2011年05月17日

野月七段戦

振り駒で先手になり、石田流へ。
じっくりした駒組みからお互いがっちり穴熊に組み、長い駒組み、押し引きのある中盤を経て、激戦の終盤戦へとなだれこみました。
先手▲が私です。


23.5.16野月戦.gif


先手玉は受けは難しいながら一瞬は絶対に詰まない格好。
詰めろが続くか途切れるか、という勝負になっています。

今△3一金と犠打を放たれたところ。▲同銀成は△同角▲同竜が詰めろにならず負け。
実戦は▲4三銀打と詰めろをかけましたが、△4一金打が連続犠打で参りました。
どう応じても詰めろが続かない格好。
以下押し切られました。

第1図では▲2一銀成とこちらを取るのが正解。
以下お互い正しく指せば千日手が結論でした。
しかしそこに至るまでに色々な変化があり、双方1分将棋の中勝負はどう転んだか分かりません。

将棋は最後にミスをしたほうが負ける、そんな典型的負け方でした。


前回の対戦に続き難解な終盤戦での競り負け。
悔しいですが、強い人ときちっと指すと負けても得るものがあります。

これを糧にまた頑張ります。


それではまた
posted by 遠山雄亮 at 20:47| Comment(3) | TrackBack(0) | 対局結果 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
お疲れ様でした。
残念な結果となりましたが、この一局は必ず次につながるものと思います。
次局を期待しています。
Posted by 宮城 at 2011年05月17日 21:31
残念でしたね。
いま一歩の敗戦、次への糧になっていくといいですね。
Posted by 津野 利行 at 2011年05月17日 22:12
おつかれさまです。残念無念。。一局を勝つことは大変ですね。。次局以降に活かしていただきたいと思います。。
Posted by 駒落ち好き at 2011年05月18日 16:13
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