それは先日の観戦記についてで、大変好意的に捉えていただいたようで嬉しい文章でした。こういう声にいつも励まされています。
紙媒体で書いた文章は反応が掴みにくいので、評判の良し悪しが分かりにくいです。しかし今回はこの葉書もですし、ネット上でも2つほど好意的な記事を読んで、まずは喜んでいただけた事を実感しました。
女王の品格(即席の足跡《CURIO DAYS》)
遠山雄亮マイナビ観戦記のヒッチコック的手法 (ものぐさ将棋観戦ブログ)
先日の大和証券杯で羽生二冠が時間切れ負けを喫した事に関して、ネット上で幾つか記事を読んだのでリンクを貼っておきます。将棋連盟からもお知らせが出ています。
将棋連盟のお知らせ
Internet Watch のネットゲーム利用者専用のセキュリティソフトの記事で、羽生二冠の時間切れ負けに言及(Takodori's Self-brainstorming How to Promote Shogi Globally)
大和証券杯は明日20時から行なわれ、谷川九段が登場します。丸山九段との対戦というと、名人戦での死闘を思い出しますね。
中継は大和証券杯ネット将棋公式HPで
さて昨日は竜王戦を中心に好カード目白押しだったので、そのまま検討に加わり、感想戦を0時過ぎまで観て帰りました。
羽生二冠の将棋、渡辺竜王の将棋など、熱戦の多い一日で勉強になりました。将棋の内容については、各社観戦記、週刊将棋、将棋世界でご確認ください。
そして昨日は師匠の加瀬六段の最後の一番もありました。弟子としてはその将棋にも注目していて、こちらも遅くまで熱戦が繰り広げられていました。
一棋士として、今後公式戦が指せなくなるというのはどういう気持ちなのだろう、と考えると、自分が三段リーグにいた時の事を思い起こしました。
棋士として対局が指せるという喜びが最近少なくなっていてあまりにも日常になってしまっていますが、指せる事に感謝しなくてはいけないという余りにも当たり前の事に思い当たりました。
今後は師匠の分まで、弟子として頑張ります。
さて今日は将棋世界の原稿をまとめて入稿を済ませ、これからLIVEを観に行きます。初めて埼玉スーパーアリーナに行くので、それも含めて楽しみです。
それではまた
【関連する記事】
ご紹介ありがとうございました。
観戦記というジャンル、書き方の常識とか、まだまだいろいろな可能性があるはずです。
作家も棋士も含めて、いろんな人が観戦記にチャレンジすることで、新たな観戦記のスタイルが生まれ、ファンとしてはもっともっと美味しさと二度楽しむことができるわけです。
shogitygooさんに書かれてしまったけど、最初の駒を並べる時の心理描写を含め、面白かったです。
先ちゃんとはまた別の個性溢れる書き手になってほしいです。
もちろん本業でも活躍した上でね。