それでちょっと遅めに「将棋年鑑」を読んでみました。「読んだ」だけなので棋譜部分は飛ばしました。
で、各棋戦の報告記事や、将棋世界での連載も好評な勝又教授の戦法解説記事をじっくり読む。意外な発見があってびっくりする事も。
先手の石田流がかなりの好成績を挙げている事にかなり驚きました。
棋士の紹介部分も将棋年鑑の見所。ここにはアンケートもあり、これが面白い!その棋士の人となりが分からないと何が面白いのか、という事になってしまうのですが、知ってる棋士のを読むと絶対に面白い!
今回の質問の一つに、「対局をしてみたい棋士(故人含む)は?」というのがあります。
升田先生が多い中、私は大山先生、と解答。何しろ「大山全集」の2・3巻は何度繰り返し並べたか分かりません!
その解答の中で、「50年後の現役棋士」と答えている方(誰か忘れました汗)がいて、思わず唸ってしまいました。
確かに、将棋の技術・進化というものを考えると、50年後の現役棋士の「感覚」というものは非常に気になります。将棋の進化というのは10年単位くらいな気がするので、50年後となると今よりかなりの進歩があるのではないかと思います。そんな時代の現役棋士とは是非指してみたいですね!
将棋年鑑の販売は一般書店ではあまり行われず、東京・大阪の将棋会館か、ネットショップで。
さて今日は、昨日告知した王位戦第4局の1日目。ネット中継はこちら。西日本新聞さんの中継サイトは他と一味違い、色々と趣向があります。是非ご覧ください。
それではまた
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1年に2局(王位戦と女流王位戦)だけなのがもったいないです。
(元「四間飛車」党で、今は両方指す一酔斎です) (笑)
あそこまで素晴らしい物にするのに、きっとすごい苦労があると思います。
じゃがりんぽさん>ほほー。なかなか面白いアイデアですね!皆で100の質問、なんて良いかもしれません。
一酔斎さん>大山ー升田戦は今見ても素晴らしい将棋が多いです。相振り飛車も見てみたかったです。