2014年04月11日

電王戦最終第5局告知

明日土曜日は電王戦第5局屋敷九段−Ponanza戦。
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いよいよ第3回電王戦も最終局を迎えます。
全国各地、様々な場所で行われてきて、最後は将棋の総本山将棋会館での対局です。
ここまで人間側の1勝3敗。負け越しは決まりましたが、最終戦の結果が与えるインパクトははかり知れず、非常に大きな一番です。

前回の記事で手番について考察しました。
第5局は人間側が電王戦で勝ち星の全てをあげている先手番。屋敷九段はA級順位戦で先手番16連勝という大記録を持っています。それだけ見ると今回は人間が勝ちそう、となるでしょう。

しかし一方Ponanzaは、電王トーナメントで決勝Tを全て後手番で勝ち抜きました。
コンピュータ将棋は特に先手番で強いというデータがありますが(参考記事)、その中で全て後手番で勝ったのはすごいの一言。しかもその3勝は習甦、やねうら王、ツツカナ。全て第3回電王戦でプロに勝ったソフトです。
またニコ生の様々な企画で対アマ戦200戦近くを全勝。それも全て後手番でした。
そう考えるとどうやったらPonanzaに勝てるのか、とも思ってしまいます。

持ち味を発揮した、素晴らしい将棋になることを期待しましょう。
ご注目ください!


それではまた
posted by 遠山雄亮 at 08:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 電王戦 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
若さは、一瞬です。登れるチャンスも一瞬です。個々の能力、才能の差は、あるにしても羽生世代がストイックに将棋に没頭してる姿に比べて、あまりに外部に気を散らし過ぎてるようにみえます。30代の貴重な時間を実力アップのみに集中すべきです。今から名人とるつもりで頑張って下さい。へらへら酒など飲んでる場合では、ありません。評論をへらへら外部に話してる場合でもありません。期待しています。
Posted by ベテリネリー at 2014年04月14日 00:01
電王戦総括の記事、楽しみにしています。プロ棋士としての本音(言える範囲で)を聞きたいです。

素人目線ですがコンピュータ将棋の評価関数がある程度正確になった以上、どちらが正確な指し手を続けられるか、という勝負は勝ち目がない様に見えてしまいました。
第3局のように序盤である程度リードしてそのまま・・・という展開以外で勝つイメージを、プロ棋士の方はお持ちなのでしょうか。

Posted by 四間党 at 2014年04月15日 03:38

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