2007年10月23日

日常に戻る

 今日は少し朝寝坊したのにもかかわらず夕方再び昼寝。どれだけ寝たのか分かりませんが、お陰様で疲れはだいぶ取れた様子。これから出かけてきます。

 起きてからはこの数日の遅れ(?)を取り戻すべく、パソコンに向かってました。
 まずは大和証券杯の羽生二冠ー谷川九段戦。さすがの攻防で、結果も知って後から並べていても、手に汗を握りながら見ていました。最終盤は詰みそうな変化が詰まず、気が付きにくい本譜が詰みなのですが、それを30秒将棋でも逃さないのがさすがですね。
 解説の渡辺竜王も非常に饒舌な感じでした。しかしこれでもまだまだ解説を読みたいファンは多いでしょう。どうしても喋るのとチャットでは差が出てしまい、その部分が大和証券杯の課題だと個人的には思います。ネットの良さを生かしたしくみをこれから構築していくべきでしょうね。

 マイナビ杯の一斉対局が終了。大波乱は無かったものの、若手の健闘が目立ったように思います。今まで女流ではこうして「見られる」経験が少なかったように思われますが、大衆の面前で将棋を指すプレッシャーを感じて指すのは非常に良い経験で、レベルアップにもつながると確信します。
 女流棋士の場合、彼女達の責任ではありませんが、厳しい勝負、何かを失う勝負を戦った経験が棋士と比べると少ないと思います。三段リーグや順位戦等、命を削る勝負の場が棋士のレベルの向上につながっていると感じます。今女流にそういった棋戦は無いので、「失う」勝負が出来ると、若手を中心にグッとレベルが上がる気がするのですが主催の方々いかがでしょう(笑)

 さて他にも話題は豊富で、特にネット上で騒がれている「某」話題は沢山のブログで取り上げられていて、非常に興味深く読ませていただきました。幾つか私の☆が付いているかと思います。
 詳しくは今日は省略するとして、こういった動画や話題で潜在的だった将棋ファンの方が、改めて将棋に興味に持たれる可能性を感じました。
 ネット上は情報が無数にありますが、その中に将棋の情報を沢山沢山出す事で、様々な効果があるのでは無いかという事に思いを巡らせていました。それにしても余りにも数が多く、読むのに大量に時間がかかるのはネットの怖さでもあります。

 他には朝日杯の中継もチラチラ。A級の久保八段が順当に連勝。私も愛用するゴキゲン中飛車で、非常に勉強になりました。展開も早いし、仕事中のチラ見にはもってこいですね。
 女流王位戦もチラチラ。こちらは石橋女流四段の攻めが無理で劣勢に。ちょっと勢いが良すぎたようです。

 天童の事も少し触れたかったのですが、また時間のある時に。


 それではまた
 
posted by 遠山雄亮 at 18:31| Comment(2) | TrackBack(0) | 将棋 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
いやはやお疲れさまです。
マイナビ女子オープンが開幕しましたね。
「女王」の称号は誰に?戦いのゆくえに大注目です。
デビュー2連勝の中村桃子女流2級が目を引きました。
予選決勝では棒銀の睨みに
大山流3二銀型で迎え撃ちましたが
攻め倒されてしまいましたね。
全体に切れとバランスの良さ、攻めっ気を感じますので
四間飛車以外にも先手石田流や中飛車、角交換力戦など
幅広く期待します(笑)

LPSAの新企画も含めて
女流棋界の盛り上がりに注目です。
女流王位戦最終局、果たして石橋女流四段は
協会としてタイトル奪取なるか注目です。
Posted by 駒落ち好き at 2007年10月23日 23:00
駒落ち好きさん>中村家の四間飛車は伝統ですから、なかなか変えないでしょう(笑)

女流王位戦の最終戦は大注目ですね。
Posted by よんだん at 2007年10月29日 11:19
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