2008年02月25日

無事終了

 昨日の大和証券杯は甲斐女流二段が勝って決勝に進出しました。最後は時間切れ負けという残念な結末でしたが、大勢は決まっていたので影響は無かったと思います。
 甲斐女流はこの半年で一気にブレークしてますね。とはいえまだ上があるわけで、更に突き抜けられるか注目です。
 解説も面白く、楽しく観戦しました。

 今日は小学校へ指導に。5月から14回目、ついに最終回となりました。
 最終回は、軽く皆で指した後、しっかり駒を揃えて(途中から結構バラバラだった)、皆から一言ずつ感想を貰い、最後に皆に「認定証」を渡してこちらからも感想を言って終了。

 楽しい事も大変な事もいっぱいあり、終わってしまうとなると少し寂しい気持ちです。皆が楽しかった、と言ってくれたのは本当に嬉しかった。これからも少しずつでも将棋を指してくれると良いのですが、皆忙しそうなので、少しでも心に残っていてもらいたいです。

 「教えるとは教わる事」という事を学んだ10ヶ月でした。子供達には色々教わり、良い勉強になりました。
 この仕事は受けるのに迷ったのですが、これからの私にとって非常にプラスになりそうで、皆と過ごした10ヶ月は無駄では無かったです。


 それではまた
posted by 遠山雄亮 at 20:05| Comment(3) | TrackBack(0) | 将棋 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
長い間、お疲れ様でした。
>「教えるとは教わる事」・・・。
本当に、そう思います。プロ棋士が、子どもに教えることは、大変な努力がいるかと感じます。
普及には、プロ棋士が一番効果があります。子ども達は、”プロ”という言葉をしっています。尊敬するのです。これからも、機会がありましたら将棋を始めたばかりの子や、将棋を知らない子に、教えてください。
Posted by 房総の住人 at 2008年02月25日 21:55
子供の次はお年寄りへの指導は如何でしょうか?色々楽しそうです。
Posted by 山葵 at 2008年02月26日 03:55
お疲れさまでした。
子供たちにとってプロ棋士遠山四段を通じて、
なにか心に残るものになったと思いますよ。
大人になってからふと思い返すことがあるでしょうね。
大変有意義な貴重な経験をされたと思います。
Posted by 駒落ち好き at 2008年02月26日 19:28
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