2007年10月24日

天童での事

 昨日は編集者の方飲みに。予想以上に盛り上がり、楽しいひと時でした。異業種の方と色々仕事の話をするのは楽しくて良いですね。こういう積み重ねで何かが生まれるかもしれません。

 さて今日は天童について。
 天童には先週の金曜日から2泊3日で行ってきました。最初の日は夕方入り。

 着いて早々連れて行っていただいたのは天童将棋交流室。こちらは天童駅に隣接していて、誰でも行けば将棋を指す事が出来ます。私が見た中でも有数に綺麗で豪華(盤駒が)な道場。しかも無料!着いて早々驚かされました。さすが将棋の街天童。
 隣の天童市将棋資料館と合わせて、是非天童に旅行の際はお立ち寄りを。

 夜は天童支部の方と軽く飲んで、翌日からに備えて早めに就寝。おかげで翌日は早起きが出来、ゆっくり温泉に浸かりました。

 土曜は「第13回大山康晴十五世名人杯争奪将棋大会」の審判長。この大会はアマ王将戦の予選を兼ねているため、県外からも強豪がいらしてました。
 私は審判長として挨拶やら指導やら。一日中走り回っている感じ。皆さんの将棋も沢山見ましたが、レベルが高い高い。
 特に序盤が皆さん綺麗なんですよね。これは棋書やネット中継の充実によるものかな、となんとなく感じました。

 夜は天童支部の方と参加者との合同食事会、じゃなくて大宴会。東北の皆さんは本当にお酒が強いので、大して飲めない私は途中ややグロッキー気味。しかし目を盗んで(?)カルピスとかでお茶を濁したのが功を奏し、何とか寝ずに済みました(苦笑)
 沢山の方とお話が出来て、とても楽しい夜。天童の方々は皆さん温かい方ばかりで和みました。

 日曜は第37回天童市民将棋大会と前日の大会の続き。私は引き続き審判長で、挨拶やら指導やらサインやら。
 この日昼食で食べたお蕎麦の美味しさには驚きました。天童は蕎麦も名産のようですが、これは納得。

 指導ではとにかく沢山の子供達と指すため、かなり頑張って指しました。もちろん全員とは指せなかったものの、指した子供達の心に微かでも思い出が残ってもらえれば嬉しいものです。

 夕方に終了。大山杯では中学2年生の荒田敏史くんが優勝。倒した相手も強豪揃いですし、快挙と言って良いと思います。
 決勝戦は大盤解説を務めたのですが、内容もとても中学生とは思えないもので、将来が楽しみです。まずはアマ王将でどんな結果を出すか、注目しています。

 天童はまさに将棋の街。一棋士として、今まで訪問しなかったのは非常にもったいないと感じました。将棋ファンの皆さんも、もし行かれた事が無い方は必ず行く事をお勧めします。食べ物も美味しいし、自然も綺麗だし、言う事ありません。

 日本将棋連盟山形県支部連合会公認のホームページも是非ご一読を!
将棋の里山形とゆうまのホームページ

 天童といえば将棋の駒の産地として有名。今も昔も駒といえば天童。大会優勝者には駒が贈られるのですが、あまりの素晴らしさに私も欲しくなるものばかりでした。
 大会中には駒師の方による実演も。その中で私も幾つかいただいてしまいました。駒師の国井天竜様、ありがとうございました。
 写真はその時の駒。左から耳かき、飾り駒、ストラップです。

天童駒.jpg

 天童支部の方々には本当にお世話になりっぱなしで、感謝の念に絶えません。また必ず伺いたいと思いますので、将棋にお酒によろしくお願い致します。


 それではまた


 
posted by 遠山雄亮 at 12:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 将棋 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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