1話目は原作に忠実に再現されていました。惹きこまれるストーリー展開で、2話目以降が楽しみですね。
私は棋士ですからどうしても将棋のシーンに目が行ってしまいます。しかし今回のドラマは、棋士が多数協力しているだけあり、しっかりしたものでした。
手つきは出演者の方は覚束ない方も多いですが、それでも練習している感じが出ていました。回を追う毎に良くなるのでは、と期待を抱かせます。
盤面はさすがに棋士が関わっているだけあって、どれもしっかりしたものでした。
という訳で将棋に関する部分について、全体的に良かったと思います。こういう細部に拘った方が現代では受けるはずなので、是非これを続けていって欲しいものです。
第2話も楽しみですね。
大和証券杯の方は佐藤二冠が貫禄を示しました。またもや佐藤二冠が独創的な構想を見せ、佐藤向かい飛車vs村山居飛穴の展開に。
中盤で逃げづらいと見えた銀が逃げたのが上手い手で、以下は少しずつリードを保っていたようです。
これで新人王は2年連続で初戦敗退。上位の壁は厚いですね。
それではまた
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村山さんが感想戦で悔いていました。
自分にはどこで形勢が入れ替わったのかまったく分かりませんでした。
「あれ?穴熊良いんじゃないの?」くらいです。
頑張ります。
佐藤二冠クリックミスじゃなくて良かった。
さすが佐藤二冠の構想。面白いです。
筋の4四桂が悪手とは・・・
他でも、含みを残しておくのがプロの将棋ですが、裏目に出ることもありますね。
先手は振り飛車というより右玉感覚ですね。
黄金カード目白押しで今後も目が離せませんね。