昨日は好カードが多く、検討も盛り上がる。渡辺竜王は久保八段の巧妙な指しまわしに力を出せず。
最近自分自身の将棋の見方が変わってきている気がします。昔は漠然と並べたり、その場その場の手筋に感心したり、という事をメインに見ていました。しかし最近は、長考した手に対する背景を考える事が多くなってきました。
私が指していてもそうなのですが、「30分以上の長考」には必ず何かがあります。深い所まで読もうとしている時が多いのですが、時には迷っていたり困っていたり、という事もあります。
だから棋譜を見て、また同時進行の将棋を見て、そこに30分以上更には60分以上の時間が刻まれている時、その時には指している棋士の強い思いがつまっているのです。
皆さんも棋譜を見たり中継を見た時に、長考した手があれば一度立ち止まってそこに思いをめぐらせてみてください。将棋の違った一面が感じられるかもしれません。
昨日で忙しい日々も一息。今週は珍しく土日がお休みです。
それではまた
ラベル:将棋
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