「将棋連盟が選ぶ 注目の一局」という番組。この番組をご覧になった事のある方はどれくらいいらっしゃいますかね。
番組をご覧の方ならお分かりだと思うのですが、解説が大盤と普通の盤とに分かれて行われます。
この盤の方では手だけが現れて、ピシッピシッと指していきます。これ、実は奨励会員の手なのです。
これは奨励会員の立派な仕事の一つで「手タレ」と言われています。私もこの仕事を2年ほどやらせていただきました。
手タレも番組の大事な役割。わずかなミス(指し手の間違いは論外。駒を落としてもNG)が許されないのはもちろん、時間配分にも気を使わなくてはいけません。
手タレをやりながら色々な先生の解説を見てきたのは良い勉強になりました。
そして今回は解説者という立場で出演させていただき、非常に感慨深いものがありました。
ずっと聞き手は早水女流二段。手タレの頃から一緒だったので仲も良く、今回も和やかに収録が行われました。
うるさいくらいに喋ったつもりです。後は番組をお楽しみに!
それではまた
ラベル:将棋
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『手タレ』って厳しいですねぇ〜〜〜。
わたしじゃ無理ですぅ〜〜〜(笑)