じっくりした駒組みからお互いがっちり穴熊に組み、長い駒組み、押し引きのある中盤を経て、激戦の終盤戦へとなだれこみました。
先手▲が私です。
先手玉は受けは難しいながら一瞬は絶対に詰まない格好。
詰めろが続くか途切れるか、という勝負になっています。
今△3一金と犠打を放たれたところ。▲同銀成は△同角▲同竜が詰めろにならず負け。
実戦は▲4三銀打と詰めろをかけましたが、△4一金打が連続犠打で参りました。
どう応じても詰めろが続かない格好。
以下押し切られました。
第1図では▲2一銀成とこちらを取るのが正解。
以下お互い正しく指せば千日手が結論でした。
しかしそこに至るまでに色々な変化があり、双方1分将棋の中勝負はどう転んだか分かりません。
将棋は最後にミスをしたほうが負ける、そんな典型的負け方でした。
前回の対戦に続き難解な終盤戦での競り負け。
悔しいですが、強い人ときちっと指すと負けても得るものがあります。
これを糧にまた頑張ります。
それではまた
残念な結果となりましたが、この一局は必ず次につながるものと思います。
次局を期待しています。
いま一歩の敗戦、次への糧になっていくといいですね。