2007年08月13日

勝負の世界の厳しさ

 昨日の夜、無事に東京に戻ってきました。帰りも少し渋滞に巻き込まれたもののそれほどではなく、なんとかラッシュから逃れられたようです。
 わりと涼しい所に行っていたので東京の暑さはこたえますね。今日は朝から暑さにグッタリしています。

 そしてグッタリしてグダグダと朝から高校野球観戦。私は高校野球が大好きなんです。プロ野球より。とにかくドラマがありますからね。

 今日の第1試合、常総学園ー京都外大西戦はすさまじい試合でした。9回まで0行進。途中常総が何度もチャンスを掴むも点は奪えず。そして延長はそれまでの投手戦からうってかわって打撃戦。0−0で延長に入ったのに結果は5−3で京都外大西の勝ち。すごい試合でTVに釘付けになってしまいました。
 常総のピッチャーは9回まで良いピッチングをしていた(1安打だった)ので、今でも負けた事が信じられないという趣旨のコメントをしていました。
 勝負を分けたのはほんの僅かの差。勝負の世界は厳しいですね。

 勝負の世界の厳しさといえば、先日の三段リーグで私の弟弟子の退会が決まってしまいました。長年練習将棋を指していて、兄弟弟子としても仲が良かったので残念でなりません。非常に真面目で、記録係を年中務め、しょっちゅう練習将棋も指していました。そういう努力を続けていても年齢という制限で辞めざるを得ない。寂しい事です。
 今はまだ自分自身気持ちの整理がついていないので、今の想いを文章にする事が出来ません。勝負の世界の厳しさを思います。


 それではまた
posted by 遠山雄亮 at 14:26| Comment(3) | TrackBack(0) | 将棋 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
プロの棋士になるのに年齢制限があるのはよくないことだと思います。4段になれず自ら辞めていくのは仕方ないことだとしても。弟弟子の方はきっとかなり才能のある方でしょうに、こんな制度を残しておいていいのでしょうか。私たちはついはなやかな名人戦やら竜王戦に上の戦いに目がいってしまいますが、厳しい現実があるというのを聞くと先生方の苦労というのでしょうか、苦悩もあるんですね。どこの世界でもそうでしょうが、苦労された人の方が人間の深みも味も増すと思います。勝負の世界ではありますが、強いだけでもなんかおもしろくないですよね。
Posted by くまきち at 2007年08月14日 09:03
息子の知り合いに奨励会員が何人か居ます。私自身は会ったことのない方たちですが、息子の知り合いとなればやはり毎月祈るような気持ちで将棋世界の後ろに掲載されている奨励会の結果を見つめます。厳しい世界ですが、別の面から考えればそこに居られるということは恵まれた経験をしておられるとも言えるのかもしれません。弟弟子の方が今後どのような道に進まれても、奨励会員として過ごされた日々は必ず人生の大きな糧となるに違いありません。母と言う立場に立って物事を見ていると「将棋に(そしてスポーツにも)打ち込んでいる若い方々の将来に幸多かれ」と、何の根拠もないのに祈らずには居られません。
Posted by まーママ at 2007年08月15日 10:01
くまきちさん>制度に関してはなんとも言えません。本当に難しい問題なのですね。
一つ言える事は、そうした人ほど応援していただきたいという事。そういう応援が力になる事は間違いの無い事だと思います。

まーママさん>奨励会員はかなり身近の存在でしょうから、お気持ちは非常によく分かりますし、私も同じような気持ちでいます。
私も「奨励会員として過ごされた日々は必ず人生の大きな糧となるに違いありません」という事は強く思っています。
Posted by よんだん at 2007年08月26日 21:54
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。