観戦記者の方に了承を得たので、少し図面入りで紹介をしたいと思います。
序盤は思わぬ事から思わぬ展開に。結局、▲銀立ち矢倉vs△穴熊に。
最初は作戦勝ち気味も、小ミスを重ねて少しづつポイントを失い、苦しくなる。
ここで勝負手。普通は▲33桂成と銀を取りますが、△同角とされるとまずいと判断。相手もここは良いと思っていたようですが、▲76金と敢えて銀を取らないのが狙っていた手。
以下△77歩▲同桂△同桂成▲同金上△25歩▲35歩△同金と進んだのが下の図。
実は▲35歩が狙いの手。△同金とは出来ないから△24金に▲34桂で、、、と考えていたらばあっさり△同金。
さて図で好手があります。次の手を指してパンチが入った感触がありましたが、実はその前にポイントを稼がれていたので大変な将棋。この後も形勢が揺れ動いていたのですが、最後はぎりぎりのところで競り落とされました。
駆け引きのあった序盤。中盤での私の好手。終盤の競り合い、このへんは後日スポニチの観戦記でご確認ください!!
残念な敗戦ですが、課題も見つかりこれからの糧にしたいと思います。
来週は新潟へ。そして5月は立て続けに対局もあるので、しっかり立て直していきます。
そして初参戦の順位戦の表も出来ました。 C2はこちら。 全表はこちら。
楽しみでワクワクします。
最初の5戦は、昔の三段リーグを思い起こされる相手。気合入れていきます。
それではまた
△7四桂▲3三角成(詰めろ)△同金▲4三歩△5三角▲4二銀△4四角で先手の攻めが続きません。
(▲4二銀の代わり▲2三桂も△同銀で攻め切れ)
また△7四桂の後有力な▲2三桂は、△同銀▲同歩成△6六桂▲同金寄△3一桂▲3二銀△4六角▲4三銀不成△2三桂▲2四歩△同銀でやはり先手不利みたいです。
遠山四段、おかしかったら指摘して下さいね。
k.oさん>▲24歩に△74桂は鋭い手。実際その手は後で出てきます。でも▲23桂で優勢です。
△同銀▲同歩成△66桂に「▲同金寄」ではなく「▲32銀」で後手陣はもちません。
以下は△44金なら▲24歩(詰めろ)で良し。△31桂なら▲43銀成△同桂▲32金でやはり良しです。
「▲同金寄」としなくても先手玉は安泰なので、その分の一手を攻めに使うのが終盤のコツです。