2006年11月29日

野球に例えて

 昨日は研究会。その中でも先輩棋士と指した将棋がすごかった。よくいえば名局、悪くいえばひどすぎた・・・

 今日はそれを野球に例えてみます。

 まず私が2回までに8失点。つまり序盤で大失敗して不利を通り越して敗勢に。
 それをじりじり点を返し、7回表についに逆転!
 ところが7回裏に再び再逆転。
 それをまた8回表に逆転。
 しかししかし、8回裏に登板させたピッチャーが大誤算。同点にされたうえ、あろう事か3ランホームランを打たれる始末。

 最後は呆れて9回表三者凡退でゲームセット。

 流れをつかんでいただけましたでしょうか。ひどいうっかりから敗勢になった将棋をせっかく逆転したのに・・・
 7回裏の場面では、金取りに飛を打たれたところで、金を逃げながら銀を取ったのが悪手。
 8回裏の同点の場面では、香で王手され、逃げるか合い駒かの二択で誤り転落・・・
 
 本当に将棋は難しいです。だからこそ面白いとも言えるのですが。

 今日は棋士会へ。これほど議題の多い棋士会は今まででも例は見ないのでは?!しっかり聞いてこなければ。

 そして今日から竜王戦第4局が始まります。
 中継は竜王戦中継サイト

 衛星放送は次の通り

解 説:木村 一基 七段
きき手:村田 智穂 女流初段

衛星第2テレビ
11月29日 午前9時00分〜10時00分/午後5時00分〜6時00分
11月30日 午前9時00分〜10時00分/午後4時00分〜6時00分
※ダイジェスト 12月 1日 午前0時50分〜1時05分

 合わせてよろしくお願いします。

 渡辺竜王の先手番。佐藤棋聖の一手損角換わりと予想します。熱戦続く竜王戦。私も非常に楽しみにしています。


 それではまた
ラベル:将棋
posted by 遠山雄亮 at 00:36| Comment(6) | TrackBack(1) | vs・研究会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
佐藤棋聖の『ゴキゲン中飛車』でした…。
一日目の昼から、私には『理解不能』の局面です…。
Posted by 一酔斎 at 2006年11月29日 12:11
竜王戦は第4局ですよ。
Posted by 990 at 2006年11月29日 22:01
僕も一手損角換りと予想していたのですが…。
佐藤棋聖は第三局で負けてから振飛車ばかりですね。
Posted by spinoza05 at 2006年11月29日 22:09
一酔斎さん>これは私も理解不能です(笑)超急戦も見てみたかったです。

990さん>ご指摘ありがとうございます。修正しておきました。

spinoza05さん>佐藤棋聖は本当に振り飛車ばかりですね。振り飛車党としては大舞台で振り飛車が増えてちょっぴり嬉しいです。
Posted by よんだん at 2006年11月29日 23:15
棋士は将棋を野球に例える事が本当に多いですねwhttp://ryuoh.weblogs.jp/blog/2006/11/post_b7e2.html
何ででしょうかねぇ?
Posted by じゃがりんぽ at 2006年11月30日 17:39
じゃがりんぽさん>やはり一番馴染みのあるスポーツですからね。
Posted by よんだん at 2006年12月02日 11:52
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【将棋】竜王戦第4局・封じ手予想
Excerpt: 竜王戦第4局の1日目が終了した。 戦型は、後手番・佐藤棋聖のゴキゲン中飛車である。 渡辺竜王が馬を作り、優位に見えるが、大差ではない。 佐藤棋聖も5筋の歩を伸ばしてきて、位取りに成功している..
Weblog: TOEIC990点を目指す。
Tracked: 2006-11-29 23:14