2007年02月08日

昨日の続き

 一昨日の順位戦話の続きです。というより達六段について。

 私は小学校4年生の時(今から約17年前)に奨励会の下部組織である研修会に入会しました。その時に幹事の先生をされていたのがこの達六段でした。
 昔の事過ぎて、何年位お世話になったか正確には覚えていませんが、当時の事で今でも鮮明に覚えている事があります。

 研修会では、2ヶ月に1度程のペースで棋士もしくは奨励会の先生に指導を受けます。先日は私が棋士として研修生に教えに行ったわけです。
 この指導対局の結果でその手当てが決まるという仕組みなので、棋士側もかなり真剣に研修生に対峙します。その方が強くなりたい研修生には良いのでしょう。その分、手合い割は棋士に厳しくなっています。

 さてその指導対局で当時幹事であった達六段と指す機会がありました。私は何クラスだったかは覚えていませんが、昇級の1番だった事だけはハッキリと覚えています。

 そしてその一番。手合いは二枚落ち(!)。その将棋は序盤早々上手の狙いに下手が対応しきれませんでした。

B@@

 上手が△64金と出た局面。ここで下手の遠山少年は▲48銀と上がりこれが悪手。
 すかさず△55金▲37桂(45の歩取りを受けるのはこれしかない)△46金と進出され

?B???@??????A

 これで一歩損が確定・・・ 二枚落ちの手合いとしては早くも厳しいものがあります。以下は粘るも敗戦。
 15年位前の事なのですが大体正しい記憶だと思います。

 そんな感慨も抱きながら一昨日は対局。昔は二枚落ちで勝てなかったのに平手で勝つなんて、俺も随分強くなったもんだ(笑)
 というのは冗談ですが、ちょっぴりそういう嬉しさはあるものです。

 そして偶然にも次戦は奨励会時代に幹事でお世話になった先生と対局。こちらはこちらで感慨深い対戦です。


 それではまた
ラベル:将棋
posted by 遠山雄亮 at 01:14| Comment(2) | TrackBack(0) | 将棋 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
なるほど、そうでしたか……
時を経てプロとして対峙、
強くなって勝利。立派な恩返しですね。
達六段もほろ苦いながらも
遠山四段の成長ぶりに目を細めていることでしょう。

ちなみに第1図から少し考察しますと(笑)
無難なら5六歩でしょうか。
6五金なら5八飛車、7六金、7八金として5筋の歩交換
を狙い、その後ゆっくり玉を固めます。5三銀でも同じような展開ですね。強くいくなら4四歩もありますか。
同歩、同角として5五歩と位を取られても4八飛車として
から銀を応援に向かわせつつ玉を固める展開でしょうか。
もちろん平凡に4八飛車もありますね。
2図からも序盤悪いながらも3八金、3六金、4七金(4七銀)と交換を望んで、自玉を整備していけば飛車角は健在ですからまだまだやれる将棋ですね(笑)
しかしそこまで指せる小学生なら最初から4八銀はないですか(笑)

今期順位戦最終局、室岡七段との対局も楽しみです。
佐藤棋聖との研究会も長年続いているそうですね。
どこかのインタビューで読んだような(笑)
こちらの先生は最後までとことん指されると予想します(笑)
Posted by 駒落ち好き at 2007年02月08日 22:25
駒落ち好きさん>達六段が覚えてらしたかは微妙です(苦笑)こちらは先生ですから覚えていますが、あちらは研修生を100人以上見ていたでしょうからね。
第1図では▲48飛か▲56歩でした。というか▲48銀以外なら何でも。。第2図では焦らずに▲26歩〜▲25歩と落ち着いて指せば、きっと上手は困ったはずです。まあそんな落ち着きは遠山少年には無かったでしょう(笑)

室岡七段は結構長考派なので、きっと深夜までかかるでしょうね。
Posted by よんだん at 2007年02月14日 23:10
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