新宿から1時間で行ける所にあるこれほど素晴らしい旅館は他に無いのではないか、という位素晴らしい所でした。特に時期が良かった事もあり、桜や新緑が美しく、まるで絵の中にいる如く、といった趣でそれだけでも行った甲斐があったというものです。
肝心の将棋は、甲斐女流二段が固くなっていた感じで序中盤全く手が伸びていなかった印象でしたが、矢内女流名人もそこを突ききれずリードは奪うもののなかなか勝ちに結び付けられない展開。
そうこうしているうちに形勢が接近。甲斐女流に素晴らしい受けの手(▲49金)が出て逆転模様となったのですが、最後は指運悪く女流名人に軍配が上がりました。
もし甲斐女流がそのまま土俵の外に持っていかれるようでは先が見えてしまいそうでしたが、最後の粘り、終盤力を見ているとこのシリーズは面白くなりそうです。
個人的な印象として、矢内女流名人はいつも通り、自分の力をきっちり出して指していたように思われましたが、甲斐女流二段は大和証券杯決勝の時のような思い切りの良さが見られず、長い持ち時間が却ってマイナスに働いているように感じました。逆に言えばそこをクリアーすれば新女王も見えてくるような気がします。
詳細はマイナビ女子オープン中継サイトで。トップページが昨日決勝を戦った2名の写真ですが、二人共素敵な着物で綺麗ですので是非ご覧になってみてください。
第2局は14日に行われます。
終了後はマイコミさんのご厚意に預かり、打ち上げに参加させていただきました。この場では今までお話する機会の無かったマイコミの関係各位方々とお話する事が出来、また最近縁遠かった関係者とも飲み交わす事が出来て楽しい一時でした。
陣屋では何人かの知人の方ともお会い出来、少しの時間ですがお話する事が出来ました。
大盤解説会にも少しだけ参加させていただきましたが、喜んでいただけたでしょうかね。
そうそう、お一人にだけ本へのサインを頼まれたのですが、先日の書道部の甲斐あって少しはまともな字が書けた気がします。やっぱり練習は大切ですね。欲を言えば本を販売してほしかったな、と独り言です。
今日は主に溜まっていた整理整頓に取り掛かっていました。やっとお年玉年賀葉書の当選番号をチェックしたのですが、結構な量の中、当選はたったの2枚。もちろん切手シートでした。こういうの当たった試しがありません。
これから将棋会館に行ってきます。
それではまた
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片上さんと一緒にいらしたところが見えたので、本を買おうと思ったのですが売ってませんでした、残念。