お互いに向かい飛車に振り、様子をうかがう。
後手の中田七段の趣向もあり、長い長い駒組み。
迎えた第1図
ここはやや作戦勝ち。そして
▲68金△44銀▲58金 と、金を働かせたのが上手い構想(自画自賛)。
1図と比べてぐっと陣形が引き締まったと感じるでしょう。
ほうっておけば▲48金左〜▲18香〜▲19玉〜▲28金〜▲38金左
と、どんどん堅くします。まぁこうなるとは本気では思っていませんでしたが(笑)
実戦は第2図から△35歩▲同歩△26歩と後手が暴れてきました。
これはやや無理な仕掛けだったのですが、応対を誤り難解な将棋に。
ずっとダメだと思っていたのですが、とにかくよく分からない将棋。
最後はチャンスをしっかりつかみ制勝。
将棋の難しさをたっぷり味わった一局でした。
今日は一つ次の一手を出題。
実戦の投了後の変化の一つ。ここで上手い5手1組の手順があります。
実戦でも読んでいて、これを発見して勝ちを意識しました。
実戦ではその前で投了されたので、この局面は実現しませんでした。
さてその上手い手順とは??
ちなみに▲55馬と駒得に走ると△88香成と飛を取られてつまりません。もっと後手玉に目を向けましょう。
正解は明日発表します!
それではまた
中田功七段はそれなりに実力者で、この6組におられるのが不思議ですね。
第1図では、6七に金がいること自体私には理解できません。(相振り飛車の戦いが分からないので)
第2図で後手が仕掛けた△2六歩は最後まで残っていたのですか?(参照図から)
参照図からは次の一手が分かれば勝ちですね。(4三辺りですね←大ヒント、楽しみは明日ということで)
ございますっ。
ちゃくちゃくと足場を築いて
くださいねっ。
今期は4勝1敗♪。
この調子を持続して順位戦に突入してくださいね。
次の一手は、やはり▲43金でしょうねえ(たぶん)。
相振り飛車は個人的には最も好きな戦型です。定跡化されにくく、序盤のビルドアップから緊張感があってTV棋戦で見ていてもわくわくします。次の一手は私も43金かと思いますが、5手目までとなると自信がありません。
朝日オープンは将棋会館に行くつもりです。アマチュアの強豪相手はやりにくいかと思いますが、見る方としては非常に楽しみです。いい将棋を期待しています。
解答は▲43金、▽同銀、▲51飛車、▽62玉、▲43馬で▲61飛車なりの詰めろ(▲43馬の後、▽51玉なら▲52銀、▽62玉、▲61銀なりで詰み)でしょうかね。
羽生先生の終盤術読んでいると、パッとこんな手が浮かんだのですが・・・
振り飛車党も角替わり腰掛銀を並べないといけない時代が来ているようですねw
「4三辺りですね」 鋭い!
こてくんさん>ありがとうございます。頑張ります。
けいちゃっぷさん>順位戦まで後1・2局、勝って気持ち良く臨みたいです。
是非大盤解説会、観に来て下さい。
ぽっぽさん>責任、喜んでとらせていただきますww
正解ですよ。羽生効果ですね!
じゃがりんぽさん>お強い! 現代将棋は色々なエッセンスを取り入れないといけないようです。