テニスとの付き合いもはや10数年。長いもんである。そのわりに腕は・・・
でも先日、
囲碁将棋チャンネルの「まるごと90分」で、ゲストの田丸八段が、私のことをとりあげてくださって嬉しかった。
将棋界テニス四天王は、・田丸八段・高橋九段・記者の古作さん・私、だそうです。
どうもです!
高橋九段とはプレーした事はありませんが、他のお二人とは何度もご一緒させていただいている。 でも勝ってるのは、、ただ若いという事だけのような気がします(苦笑)
私は観るのも大好き。今も杉山選手の試合を観ながら書いています。たった今、第1セットを取られました・・・【追記】そしてさきほど負けてしまいました。がっかり・・・
そのテニスと将棋の共通点を羽生三冠がコメントしていました。
昨日も紹介した将棋世界8月号の「羽生善治、将棋の≪今≫を語る」の中です。それにしてもこのインタビューは本当に面白い!
ちょっとだけ抜粋させていただきます。
『(テニスは)ボールが飛んできて、それを打ち返します。でも、コートに入れないと意味がなく、なんでもかんでも強く打てばいい、というものではありません。絶妙の加減があって打っているわけです。それと同じです。将棋は、なんでもかんでも強い手を指せばいいというものではなく、ある程度の加減が必要なんです』
10数年やっていて気がつきませんでした(汗) 実はテニスと将棋の一番の共通点は、「お互いに一度ずつ」なのです。そして更にそれを深く考えると羽生三冠のコメントになるのですね。
テニスは実際、あえてゆっくりボールを返す、という事があります。相手に「打たせる」のです。これは色々な状況で使うのですが、テニスという競技は、トッププロでもエースよりミスの方が多い競技。そこである程度相手に「手を渡して」任せる、という事があるのです。
これは将棋にも言える事。私も目からウロコが落ちる気分でした。
テニス四天王としては(?)、テニスと将棋をうまくミックスさせていきたいと思います。
テニスの試合も、将棋も、終盤戦で競ったギリギリの勝負は見ごたえがあるもの。例えれば、テニスならファイナルセット5−5。将棋ならお互いの王様が迫られた危機迫る秒読みの終盤。
こういう戦いには人をひきつける力があると思います。そういう意味でも昨日の竜王戦本戦トーナメントの佐藤(紳)五段ー中村(亮)四段戦は面白かった。
最後ギリギリのところでの佐藤五段の桂を只で捨てる勝負手。そして中村四段の詰みを逃れる絶妙の金寄り。
ひきつけられました。詳しくは
こちらで。
7月の後半はかなり忙しいことになりそうなので、今は少しのんびりしています。
それではまた