2012年03月28日

上野五段戦

振り駒で後手になり、ゴキゲン中飛車へ。
流行の▲3七銀戦法、通称「超速」と対峙することに。

まずまずうまく指して迎えた図。昼食休憩明けすぐの局面。
後手△が私です。


2012.3.27上野戦.gif

全=成銀

ここでは△1八成銀と遊び駒を活用するのが本筋で、当然そう指すべき。
しかし実戦は△5六歩▲同歩△5五歩と攻めにいってしまいました。

全局通じて焦り気味で、ここも手の善悪はともかく、そのことを象徴する場面です。

二転三転して双方秒読みが長く続く将棋に。
最後は幸運にも勝利をつかみましたが、反省点の多い一局でした。


これで今期の対局は終了となりました。
最後、結果は嬉しいですが、来期への課題も残ります。
振り返りはまた月末くらいに。


それではまた
posted by 遠山雄亮 at 09:21| Comment(3) | TrackBack(0) | 対局結果 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
内容はどうあれ(笑)…『有終の美』の勝利おめでとうございます。
野球の野村監督?の言葉に、『勝ちに偶然の勝ちあり。負けに偶然の負けなし』…みたいな格言?ありますよね。しかし、一方、不調な選手やチームは、弾丸ライナーのホームランや12-0の圧勝ではなく…意外に…避けたバットに当たってヒット!、とか、相手のエラーでさよなら勝ちみたいな事で、急に上向くってパターンが多いですよね。
遠山先生が今、不調という訳ではありませんが(笑)…どうあれ勝ちは勝ち、来期はさらに上昇してください。
しかし、棋士の先生が、特にご自身の会心譜などの解説によく使われるところの…『指運』、『最後に良いところに指がいった』…とかいうお話は、棋士の先生同士がお互いに的確に指していかれれば、そりゃ、最後の所は、『高い次元での運次第』という事になるのでしょうね…私のヘボ将棋には運の入り込む余地はありませんが(笑)
Posted by 平畑学 at 2012年03月28日 09:56
最終戦勝利おめでとうございました。なるほど1八成銀でしたか。5六歩は勢いでこじあけに行く手ですね。実戦的にはアマでも指したい所です(笑)課題を見据え、来期に活かしていただきたいと思います。
Posted by 駒落ち好き at 2012年03月28日 12:50
最終戦の勝利おめでとうございます。そして一年間の戦いお疲れさまでした。
来期のご活躍、更なる飛躍を期待しております!
Posted by 津野 利行 at 2012年03月30日 00:21
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