私が観戦記を担当するのは、矢内ー甲斐戦。レディースオープントーナメント2006、1回戦の将棋です。
結果は将棋連盟のHPでご確認を。
いやはや緊張しました。いつも自分がやっている事を隣で見ているだけなのですが、何故か異常に緊張。そしてまた、良いものだな、とも改めて思いました。二人が駒を並べている動作はとても美しく感じました。こういうのは意外と気が付かないものです。もっとこういう物を表に出していく事は大切ですね。
そして対局を検討しつつ観戦し、終局後は感想戦に加わる。そこにいる全員が同時期に奨励会に属していた事もあり、わりとなごやかな雰囲気でした。私も随分参加しましたが、いつもの調子で喋ったりしてしまいちょっと反省。やはりにわか記者はプロに敵いません。。
感想戦終了後は対局者二人と暇そうだった若手棋士をつかまえ、4人で取材も兼ねて喫茶店へ。
矢内女流名人とはそんなに話す機会は多くないのですが、こうした場があると色々と話します。京急将棋祭りの時なんかはその良い例ですね。
甲斐女流二段は今までほとんど話した事は無く、とてもおとなしいイメージでした。実際もわりとおとなしいのですが、意外とお喋りな一面もあり楽しい。思わぬところで爆笑したり、笑いのツボが分かりにくいところも(笑)そういえば11/11に放送の私の銀河戦の時に聞き手を担当しており、何となく縁を感じます。
話が弾みすぎて随分長居をしてしまい、対局者にはやや申し訳無い事をしたかも。でもとても楽しい時間でした。この時の様子も少し観戦記に書きたいと思います。
今回の観戦記のお話は、ブログを読んでいる記者の方からの推薦で実現したとの事。嬉しい限りです。応援してくださっている方々のおかげです。締め切りは少し先なので、しっかり良い物を仕上げたいと思います。
この観戦記は11/15日号の週刊将棋に掲載予定です。是非お買い求めのうえご一読ください!
終わった後は一緒にいた若手棋士や将棋会館にいた若手棋士らで軽く遊んで帰宅。長いけれど充実した一日でした。
今日は王将リーグの佐藤(康)ー久保戦と森内ー藤井戦の中継があります。
詳しくは こちら で
振り飛車党には心弾む一日です。
それではまた
ラベル:将棋
【関連する記事】
観戦記、楽しみにしています。私は観戦記が一番好きです(^^
やっぱり将棋は棋譜だけじゃなくて、空間も一つの作品だと思います。『対局』をもっとファンに見せて欲しいですね。
http://kansai-dojo.jugem.jp/?eid=121
http://ryuoh.weblogs.jp/blog/2006/10/post_f271.html(この画像の著作権が日本将棋連盟になってたことが、驚きでした。下のサイトの画像は確か、新聞社が著作権を持っていたので。以前、日経の観戦記で野口七段が映像のコンテンツを進めるべきだと書いてましたが、そういう事を連盟がしているんですかねぇ?)
http://www5.hokkaido-np.co.jp/17joryu/
以前から遠山四段の文章はいけると読んでましたので
(笑)これを機に依頼が増えるといいですが、
ますます対局の方でも頑張ってもらわないといけなくなりますね(笑)
しかも矢内さん!これは見逃すわけにはまいりません(笑)買った事のない週刊将棋(笑)、買います(笑)
どんどん前に出て名前を売って下さい。
それが普及につながるハズ。
週将の記事楽しみにしています。
同僚がハチワンダイバーにハマッて将棋に興味を持ったみたいです。
日本シリーズでも誘ってみようかな?
関西の対局室見学はとても良い事ですよね。関東では何故やらないのか不思議です。ただそれより、もっと写真等で公開していっても良いと思います。将棋世界の「20時の対局室」は私が見ても良いな、と感じますから。
映像、著作権について私はよく分かりませんが、多少なりともそういう事が進んでいるのかもしれませんね。
spinoza05さん>銀冠の銀を繰り出して攻めた佐藤棋聖の指しまわしは驚愕でした。
サッカー&将棋ファンさん>私もプロは目立ってなんぼの商売だと思っていますから、これからも色々とやっていきたいと思っています。それが普及につながるならそれに越した事はありません。
日本シリーズ、是非一緒に行ってみてください。あの雰囲気は素晴らしいです。