いつもお世話になっている「勝手に将棋トピックス」に興味深い記事が色々と出ていました。
まず「王座戦で女流棋士対男性プロの一斉対局」(NIKKEINET将棋王国)が行われる、という記事。当日は、豪華なメンバーによる大盤解説会に指導対局が行われます。
7/29(土)に開催されます。私は参加しないようです。新四段が2人選ばれているので、当然私も候補だったようです。
羽生三冠に関する記事が2つ出ていました。
一つは私も昨日読んだ、「週刊東洋経済」でのインタビュー。6/19発売の6/24号に出ていた物がネットに記事として出ていました。
まだ前編だけですが是非読んでみてください。 こちら
非常に興味深い記事。詳細は、記事や勝手に将棋トピックスに譲るとして、羽生三冠の思想にはいつも感心させられます。
基本的には「Web2.0」についての話。「Web2.0」とは簡単に言うと次世代のインターネットの形態の事。詳しくはまた日を改めて書いてみようかと。
羽生三冠はここではその「web2.0」と将棋についての事に関して語っています。ここで出てくる「高速道路理論」というのは面白く、私自身ずっと気になっている話。今日の大平四段のブログに、この事が実体験的に基づいて出ていて、私も思わず関心を惹かれました。
実際、私より5つ以上若い人達(四段や三段リーグの21歳以下の人達)には感覚のずれを感じる事が多い。そのずれ方がどうもインターネットと関わりがあるような気がしてならない。これもまた日を改めて書いてみようかな。
羽生三冠のもう一つの記事は、NHK総合テレビの番組プロフェッショナル 仕事の流儀の事。この取材、随分前から各地で行われていました。本当につきっきりなんだな(スタッフの方の顔を覚えてしまうくらい見かけました)、と変に感心していました。
どんな番組になるのか楽しみだったのですが、そのトーク部分の収録が先日行われたよう。その模様が「茂木健一郎 クオリア日記」というブログに出ていました。茂木さんはこの番組のキャスターの方です。
非常に興味があります。放送は7/13以降のようですが注目です。
羽生三冠にお話を伺ったり、記事を読んだりすると、こういう方が同じ棋士としていらっしゃる事を誇りに思えます。
私自身もそういう棋士になっていきたいです。理想と現実のギャップは大きいですが・・・
それではまた
【関連する記事】
高速道路を、持ってしても、羽生三冠は、そうそう破れるものではないと思いますが、将棋ファンの一人としては、研究を超えた人間力の勝負、駆け引きをいつまでも見たいと思いますし、ましてやコンピュータソフトには、誰も負けて欲しくないと思っています。
それにしても、やはり先生と呼ばれる方は、見ているものが違いますねぇ^^;
対局観が、できて来て、指し手を読むと言う感じでは無くなって来ているとは、恐れ入りましたm(_)m
>羽生三冠にお話を伺ったり、記事を読んだりすると、こういう方が同じ棋士としていらっしゃる事を誇りに思えます。
私自身もそういう棋士になっていきたいです。理想と現実のギャップは大きいですが・・・
先生も、羽生三冠と対局では、平手で指せるじゃないですか!!
そうそう、先生も先生と呼ばれる人なのですから、今、羽生三冠からタイトルを取れるかどうかと言う事は別にして、棋士として、立つべき場所には立ち、言うべきものは言い、進んで行ってほしいです^◇^/