簡単に自分自身の今期を振り返り、来期へのことにも触れていきます。
今期は勝率が前期より下がりました。
とはいえ上位棋士との対戦が増えたこと、対局数が多かったこと。
総合すると実力以上とも言えます。
上位棋士と多く対戦したこと、対局数が最高(42局)だったことで、課題も見えました。
序中盤は甘いし、終盤は力負けしてるし、まだまだということを実感します。
年明けからは居飛車も取り入れ、将棋の幅を広げる努力もしています。
筋悪で有名(?)ですが、もう少し「自然」に指せるべく、チャレンジは続けていきます。
また精神的な部分もまだまだで、今期最終戦でそれが顔を出し、おおいに反省しました。
そういう要素で力を発揮できない時も多く、課題です。
心身を整え、技を磨くこと。言うは易しですが、これが来期の対局面での目標です。
上位の壁は厚いけれど、その壁は超えられないとも考えていません。
大きな結果を残せるよう、一戦一戦大切に戦っていきます。
また編集長業務も、普及活動も、やるべきことは沢山あります。
余計なことにとらわれず、感謝の気持ちを忘れず、楽しむ心で取り組んでいきます。
明日からまた1年、来期も自分の出来ることを精一杯頑張ります。
それではまた
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遠山先生も居飛車の導入ですか。藤井先生もだいぶ前からそうですし、久保先生の失冠と…今プロ棋界は純振り飛車は厳しい状況なのでしょうか。確かに久保先生の陥落でA級から純振り飛車党が消えてしまったのは寂しいですよね。やはり、高いレベルの話でしょうから、私は解らないのですが、以前、谷川先生が振り飛車は真ん中位までは互角かやや良い位にやれてても、そこから勝ちにするまでは、居飛車より難しいとおっしゃってたのを覚えてます。いや、初段クラスの私ではちんぷんかんぷんですが、プロのレベルではそのような事もあるのですね。
駄文を書き連ねましたが、遠山先生、来期は全ての棋戦で良い成績を収められる事を楽しみに影ながら応援いたします。
明日からの新年度、飛躍の年となりまうよう、応援いたしております。
対局総数42局、勝数25は立派です。
ただし、順位戦で昇級できなかったのは遠山ファンとしてはとても残念です。
新年度のご活躍を期待しています。