2012年04月16日

シンガポール旅行5 シンガポールの成長と日本について

今回で最終回です。
最後は成長著しいシンガポールを訪れて、母国日本について思ったことを記します。

シンガポールはメディアを通じて成長が伝えられています。
実際に国を訪れて、肌でも実感しました。

シンガポールはとても小さな国。東京23区くらいの大きさです。
そのためまとまりがよく、スピード感にあふれています。
世界で戦うのに、ちょうどいい大きさなのではないでしょうか。

逆に日本はアメリカのような大国でもなく、中途半端です。
都市もあれば田舎もあって、それぞれに代表の議員がいて、利害を調整する。
それでは物事もまとまりません。

だからこその道州制なのでしょう。
税制なども独立性をもって、小さな単位で勝負していくほうが合理的だと感じます。


またシンガポールは国全体が戦略性に満ちていて、合理的です。
例えば空港を世界のハブ空港にするため、世界一機能的な空港にしています。

今の日本の政治や大企業を見ていると、戦略性に欠けているようにみえます。
それに加え、すでに色々出来あがっている日本は身動きが取りづらいです。
そういう中で大切なのは、戦略を立てて、それにそって物事を進めていくこと。
政治などの組織としてはトップがリーダーシップを取って実行すること。
こういったことが求められているように思います。


刺激を受けた5日間。
外に出ることの大切さも再認識した時間でもありました。
少しでも暇を作って、また外に出ていきたいものです。


それではまた
posted by 遠山雄亮 at 22:36| Comment(2) | TrackBack(0) | 遊び | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
シンガポールって将棋に喩えたら、「名人に対して飛車を振ってはならない」とか「端歩を突かれたら端歩を突き返す」とかいうことをルール(法律)にしてしまうようなギチギチな国という印象も…。http://matome.naver.jp/odai/2127416187379029201
Posted by bewater at 2012年04月17日 08:17
あくまで、主たる目的は休息とリフレッシュでしたのでしょうが、色々感じて、色々考えられた旅行だったようですね。
最後のシンガポールと日本のお話では、日本が「現状の将棋界」で、シンガポールが「進むべき方向」というように、国と将棋界をダブらせられてる?…と感じたのは、私の勘繰り過ぎでしょうか(笑)…
Posted by 加賀重明 at 2012年04月17日 17:02
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