その中で【棋士になって初めて「振り飛車」を「振り」ました】と書きました。それは一体どういう事だったのか、そのあたりも交えて振り返ってみます。
戦型は私の先手で、泉七段の向かい飛車に居飛車穴熊で対抗。
何故そうなったか、というと。

この局面で▲36歩〜▲37銀と矢倉の一端を作って相振り飛車にするのが普通。しかし▲77角だけで▲78銀や▲68銀と上がっていないのを生かして、▲68玉〜▲78玉〜▲88玉と囲うのも一つの有力な手段。
後手は先手が飛先を突いていないのに向かい飛車にしているので、速い動きがしづらい、という事があります。
最近では王将リーグの谷川ー藤井戦が同じような感じのスタート(詳細は王将戦中継ページで)。やはり谷川振り飛車に藤井居飛穴という対抗形になりました。
もちろんこの辺りはどう指しても一局の将棋で、流行のような物もありますね。私も流行に乗って居飛車にし、穴熊に囲いました。
そして迎えた第2図

居飛車は恐らくこれが最善の陣形。にも関わらずいきなり△65歩と仕掛けてこられ、ビックリしました。
▲同歩△77角成▲同金直△14角が後手の狙い筋。ただやや無理気味だったようで、この後優位にたちました。
さて第3図。後手が△67歩と▲68飛の転換を阻止してきたところ。

ここでまず▲64歩△74銀▲66馬と進め手を渡したのが一連の構想の始まり。
後手は△25桂▲同桂△同角と捌いてきましたが、そこで

▲75歩△85銀▲67馬△84歩▲76桂が流れるような手順(自画自賛)。

次に▲84桂と跳べば金銀両取り。△94銀はやむを得ない辛抱ですが、▲84桂△83金▲25飛△同歩▲54角△84金▲63歩成

一気に襲い掛かり、自陣に憂いの無い形なので勝勢になりました。
この後少し差を詰められますが、穴熊は固く逃げ切る事が出来ました。
そうして初のTV対局が決定しました!
そのTV対局が今日放送になります。囲碁・将棋チャンネルで20時から放送です。相手は小阪七段。解説は橋本七段でした。
是非お楽しみください!よろしくお願いします!!
将棋界に大きな動きがありました。それはまた明日書く予定でいます。
それではまた




私は見られないんですけど(CSもCATVもない)
素敵なお姿を期待しています♪
これなら居飛車での対抗も納得。指し回しも見事です。
将棋の幅が広がりますね。
いつもBS日本の歌と時間が重なるので
ダブル録画です。
ところで、対局中に解説の橋本七段が
ー (よんだんに)「何を褒めたらいいんだい?」と聞いたら「いろいろあるだろう」と怒られました。これくらい言っておけばいいでしょう。
と言っていたのには笑ってしまいました。ご自分でも放送を見られたそうですが、苦笑でしょうか。
今週の銀河戦は高田流の相振り飛車左玉も面白かったし相振り好きには興味深い戦型で楽しめました。
k.oさん>30秒将棋にしてはまずまず指せたかと。ただ居飛車特有の感覚が分からないところもありました。
島内善光さん>ダブル録画してまで観ていただいて嬉しいです!
A.Fさん>相振りの経験値ですかぁ。難しいところですね。私も随分指していますが、他にもスペシャリストはいっぱいいますからね。相振りは自分で将棋を組み立てるような所があるので個人的には好きです。
橋本七段のそのコメントは聞き逃しました。控え室でふざけてた問答をばらさないで欲しいですね(笑)
自画自賛したくなるのもわかりますw