2011年12月14日

吉田四段戦

先手で中飛車に構え、『遠山流中飛車急戦ガイド』の第2章をなぞる手順が続きます。
本では互角で打ち切った場面からが本当の勝負に。
有利に導けそうなところで間違え、逆に苦しくなります。
しかし相手にも緩手があり、形勢混沌として迎えた図。先手▲が私です。


23.12.13吉田戦.gif


お互いの駒がほぼ右半分にしかいないという珍形。粘っている様が伝わるでしょうか。
ここが111手目。
この後相手のミスをついて2筋の二本槍が大活躍し、最後は171手という長手数の末、制しました。

さばきには失敗しましたが、玉頭のごちゃごちゃしたところで逆転したあたりは、自分らしい将棋が指せたと思います。

順位戦はまだまだ苦しい星ですが、一戦一戦を大切に頑張ります。


それではまた
posted by 遠山雄亮 at 11:09| Comment(2) | TrackBack(0) | 対局結果 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
おめでとうございます!
やはり勝利のご報告ブログはうれしいですね。

ホントごちゃごちゃの混戦っていう感じの局面ですね。
Posted by 津野 利行 at 2011年12月14日 13:28
勝利おめでとうございました!激闘の混戦を制したようですね。香車が2本といえば竜王戦を思い起こしますが、自玉の上からですか。気迫と迫力が伝わってきます。後手は5一金がたたりましたか。期待通りの内容でございました。 (笑)
Posted by 駒落ち好き at 2011年12月14日 17:25
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