先手になり、石田流を目指す。後手がやや趣向的な手順をとってきたので、それに反発。しかし失敗し悪くなる。
その後お互いに優位を生かせないなか迎えた第1図。

今△66角と飛を取ったところ。次に△69飛と打たれると受けがありません。かといって▲48銀では△58金で「金無し将棋に受け手無し」の典型。
ここで▲68飛が唯一の受け。△79飛なら▲69歩、△39飛なら▲49香で際どく受かります。
実戦は△77角成▲62飛成(!)△同金▲77角△78飛(詰めろ)▲66角打(詰めろ逃れの詰めろ)と派手な展開。形勢は難解です。
進んで第2図。後手が△51竜と53から引いたところ。

駒割りは飛金と銀銀の交換で先手が損しています。しかし自陣にいた▲89桂と▲99香が駒台に乗っているので、むしろ先手の方が良い駒割りでしょう。
そこで実戦は▲59香とその香を急所に。すると後手は△53歩と辛抱。
この2手が先手が損だった、という話を終局後控え室から聞かされ驚きました。急所の香を打ち、ひどい所に最後の持ち歩を打たせたのに損したとは・・・
でも確かにここで手が分からなくなり、時間切迫もあってここから小ミスを二つ出し、得意のはずの終盤で競り負けてしまいました。
しかし「▲59香△53歩」の交換が損になる事があるとは、将棋は難しいですね。
検討では、▲54歩△同竜▲46桂と攻めるのが良いとされていたよう。確かにこの方が角筋も通っているので攻めに迫力があります。
とはいえ納得のいかない結論。もしその検討が正しいなら私の実力不足に他成りません。
それにしても、第1図から第2図は30手くらい進んでいるのですが、順番が逆のようですね(笑)。終盤から一度中盤に戻り、再び終盤を迎えたため、手数も長く、熱戦でした。
とはいえ終盤での競り負けも含め、修行不足を感じる一局でもありました。
それではまた




やはり▲6六角打が詰めろ逃れの詰めろですが、△3八金▲同玉△5五歩(▲同角とは取れない)じゃ駄目ですかね?
また、第2図は検討されていた手順でいいと思います。▲4六桂に△5一龍と引けば▲8二歩△9三桂(この桂を取られると▲4五桂がある)▲3六香くらいでどうですか?
面白い局面ばかり見せていただいて、感謝。
大一番が待ってますね。必勝祈願致します。
難解な長い押し引きの熱戦でしたね。
第1図から察するに
右四間急戦のような形でしょうか。
第2図の5四歩の突き出しから4六桂というのは
手筋ぽいですね(笑)
なるほど。
5九香、5三歩で先手厚みを築いたように見えて、
後手の持ち駒は飛車、角、金ですからね。
龍が守りにあって先手金、桂、香、では
攻めの手掛かりが付けにくいですね。
5六銀なら4四歩でしょうか。
動くと傷が出来て大変ですね。
遠山四段の修行不足との言葉に
近代将棋7月号「データで見る将棋界」の中で
竜王のコメントで「四段になってから3段階くらい
ランクアップしないと、一線級には通用しない」
「誰にでも強くなるチャンスはある。
だけど、それは永遠じゃない」
が早速頭に過ぎりました。
さらに26日土曜日の
読売新聞朝刊竜王戦観戦記での
今の若手が羽生世代になかなか追いつけないのは、
将棋に対する姿勢が根本的に違うからだと思う
青島たつひこ氏の一文も早くも思い出しました(笑)
虚心坦懐に精進あるのみですね。
まあでも、ここ最近の世代は、のんびり将棋を指させてもらってない世代であるとも言えるのですよ、とちょっぴり言い訳しておきます。