2006年09月14日

王位戦決着

 王位戦は羽生王位が勝ち、4勝2敗で防衛。序盤〜中盤にかけては佐藤棋聖のペースでしたが、そのあたりから羽生王位が底力を見せて勝ちきりました。
 詳しくは 王位戦中継ページ で

 昨日は疲れて何もする気になれず。順位戦の翌日は、大抵体が言う事をきいてくれません。。

 今日はA級順位戦 藤井九段ー丸山九段戦の中継があります。
 ネット中継はいつもの 名人戦棋譜速報 で。
 先手藤井システムvs後手が流行の急戦、という戦型になっているようです。先日の遠山ー佐藤(和)と同じ形です。本家がどう指すのか、とても楽しみです。


 それではまた
posted by 遠山雄亮 at 11:38| Comment(5) | TrackBack(0) | 将棋 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
どうも佐藤将棋には、何処か感覚のズレを感じるものがあります。それが旨くいけば圧倒するのでしょうが、羽生さんには今一つ通じないというか、かわされている感じがしますね。

若い棋士の方々もなかなか佐藤将棋の真似は出来ないと思います。たとえ旨い手であっても、感覚の違いというのか、同じようには指しこなせないのではと。
将棋の雑誌にも、どうして自分の指し手を真似してくれないのだろうかと佐藤棋聖が述べられていましたが、そんなところに理由があるのかもしれません。

遠山四段はどのように感じられますか?
Posted by K.O at 2006年09月14日 17:47
『藤井システム』と『角換わり系』の戦法は、
個人的に『アマには指し難い』という印象があります…。

Posted by 一酔斎 at 2006年09月15日 10:05
k.oさん>難しい質問ですね。感覚のずれ、というものはそんなには感じません。最近の佐藤棋聖には良い意味で「開き直っている」そしてそれが「思い切りの良さ」を生み、それが良い方向に向いている、という事があると思います。ちょっとためらってしまうような戦法や手を積極的に取り入れるという事は、なかなか出来ない事で、技術的なものも含めて素晴らしいと思います。
羽生三冠がそれに対してどうか、という事ですが、それが具体的に分かれば皆佐藤棋聖にその方法をぶつけるわけで、それは羽生三冠ご本人しか分からない事なのだと思います。
ただしこれは私自身の見解であり、他の棋士がどう思っているかは分かりません。

一酔斎さん>それはおっしゃる通りですね。近い将来、プロ棋士がしっかり系統立てて完全に定跡として、アマチュアの方にも安心して指していただけるようにしないといけませんね。
Posted by よんだん at 2006年09月15日 14:03
王位戦は羽生王位が防衛ですか。二連勝は大きかったかもしれませんね。そう考えると、今年の王将戦の佐藤棋聖の追い込みはすごいことでしたねぇ。あの状況で防衛した羽生王将もすごいですが・・・

藤井九段の飛車が捌けるとは思いもしませんでした。
Posted by じゃがりんぽ at 2006年09月19日 11:48
じゃがりんぽさん>個人的には2連敗で流れの悪い中、後手番で勝った5局目に凄みを感じます。その勝負強さはさすがとしか言いようがないです。

藤井九段は、さすがスペシャリストの指しまわしでしたね。
Posted by よんだん at 2006年09月19日 23:52
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