2010年12月24日

子供大会

昨日は先日の記事にも書いたように、第7回U−18将棋スタジアムのお仕事でした。

私の担当は、保護者の将棋教室と指導対局、そして出題していた次の一手と詰将棋の解答、の3つ。

保護者の将棋教室は、主に将棋のルールが分からない、もしくはルールは分かるけどどう指していいか分からない、という方向けの講義。本田女流二段とのコンビでした。
最初は自分や本田さんの子供の頃の話。またインターネットを使った将棋の楽しみ方とモバイルでの楽しみ方など。

途中からはルールの説明、そして実践でした。
実践では、青空将棋を主に。この青空将棋は先日小田切先生に教わった指導方法で、歩を全てとっぱらって指す将棋のこと。歩があると将棋はまどろっこしいので、まずは飛び道具のダイナミックさを味わってもらい、9×9の空間や「取る成る打つ」に慣れてもらうのが目的です。

ちょっと飽きてきたら、今度は玉の追いかけっこへ移行。
第1段階は玉一枚vs飛角(どちらも定位置からスタート)
第2段階は玉一枚vs持ち駒飛角金銀(玉は定位置からスタート)

どちらも勝負がついたら攻守交代。最初は玉一枚側が後手、簡単に出来てしまったら玉側を先手にします(グッと難易度が上がります)。

これはなんといっても「玉を捕まえれば勝ち」という将棋の根本的なルールに沿っているのが特徴。
ちなみに最初飛を上手く動かせば簡単に・・・などは最後まで教えないのが大切です。

そんなこんなで1時間30分の講義はあっという間に終了。本田さんの聞き手も非常に素晴らしく、楽しく出来ました。


お昼を食べて、午後は指導対局。
1時間30分くらいで9名の子供たちと5面指し。最後は小学3年生(くらい)の女の子が2人残り、2人とも二枚落ちでしっかり負かされました。初段近い実力がありそうでビックリ。お話したら、片方の子はとある女流棋士の娘さんと聞いてなおビックリでした。

以下解説→閉会式と進んで無事終了。子供たちも笑顔が多く、楽しい大会に終わったようでなによりです。


今日はこれから将棋会館で、打合せや諸々。年内は明日までで外での仕事は終了とし、あとは自宅などで仕事しつつ、半分は休養の日々を送る予定です。
それまであと一息。体力的には結構ギリギリですが、なんとか頑張ります。


それではまた
posted by 遠山雄亮 at 12:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 将棋 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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