将棋会館で棋士メンバーと検討していて、途中は羽生名人が逆転したか、という声があがるも、最後は渡辺竜王がきっちりリードを守った格好でした。
今回のシリーズは、2手目に△3四歩と突いて横歩取りを目指した羽生名人と、△8四歩と突いて矢倉や角換わりを迎え撃った渡辺竜王、という構図でもありました。
結果的に渡辺竜王は後手番で2勝1敗、羽生名人は同1勝2敗ということで、シリーズ全体の勝敗につながっていきました。
この竜王戦を境に、2手目に△8四歩と突く将棋が復権してくるのか、いやして欲しいと思います。その方が将棋に幅が出て楽しいですからね。まあ自分は振り飛車ばっかりなので偉そうなこと言える立場ではありません笑
シリーズ中に渡辺竜王と対戦し、翌日も仕事絡みで少し一緒でしたが、当時は特に対局過多ということもあって、20代の渡辺竜王といえど疲れている感じがしました。
研究会でも毎月お会いしているのですが、対局翌日で朝方帰ってきたと話していても結構元気なので、トップを目指すことの過酷さを少しでも体感しました。
そういう意味でも、心からおめでとうございます。
羽生名人もまた巻き返してくるでしょうし、次の二人の対戦が今から楽しみです。タイトル戦では最短で名人戦でしょうか。いずれにせよ羽生名人に渡辺竜王が挑戦して、そこでまたどうか、という戦いも見もので今からワクワクします。
さてそんな竜王戦の熱気冷めやらぬ中、本日より日本将棋連盟モバイルがau携帯にも対応するようになり、これで3キャリア+iPhoneで中継が見られるようになりました。
詳細は日本将棋連盟モバイル紹介ページで
auのリリースは本当に山あり谷ありで、正直言って運営グループの苦労は並大抵ではありませんでした。
竜王戦が終わった翌日にリリースと、タイミング的には良いとは言えませんが、それでも年内にリリース出来て幸運でした。ちなみに今日になったのは、auのリリースは基本的に第1、3木曜日と決まっているからです。
リリースということでは、auが終わって次は対局アプリになります。こちらは年明けの対応ですが、外出先から倶楽部24のR対局(レーティング対局)が出来るという優れものです。昨日はそのテストもあって将棋会館へ行っていました。もうしばらくお待ちください。
長くなりましたがこの辺で。
それではまた
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欲を言えばAndroid携帯にも対応してくれれば嬉しいのですが・・・こちらはいつ頃になりそうですか?
どういう仕組みで対応端末が決まっているのか皆目わかりませんがT004で対応できるようならなんとかお願いします;;;;;;
docomo の新機種にも早く対応してくれるとうれしいです。こちらもよろしくお願いします
au版についての質問なのですがBREW4.0であっても現状で対応していない機種に関しては今後も入会することは不可能なのでしょうか?それとも順次対応ということがあるのでしょうか?
前者であれば機種変更も考えているので心配です。お答えよろしくお願いします
慎さん>それは大変申し訳ないのですが…今回はアプリのバージョンで対応か非対応かが決まっています。その機種が対応されるかどうかは、現状ではすみませんが分かりません。
健ぼうさん>少し手続き等があるので遅れているのですが、近いうちに対応されるはずです。
tetsuさん>現在対応機種となっていないBREW4.0の機種については、おそらく対応機種にはならないと思います。ただしこれもハッキリそうだとは言えず申し訳ありません。もし機種変更を考えていらっしゃるならば、紹介ページのau対応機種一覧をご覧ください。