そして第1図のような局面に。後手△が私です。

今△7二銀と上がったところ。奇異な形ですが、ちょうど1年前の村山五段戦でも採用しています。
当時の記事はこちら
狙いとしては▲2五歩に△3四歩と突いて角交換となった時、▲6五角の両狙いを防いでいるというもの。
▲8二角の打ちこみが気になりますが、△9三香と逃げて大丈夫とみています。
なかなか優秀だと思うのですが、なんといっても△3二飛戦法は初手に▲2六歩と突かれると指せないのが難点で、最近はご無沙汰でした。今日はやるぞ、と思っていると初手▲2六歩と突かれてずっこけることもしばしば。。
実戦は先手が乱戦を避けたため、手損無しに石田流に組むことが出来、まずまずの展開に。
4手目に端を受け、6手目に銀を上がっておきながら穴熊となり、最後はその穴熊の堅さが生きて制勝しました。
今週は順位戦(大阪)→本局と対局が続き疲労困憊。今日は午前中小学校へ指導に行き、戻ってすぐから昼寝をしました。
対局が詰まった時にものを言うのはなんといっても健康と体力。今回は幸いにも良い結果に終わりましたが、体力面には課題も残ります。体力をつけることの大切さを痛感しています。
それではまた
今回は勝ち進んでくださいp(^^)q
この6手目72銀は某所で遠山先生が指されたと知っていたのですが、4手目94歩と受ける手は相振り飛車にされて損だと思っていました。もっとも2手目32飛車自体が純粋居飛車党に対する手なのでわかりませんが・・・
また端の突き合いは展開によっては相振り飛車でも得になるケースがあり、なんとも言えないところです。
また昨日は学校へのご指導、いつもながらありうがとうございました。
次回またよろしくお願いします。
いい勝負が出来るのも、健康な身体があってのことだと思います。
これからも心身ともに健康な状態で将棋がさせますように(^^)