2013年03月23日

電王戦第1局

電王戦第1局は阿部光四段が習甦に勝ち、まずは人間側が1勝としました。

内容的には、コンピューター将棋の仕掛けを阿部四段が咎め、丁寧な受けから早い反撃で勝ち切りました。
パーフェクトと言っていい内容で、素晴らしい将棋でした。

終局後の記者会見は将棋会館で棋士数名と観ていました。
その中で阿部四段が
「順位戦が終わった翌日(3月6日)からほぼ毎日持ち時間4時間で指していた。普通にやると1日が終わるので、早起きをして1日に2局指すこともあった。」
という趣旨の発言があり、その努力ぶりに観ていた棋士全員の背筋が伸びました。

阿部四段は記録的なスピードで四段昇段を果たしていて、豊かな才能は間違いありませんが、見えないところでの努力のすごさを垣間見た気もしました。
この将棋もある程度想定したものであったようで、事前の準備の部分でパフォーマンスを100%以上に持っていったようにも感じます。


第2局は来週土曜日3/30(土)に行われます。
佐藤慎四段ーPonanza戦。
PV
第2回電王戦公式サイト


それではまた


posted by 遠山雄亮 at 23:26| Comment(3) | TrackBack(0) | 電王戦 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
おつかれさまです。大丈夫だろうとは予想してましたが阿部四段の大差完勝でしたね。作戦通りといったところでしょうか。事前の準備に感服です。
コンピューター将棋の弱点も露呈しましたか。
次局がポイントですね。
佐藤四段が後手番です。
先手のポナンザのコンピューター将棋屈指の切れ味炸裂なるか。20台ほどのクラスタマシンの成果やいかに。 今回のように無理攻めを誘発して切らして勝つのか、駒組勝ちからにらみ倒すのか、興味が尽きません。
Posted by 駒落ち好き at 2013年03月24日 17:26
遠山先生、電王戦ではお疲れ様でした。この対局はネットでも凄い注目度でしたが、阿部光瑠先生の強さには脱帽しました。金曜までは「コンピュータ将棋は既にプロに追いつき、追い越したのではないか」という意見もかなり有力だったと思いますが、それが一気に色あせてしまうような開幕局でしたね。

「阿部光瑠先生が強かったから」
「実はコンピュータ将棋は現時点ではプロに及ばない」
「実は今回の習甦は弱い」
どれが真実に近いのか、今の段階では私には分かりません。

来週、佐藤慎一先生がPonanzaを撃破してプロの強さを見せつけて下さることを、心から望んでおります。
Posted by ベアベア at 2013年03月25日 02:32
放送拝見しました。ブログの写真よりも、恰幅がある様に見えました。
放送に関しては、途中から見たのですが、持ち時間の長い将棋では、局面が動かない時間も多く、タイトル戦の中継の様に 途中でも棋譜をDownload できれば良いと思いました。待っている間に手元のPCで 見れなかった部分を再現できるので。。。
では、では。
Posted by 太りました? at 2013年03月25日 12:38

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