2007年09月30日

28連勝男登場

 今日の大和証券杯は七段戦。東からは28連勝男の神谷七段、西からは将棋界ネット業界の大御所神崎七段の登場です。
 中継は大和証券杯ネット将棋公式HP


 神谷七段といえば何と言っても28連勝の最多連勝記録の持ち主。もはや空前絶後の記録と言っても過言ではないこの記録。本当に凄いです。他の世界でも28連勝ってなかなか聞かないですからね。謹慎中の朝青龍だって28連勝はなかなか無いと思います。
 将棋界で言うと、私の前期の勝ち星は28に到達していません。前期でいえば28勝以上挙げた棋士は14名。渡辺竜王ですら27勝。つまり1年かけて到達するのも大変な数字を、一度の負けも無く到達したのですから、その偉大さは言葉に表せません。
 棋風は呼び込みの棋風。相撲でいうと昔の貴ノ浪という感じ(マニアックですいません)。相手を引っ張り込んで、その上でぶん投げるイメージ。特に受けで力を発揮し、ギリギリのところで余すのが勝ちパターンといえるでしょう。

 神崎七段といえば何と言ってもブログ。インターネットの創成期頃からブログを始め今でも続けていられます。一体どれくらいなのでしょう。凄いの一言。私も更新されたら欠かさず読んでいます。このブログ業界の大先輩。密かに助けていただいた事もあるのです。
 となればネット棋戦はまさに土俵といえるでしょう。インターネット将棋をどれほどされていたかは知りませんが、ネットとの親密さは全棋士を通じても上位。切れ味鋭い攻めがネット将棋でもフルに発揮されるのではないかと思います。

 この二人は完全な居飛車党なので、間違いなく相居飛車になると思います。しかし先日神谷七段は、竜王戦で2組昇級を決められた将棋で見事な振り飛車も見せていたので、やや予想も揺らぐところ。
 お互いの持ち味が攻めと受けに分かれているので、普通にやればその通りの展開になりそう。でも案外逆になる事もあるのですよね。
 戦型も展開も予想がつきにくく、勝敗はもっと予想がつきません。長く棋士をされているお二人は意外な事に対戦も初めてのようなので、これでは予想がたてられませんね。
 結果は是非大和証券杯ネット将棋公式HP


 それではまた
posted by 遠山雄亮 at 12:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 将棋 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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