2007年09月09日

大和証券杯対抗戦第2弾スタート!

 今日から大和証券杯対抗戦の第2弾がスタート。その名も「東軍vs西軍」。その名の通り関東所属棋士と関西所属棋士が対決。段ごとの対戦で、今日の第1戦は四段戦で、瀬川四段と豊島四段が対戦します。
 大和証券杯ネット将棋公式HP 
 瀬川晶司のシャララ日記

 そしてファン投票の結果、大方の予想通り最終戦は羽生ー谷川戦に決定。まずは順当ですし、この勝負を見たいファンの方の数は他を圧倒しているでしょう。私も非常に楽しみにしています。

 さて今日の対戦に入る前に、今回は是非ともHPの「対局日程・出場棋士紹介」を見ていただきたいと思います。出場棋士のコメントがメチャクチャ面白くて爆笑しながら読みました。特に関西勢は皆さん上手すぎです。また豊川六段のコメントも面白いですよ。「事情」の分かる方にはウケル事間違いなし。これは感想戦も見逃せないですね。

 さて今日の対局、瀬川四段ー豊島四段戦。四段では最年長と最年少の対決。間違いなく居飛車になるでしょう。
 作戦的には振り駒がポイントとなりそうで、瀬川四段が先手ならば角換わり、豊島四段が先手ならば横歩取りと予想します。

 瀬川四段は皆さんご存知の通り、アマチュア棋界から特例でプロとなった第1号。とはいえ元奨励会三段でもあるので、将棋は本格的で渋い棋風。序盤はゆったり進め、中盤以降ぐんぐん力を発揮する感じだと思います。
 豊島四段もご存知の方が多いと思いますが、現在最年少の棋士で将来を嘱望されています。一応何でも指しますが基本は居飛車。若者らしく攻めっ気溢れ、終盤の鋭さが持ち味。順位戦デビュー戦では苦しいところから妙手一発で倒しています。私も三段リーグで対戦した時、終盤で妙手を指されて逆転負けした苦い思い出があります。

 お互い中終盤に持ち味を発揮するタイプなので、見所は中盤以降。瀬川四段がリードして豊島四段が追い込むという展開になると予想します。最後豊島四段が差しきるか瀬川四段が逃げ切るかというギリギリの勝負になりそうです。

 東西対抗戦は前回とはまた違った味の将棋が増えそうで、感想戦も見所の一つ。是非皆さんお見逃し無く。


 それではまた
 
ラベル:将棋
posted by 遠山雄亮 at 14:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 将棋 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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