2007年01月27日

やっとの事で

 昨日は記事にも書いた通り、とある会のため将棋会館へ。その後は控え室で棋譜を並べたり検討をしたり。
 昨日は好カードが多く、検討も盛り上がる。渡辺竜王は久保八段の巧妙な指しまわしに力を出せず。

 最近自分自身の将棋の見方が変わってきている気がします。昔は漠然と並べたり、その場その場の手筋に感心したり、という事をメインに見ていました。しかし最近は、長考した手に対する背景を考える事が多くなってきました。
 私が指していてもそうなのですが、「30分以上の長考」には必ず何かがあります。深い所まで読もうとしている時が多いのですが、時には迷っていたり困っていたり、という事もあります。
 だから棋譜を見て、また同時進行の将棋を見て、そこに30分以上更には60分以上の時間が刻まれている時、その時には指している棋士の強い思いがつまっているのです。
 皆さんも棋譜を見たり中継を見た時に、長考した手があれば一度立ち止まってそこに思いをめぐらせてみてください。将棋の違った一面が感じられるかもしれません。

 昨日で忙しい日々も一息。今週は珍しく土日がお休みです。


 それではまた
ラベル:将棋
posted by 遠山雄亮 at 11:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 将棋 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。