2010年11月05日

木村八段戦

振り駒で先手になり、三間飛車へ。木村八段は得意の急戦で対抗してきました。

左銀がするすると出ていって▲3四銀と歩を取り、今その銀を追い払いに△3三歩ときたところ。


22.11.4木村戦.gif


この辺りはまずまずやれる手応えを持って指していましたが、▲4五銀と引いたのが疑問手。
▲2五銀とこちらへ引けば、以下くんづほつれつで互角のまま長い戦いだったと思います。
▲4五銀は△4四角を消して後手の手を限定している意味があり、その中で優位を掴めるつもりだったのですが、△5七桂不成からの攻めで逆に優位を掴まれて、最後は相手の得意パターンで負かされました。

二択の難しい所でしたが、勝負を焦らずに▲2五銀から丁寧に指す気持ちが足りませんでした。そういう芯のしっかりした指しまわしがまだまだ出来ていない事を見せつけられた一局。残念ですが、今後につなげてまた頑張ります。

年内、もう一度A級棋士との対戦があるので、また勉強して挑みたいと思います。
一時は良かった成績がここ最近3連敗と下降線。次の対局は順位戦で、こちらも連勝が止まった後となり、まさに正念場です。
ただ幸いにして久しぶりに対局が1週空くので、少しリフレッシュと研究の時間が取れそうです。


それではまた
posted by 遠山雄亮 at 07:00| Comment(1) | TrackBack(0) | 対局結果 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
残念無念。。しかし相手はA級棋士。またもや壁は厚いですね。2五銀とこちらでしたか。4五は形ですし、中央突破の中飛車感覚ですね(笑)若手の活躍もさることながら窪田六段が棋王戦で奮闘しています。まったくタイプは違うとうか別次元?(笑)の振り飛車ですが、たゆまぬ鍛練は実を結ぶものですね。
Posted by 駒落ち好き at 2010年11月05日 12:12
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