした。特に▲24歩(123手目)〜▲57角(125手目)が素晴らしい決め方でした。

 では△16馬の代わりにどうすれば、というと。
 △23馬と逃げるしかなかったか。これに対しては▲41角が手筋。△45銀と桂を取ると▲24歩が激痛。以下△同馬なら▲45銀なので△33馬。これに対して▲45銀は△67歩成(王手)なのですが、▲32角成△同玉▲23金と王手馬取りといき、△同馬▲同歩成△同玉に▲45銀として先手大優勢。
 そこで△23馬▲41角に△24歩(!)と守ります。これには当然▲52と。△31銀だと▲53と△同銀▲同桂成△同金▲34銀で先手優勢。
 という事で▲52とに△33歩(!)と再び修正。▲42とで銀を取られますが、以下△同金引▲63角成に△45銀と桂を取り返す。

 整理すると、▲35歩(103手目)に△23馬▲41角△24歩▲52と△33歩▲42と△同金引▲63角成△45銀。

 これで後手が良いというわけではありませんが、本譜と比べてだいぶ良かったと思います。先手から見ると後手陣が異常に固く、勝つには大変な局面です。
 とはいえこの手順は実戦で指せるとは思えないくらい指しづらい順。

 本譜は先手の持駒が豊富なうえ2筋がスカスカなので、▲41角が激痛になってしまい、後手は挽回の余地が無くなってしまいました。

 渡辺竜王は防衛おめでとうございます。本人のブログに本局の解説が出ているので是非ご覧になってください。
 その中で

本当に苦しいシリーズだったので勝ちが決まった時は涙が出そうなくらい嬉しかったです


 という部分は印象的。飄々としている竜王といえども、非常に苦しんでいたんだな、という感じがします。本当におめでとうございます。確かに第2局の時点では防衛はかなり困難に思えましたもんね。
 私も個人的に、年齢も近く、同じブロガーでもあるので、やはり応援する気持ちがありました。ですから今回の防衛を嬉しく思います。そしてまた、自分も頑張らねば、という思いを強くしました。

 竜王戦に関しては、来週発売の週刊将棋。そして将棋世界に詳細が掲載されます。そちらも是非ご覧下さい!

 名局揃いの竜王戦も閉幕し、将棋界の一年も終わりに向かっている感じが色濃くなってきました。


 それではまた
タグ:将棋 竜王戦
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2006年12月08日

竜王戦第5局

 昨日はvsで某棋士の自宅へ。
 一局目に久々にすっきりした将棋が指せ、満足。内容はもう少し上げていけそう。自分の弱点は分かっているので、そこをどう強化していくかが課題です。

 終了後は竜王戦を検討。ちょうど100手目から観ていたのですが、あまりの熱戦に検討も盛り上がりました。
 最近は盤の下にコメントが出てとても便利ですが、どうもこちらと現地の評価が噛み合わない。まぁそれだけ難しい将棋であったといえるでしょう。

 それにしても74手目の△46歩は凄い手でしたね。もう一手△47歩成としても効果が定かではなく、しかも目の前には佐藤棋聖。その状況でこういった堂々とした手を指せるのが渡辺竜王の強さですね。
 そのあたりの形勢は佐藤棋聖の方が良さそうに感じていましたが、私がちゃんと観た100手目辺りは渡辺竜王の方が少し良いと感じていました。

 中継ブログによると▲66香が敗着との事。しかしそれに対し、対局者は当時は悪手だと気付いていなかったとの事。本当に難解な終盤戦。これを制した渡辺竜王はさすが。
 防衛に向けて大きな1勝。2連敗の時はかなり苦しいと見ていたのですが、一気に3連勝でこれで後1勝で防衛となります。
 注目の竜王戦第6局は来週の水・木で行われます。

 また女流名人戦はA級・B級の最終局が一斉に行われました。結果は日本将棋連盟のHP報知新聞さんの特集ページで。報知さんのページでは中井ー斉田戦が観られます。斉田倉敷藤花がゴキゲン中飛車から強気の指しまわしで押し切りました。
 女流名人位への挑戦権は中井女流六段が獲得。タイトル戦は2/8に開幕です。

 今日は順位戦A級、谷川九段ー深浦八段戦が行われています。詳細は名人戦棋譜速報


 それではまた
 
タグ:竜王戦 将棋
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2006年12月06日

これほどまで

 昨日は将棋会館へ。vsでした。結果はともかく、まずまず。

 終了後は久しぶりに会う仲間棋士達と飲みに。
 お店が空いていた事もあり、長々長々と。結局終電間際に帰宅。楽しい時間が過ぎるのはあっという間でした。

 昨日の将棋世界1月号の記事に沢山のコメントをいただきありがとうございます。これほどまでに反応があるとは思ってなく、かなり驚いております。
 これからもご意見ございましたら、どしどしコメントいただけますよう、よろしくお願いします。

 ファンの皆さんのこうした声は大変勉強になります。今回は特にじっくり読ませていただいていて、皆さんが思っていた以上に将棋世界の事を好きでいらっしゃる事を感じ、大変嬉しく感じております。その一方、今回の記事の是非を興味深く読ませていただいております。


 それではまた
タグ:将棋
posted by 遠山雄亮 at 12:49| Comment(3) | TrackBack(0) | vs・研究会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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