ゴキゲン中飛車vs超速▲3七銀、という出だしから相穴熊になりました。
仕掛けの場面が第1図。先手▲の居飛車が私です。
現在課題とされている局面で、先日A級でも似た将棋が指されていました。
ここから▲5五銀△同銀▲同角△1七角成(!)という激しい展開に。
前例では先手快勝でしたが、研究家の伊藤真四段らしく新手が用意されていました。
研究ではすぐに切り捨てた手でしたが、指されてみるとなかなかの好手で、まさに教えを請うという形になりました。
戦いが始まってからが長い将棋で、優勢になってからも延々と。双方1分将棋までもつれます。
最後簡単な勝ちを逃してヒヤっとするものの、なんとか勝ち切ることができました。
たまに逆を持つと新鮮で、かつ勉強になります。収穫のあった一戦でした。
また先月の村中六段戦といい、何故か同世代と指すとギリギリの戦いになりやすく、それは長期間切磋琢磨してきた間柄だからこそなのでしょうか。
そういう戦いでは反省点、課題も見つかりやすく、その積み重ねが大切だと気付かされます。
来週またすぐに対局があります。
スケジュールは詰まっていますが気力は充実しています。
体に気を付けてまた頑張ります。
それではまた
個人的にも好きな戦型なので注目しています。
ヒヤッがあったものの、勝利おめでとうございます!