今年でこのイベントも3年目。昨年はかなり大きな規模で行いましたが、今年は日本の状況的にも留学生が少ないとのことで縮小気味に。さらに中心になっている方が抜けてどうなることかと思いましたが、なんとか開催にこぎつけました。
今回、私は準備段階でほとんどお手伝いができず、当日含めボランティアの学生さんたちにおんぶにだっこでした。皆さんには感謝感謝です。
イベントの様子は、まずは百聞は一見にしかず、ということで写真を2枚。
1枚目が集合写真、2枚目が対局風景です。(写真はクリックすると大きくなります)
今年は今までと違って将棋会館(もしくは近く)での開催ではなかったため、見学的なことが出来ず。
そういうこともあって実技を中心に、ある程度実戦で指せるようになるためのプログラムに。
仏人はチェスを知っている人が多数なので、チェスから発展して指せるように考えて組み立てました。
最初は変則的な将棋を。
将棋の9×9と成りを覚えてもらうための「玉対飛角」。
駒を取って打つというチェスとの最大の違いを覚えてもらうための「青空将棋(歩の無い将棋)」。
最後に平手を40分程度。一緒に将棋のルールを覚えた日本人の学生さんに勝つ人も現れ、仏人の方にも少しは覚えてもらえたように思います。
皆真剣で、あっという間の2時間でした。
このイベントは毎年苦悩しながら続けています。
正直存続させるので一苦労という状態ですが、なんとか今後も続けたいもの。
海外普及の種まき、仏人の方との交流、優秀で熱意のある学生さんたちとの交流と、自分にとって価値が大きいからです。
ただ中心のもう一人(仏人で日本語堪能)の学生さんも抜けてしまうので、ますますどうすればいいか、悩ましいです。
それではまた
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