2007年09月25日

王位戦も最終局面に

 今日から王位戦第7局が始まりました。振り駒で深浦八段が先手となり、後手の羽生王位が前局に続いてゴキゲン中飛車を採用。王座戦といい、良い意味で羽生王位は予想を裏切る戦法を採用しています。
 中継は北海道新聞

 ゴキゲン中飛車も意外でしたが、18手目の△32金にも意表を突かれました。新手です。新手なのですが実は昔私もこの手を考えた事があり、練習で指した事があるのです。
 でもその当時は、その後私のいない所で散々突かれて潰されてしまいました。悔しかったものの、今は違う形を研究していたのですっかり忘れている手でした。
 本譜の穴熊に組み換えるのも当時考えられていた手法。潰された、正確には私が個人的に自信が無いと思っているのとは違う手法でした。ただもちろん自信が無いと思っている手順にも羽生王位の考えは当然及んでいたでしょう。そちらも見たかった気がしますが、本譜の手順も実戦的な順で、長い時間の将棋なのでジックリいくのも分かる気がします。
 2日目は昼過ぎから本格的な戦いになるでしょう。大変注目しています。皆さんも是非PCの前で手に汗握りながらご覧ください。

 今日までお休みでした。久しぶりに将棋の事を忘れて過ごした3日間でしたが、明日からまた新たなスタート。あまり対局の無い時期が続きますが、気を緩めずにいきたいと思います。この3日間は体調が今一つだったのですが、十分休養出来たのでだいぶ回復してきた気がします。


 それではまた
posted by 遠山雄亮 at 23:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 将棋 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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