2011年05月23日

海外普及

大それた表題ですが、さらっとです。

先日のリコー杯女流王座戦一次予選には、将棋界で初めて海外出場枠が設けられました。
第一期リコー杯女流王座戦に将棋界初の海外出場枠として張天天(チャン ティエンティエン)さんが出場

内容的にはまだまだプロの壁は厚い、という感じでしたが、何事も第一歩からはうまくいかないもの。
こういう試みが継続していくことで、未来につなげていっていただきたいものです。

この記念すべき対局を、棋譜コメントを中国語に訳して発信したいという思いがあるのですが、いかんせんかなりの分量の中国語を翻訳するのは難しいところ。
なにか良い知恵があったらご教授ください。


海外普及というところで、米長会長のHPに、「海外部」が新設されるという記述がありました。
どこまでの物になるかは私も全く知りませんが、素晴らしい方向性と思います。

今携わっているネット事業も、当然ながら海外を視野に入れて動いています。
海外で将棋に興味を持っていただいたときに、ネット事業は将棋の興味を持続する手助けになるはずです。
まだまだ遠い未来ですが、目標の一つとして考えています。


私自身の話題としては、2年続けてきた仏人留学生の将棋体験が、今年も開催予定です。
この状況の日本に留学してきてくれるだけで感動します。
さすがに人数は少ないようですが、その分思い出に残る良いものにしたいです。


それではまた
posted by 遠山雄亮 at 19:17| Comment(2) | TrackBack(0) | 将棋 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
中国語への翻訳が難しそう、とのことですが。それは言葉の壁(将棋用語などの訳し方)の問題なのですか? それとも、単純にマンパワーの問題なのでしょうか。

言葉の壁(訳し方)が問題であれば、中国語ができて将棋を知っている人に協力を求めて、訳し方を考えるしかないですね。
以前、ネット中継棋譜コメントの英語版があったような気がしますが。訳し方を考えるにあたっては、英語版をつくったときのプロセスが参考になるかも知れません。

マンパワーの問題だったら、人を集めるしかありません。中国語と将棋ができる人を集めて、「今回の訳し方のルール(?)」を覚えてもらい、後はひたすら翻訳作業を進める。
人が集まらないようなら、少ない人数で時間をかけてやるしかないのかも知れません。

あとは、ダメ元で翻訳ソフトを試してみる、という考えもありそうですね。

Posted by たるく at 2011年05月24日 02:31
ご存じかもしれませんが、パリには将棋クラブがありますので、体験した方が帰国後、将棋をやってみたければご紹介下さい。3月にパリに出張した時に行ってみましたが、ちょうど初めて参加した方もいて、他の方がルールを教えていました。
Posted by Beaver at 2011年05月29日 12:21
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