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いよいよ第3回電王戦も最終局を迎えます。
全国各地、様々な場所で行われてきて、最後は将棋の総本山将棋会館での対局です。
ここまで人間側の1勝3敗。負け越しは決まりましたが、最終戦の結果が与えるインパクトははかり知れず、非常に大きな一番です。
前回の記事で手番について考察しました。
第5局は人間側が電王戦で勝ち星の全てをあげている先手番。屋敷九段はA級順位戦で先手番16連勝という大記録を持っています。それだけ見ると今回は人間が勝ちそう、となるでしょう。
しかし一方Ponanzaは、電王トーナメントで決勝Tを全て後手番で勝ち抜きました。
コンピュータ将棋は特に先手番で強いというデータがありますが(参考記事)、その中で全て後手番で勝ったのはすごいの一言。しかもその3勝は習甦、やねうら王、ツツカナ。全て第3回電王戦でプロに勝ったソフトです。
またニコ生の様々な企画で対アマ戦200戦近くを全勝。それも全て後手番でした。
そう考えるとどうやったらPonanzaに勝てるのか、とも思ってしまいます。
持ち味を発揮した、素晴らしい将棋になることを期待しましょう。
ご注目ください!
それではまた
素人目線ですがコンピュータ将棋の評価関数がある程度正確になった以上、どちらが正確な指し手を続けられるか、という勝負は勝ち目がない様に見えてしまいました。
第3局のように序盤である程度リードしてそのまま・・・という展開以外で勝つイメージを、プロ棋士の方はお持ちなのでしょうか。