作戦負けの将棋が何故か圧勝で終わり、乱戦から優位を掴んだ将棋が何故か大逆転勝ち。
不思議な事もあるものですが(笑)そんなに調子も悪く無いようです。
さて終了後は王位リーグを検討。結果はこちらで。全局後手勝ちというのは珍しい結果ですね。
この日はどの将棋も力戦形。丸山九段が振り飛車にしたかと思えば、羽生二冠は向かい飛車だったはずが気が付けば相矢倉に。最近の将棋の傾向を表しています。
リーグは、紅組が羽生二冠、白組が橋本七段、それぞれ単独優勝とすっきりした結果となりました。
挑戦者決定戦は羽生ー橋本戦という非常に興味深いカードに。意外にもこの二人の対戦は1度しかなく、NHK杯戦で羽生二冠が相穴熊の将棋を制しました。果たして今回はどうなるでしょう。
非常に面白い一日でしたが、これが観戦記以外では(観戦記が載らない将棋も多い)観られないというのはとてももったいない事だと思います。
王位リーグは持ち時間4時間なので、遅いと20時を超える終局となり、大盤解説会やネット観戦するにはかなり適しています。
こうした優良なコンテンツをもっとオープンにしていく事は、将棋界の抱える大きな課題だと考えています。
大勢が決した後、仲間棋士と夕飯を食べ帰宅。将棋漬けの一日でした。
そして今日は久しぶりに何も用事の無い一日で、棋譜を並べたり掃除をしたり、そして今はネットであれこれ。
久しぶりにブログのデザインを変えてみました。リンク先も整理しました。
前に知り合いの方に「バックの白がきついと読みづらい」という意見をいただいたので、今回は柔らかい色の物にしてみました。あまり季節感はありませんが、あんまり湿っぽいのもあれですしね。
それではまた
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竜王のページはとても見やすいです。
上澄みの最高級のところ(決勝とか挑戦者決定戦とか)だけを表に出してるって意味では贅沢なやり方だとは思います。まるでトロだけを出して後は捨てちゃう高級料亭のようですね。でも「かま」だっておいしいし、是非賞味させてほしいものです。もちろん解説という調味料付きで。それは十分に売り物になりますよね。どう考えても。
王位戦リーグ最終戦のような重要な対局をネットで中継しないのはもったいないですね。
もう一つ日頃思う事ですが、棋戦主催紙から新聞以外で特集の別冊が発行されたとか聞いた事がないですね。せいぜい新聞の観戦記集を出すくらいのものです(それも番勝負くらい)。あと系列のTV局で特集された事も私は寡聞にして知りません。
棋戦を盛り上げる事はファン拡大に繋がるし、ひいてはスポンサーの懐を潤す事にもなるはずです。
ネット中継やTV中継、あるいは一冊の本を作る事の大変さや費用対効果もあるでしょうが、一般のファンの目に棋譜が届かない事にはいくらプロ将棋の面白さを訴えても始まらないでしょう。
と無責任に書き連ねてしまいました。裏事情を知らぬ一ファンの戯言と思って御容赦ください。
羽生−橋本戦、なんとかなりませんか。
連盟HPで翌日に○●を見るだけでは味気ないです。
この鳥は・・・・(笑)
王位リーグは中継してほしかったですね。
挑決も見たいですね。
王将リーグで中継があったこともありましたね。
これだけの豪華カード、注目局はもっと人目に触れてもいいですよね。
羽生二冠はやはり強いですね。
名人奪取まであと一歩まで、棋聖は挑戦、
そして王位と可能性があるわけですから。
5冠なるか。勝ちまくっていますね。
ここは橋本七段を応援したいところです。
渡辺竜王が不調のようですね。
将棋の難しさと醍醐味が感じられて逆にそれもいいのかもしれません(笑)
読売新聞5月27日夕刊で巨人原監督も語っていましたが「多少の我慢と次への希望。
結局は好きな野球をやっているということで前向きになれる」
この言葉に尽きるようですね。
他にも「常にミスと付き合える精神状態じゃないと長くはやっていけない」
「でも外部から得るものはあくまでもヒント。メンタル面は自分の考え方、受け止め方によって幸せにもなり、地獄にも落ちる。すべてを肥やしにして先へ進むという考え方が大事だと思う」
金言の嵐です(笑)
HTMLをいじれるほどの技術力も無いので…
そういう要望が多い事は分かっているのですが。
中継は、まだ発展中ですし、今後に期待して待っていてください。皆さんの期待、要望が大きい事がまた実現へ近づける要因になるでしょうし、私自身も近い将来必ず何とかしていきたいと考えています。
この機会にもう一度。
音楽のように、棋譜+解説を
ダウンロードして、PCや携帯?や
小型ゲーム機などの上のプレイヤーで
楽しめるようになると大変ありがたいです。
解説の内容にもよりますが、
1局100円くらいなら、
よろこんで買います。