角交換型の将棋で、ちょっと珍しい急戦策に出ました。
まずまずのワカレとなり、先手の攻めをどうかわすか、というのが第1図。後手△が私です。

▲9三歩と垂らしてきたところ。△同香なら▲8五桂と攻めてきます。
ここで一度△2七歩成として攻めを急がせ、▲9四香を待って△9三桂と受けたのが感触の良い手でした。
桂より香を動かせたほうが先手陣が危ない、という判断です。
この後も先手の攻めをかわしつつ力を溜め、最後は長手数の即詰みに撃ち取ることができました。
今月は前半に対局が集中しています。体調に気を付けて、次も頑張ります。
それではまた