流行の▲3七銀戦法、通称「超速」と対峙することに。
まずまずうまく指して迎えた図。昼食休憩明けすぐの局面。
後手△が私です。

全=成銀
ここでは△1八成銀と遊び駒を活用するのが本筋で、当然そう指すべき。
しかし実戦は△5六歩▲同歩△5五歩と攻めにいってしまいました。
全局通じて焦り気味で、ここも手の善悪はともかく、そのことを象徴する場面です。
二転三転して双方秒読みが長く続く将棋に。
最後は幸運にも勝利をつかみましたが、反省点の多い一局でした。
これで今期の対局は終了となりました。
最後、結果は嬉しいですが、来期への課題も残ります。
振り返りはまた月末くらいに。
それではまた
野球の野村監督?の言葉に、『勝ちに偶然の勝ちあり。負けに偶然の負けなし』…みたいな格言?ありますよね。しかし、一方、不調な選手やチームは、弾丸ライナーのホームランや12-0の圧勝ではなく…意外に…避けたバットに当たってヒット!、とか、相手のエラーでさよなら勝ちみたいな事で、急に上向くってパターンが多いですよね。
遠山先生が今、不調という訳ではありませんが(笑)…どうあれ勝ちは勝ち、来期はさらに上昇してください。
しかし、棋士の先生が、特にご自身の会心譜などの解説によく使われるところの…『指運』、『最後に良いところに指がいった』…とかいうお話は、棋士の先生同士がお互いに的確に指していかれれば、そりゃ、最後の所は、『高い次元での運次第』という事になるのでしょうね…私のヘボ将棋には運の入り込む余地はありませんが(笑)
来期のご活躍、更なる飛躍を期待しております!