2006年12月15日

ウェブ人間論

 昨日は休養日。家で衛星放送やネットで竜王戦を観戦したり、ちょこちょこと雑用。

 色々とブログを読んでいたら、梅田さんのブログに将棋の記事を発見。

 【毎日新聞夕刊「ダブルクリック」欄・第九回「将棋の魅力」

 私が印象的だったのはこの部分

「将棋の魅力」を形づくる情報量のかなりの部分が、棋譜と観戦記にその将棋が凝縮された時点でごっそり失われていることに驚いた

 
 全体を通じて、将棋に対する愛情を感じます。そしてちょっとした指摘がが一味も二味も違って面白い。このような考え方は今までほとんど無かった事である。

 長年将棋界にいて感じる事なのだが、どうしても「内側の論理」で物事を進めがちである。考え方が一人称に陥りがちなのだ。まぁ職業病とも言えるだろう。だからこうして冷静な見方の出来る方にちゃんとアドバイスをいただき、そして色々と進めていく事が大切なのだと思う。
 
 ちなみに梅田望夫さんの新本が今日(たぶん)から発売になります。ネット上での書評を読むとかなり好評のようです。
 梅田さんが、芥川賞作家・平野啓一郎さんと濃密な対談を行い、それをまとめた物になっております。
 私もまだ未読なのですが、かなり期待しております。

ウェブ人間論

 そして新潮社「ウェブ人間論」公式サイトに羽生三冠が書評を書いております。そちらも是非読んでみてください。
 羽生三冠の書評


 今日は順位戦日和。B級1組とB級2組が一斉対局。そしてA級順位戦の羽生三冠ー藤井九段戦、丸山九段ー阿部八段戦が行われています。
 詳細は名人戦棋譜速報


 それではまた
ラベル:梅田望夫 将棋
posted by 遠山雄亮 at 12:51| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
感想戦は、テレビや週刊将棋・将棋世界・近代将棋等などで語られていない変化が多く数時間にも及んでいます。
それだけ将棋は奥深いと同時に、対局者の心理を伝える紙面は臨場感を与える使命があります。
ライブと違って、活字で残しファンを楽しませる役割があります。新聞は大きなその役割を担っていると思っています。
Posted by 房総の住人 at 2006年12月15日 20:34
いつも個人的な話も面白く拝見していますが
こういう情報を紹介してくださってるのを発見すると
このサイトを覗いていてよかったなと思います。
Posted by 佐藤竜王棋聖 at 2006年12月15日 20:59
新聞でその記事を見て、うんうんと頷いてしまいました。
私はまだ将棋はあんまり分からないので棋譜とか見ても全然分からないですし、観戦記も人によって書き方が違い、読んでもさっぱり雰囲気さえ掴めないのもあります。その棋譜の凄さが分かるにはある程度の棋力も必要ですし、新聞欄は将棋の興味ない人にはなかなか読めません。

私は将棋に興味を持った時、ちょうど興味を持った棋士さんが出ていた「一番長い日」をライブで見ました。あの雰囲気・空気・緊張感がなんとも凄くて、さらに将棋は感想戦ということをするということに「将棋の魅力」を感じました。

将棋ももっとライブで、棋士が指す一手一手を見たいです。
野球中継と同じで一緒にドキドキしながら観戦したいと思っています。

棋譜中継は最近多いですが、やっぱり映像も欲しいです。今やっている竜王戦中継を見てつくづくそう思います。映像は将棋分からなくても、真剣な雰囲気は伝わりますから。一手にどれだけ思いを入れているのか伝わりますから。
中継を見てから後日棋譜と観戦記を読んでもっと深く楽しみたいです。
Posted by うりこ at 2006年12月18日 00:00
房総の住人さん>『対局者の心理を伝える』事が限られた紙面では大きなウェートを占めるべきではないか、と思っております。

佐藤竜王棋聖さん>ありがとうございます。これからもなるべくこうした話を載せるようにしていきます。

うりこさん>非常に貴重なご意見だと思います。映像は確かに分かりやすく訴える事が出来ますからね。それには映像技術(サーバー)の進歩が欠かせないと考えております。
Posted by よんだん at 2006年12月20日 22:18
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