中盤は難解でしたが踏み込んだのが良かったようで優勢になり、迎えた第1図。後手△が私です。

後手玉は詰めろではないので先手玉に詰めろをかけ続ければ勝ち。手がかりが無いのでどう寄せるか、という局面ですが、△6五桂▲4六玉△4四香が好手順になりました。
普通は「玉は下段に落とせ」ですが反対の例もあるという事。
△4四香に▲3五玉とあくまで上部に逃げようとすると△3三銀がピッタリ。
△4四香に▲3七玉は△2九飛が好手で、端っこのと金が働き出して寄せられそう。
△4四香に合駒は△3四銀としばって寄り形。
△4四香に▲同角は△同歩が詰めろ。
という事で△4四香に適当な手が無く、ここで勝浦九段が投了。64手という短手数でしたが、緩みのない展開だったのでそんなに短い手数だったとは棋譜を見るまで気が付きませんでした。
棋聖戦は前期に続く本戦入りを目指して一つ一つ頑張ります。次も大ベテランの先生で、教わるのが楽しみです。
それではまた
この連勝が今後も継続していくことを祈念しています。
対局日程が益々過密になることと思いますが、頑張ってください。
応援しています。
予選も強敵ばかりですが、突破を期待しております。