とても盛況で、いらっしゃっているお客様には感謝感謝です。
そのお客様の中で、私が「凄い」と思う方の話を今日は取り上げてみたい。
3年ほど前(曖昧な記憶ですが)からいらしていただいている方なのですが、現在70歳を軽く超えられています。
昔からとある将棋の会に入っていらして、そこでなかなか勝てないという事でこの加瀬教室に入会された。
その方は、始めは二枚落ちでもなかなか勝てなかった。将棋を指される方なら大体棋力は想像出来るでしょうから、特にそれは書きません。
しかしここからが凄かった。その方はそこからかなりの努力をされたのでしょう。徐々に二枚落ちでも勝てるようになり、現在は飛落ちで互角の勝負をされています。将棋の会での勝率もかなり上がった、との事。
この二枚落ち→飛香落ち→飛落ち、という段階を踏むのがどれだけ大変か、それを約3年で到達する事がさらにどれだけ大変か、身をもって感じた方もいらっしゃるでしょう。
この方を見ていると、どんな事にも年齢は関係無いのだな、という事を痛感する。
本当に素晴らしく、これからも長く将棋を指しつづけていただきたいです。
今まで他の将棋教室に触れたことは無かったので、また日を改めて書きたいと思います。
今日は職団戦に、豪華指導陣に混じって指導させていただきます。
職団戦はアマチュアの大会としては最大規模を誇ります。このような素晴らしい大会がもっともっと素晴らしい物になっていく事を、一棋士として願っています。
それではまた
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職団戦は新潟からAクラスに県庁チームと市役所チームが出場しています 県内の強豪ですが 本人達は全国ではイマイチと言っていました 努力してSクラスに入ってもらいたいです
では。
ほんと、すごいですね。
・・・・いや、そっちじゃなくて、
70歳を超えていても、成長し続けられる
話がすごいんですよね。
「二枚落ち」と「飛香落ち」の間の
「駒落ち」が無いのが、
ちょっと不便かなと最近よく思う
わたしでした。
将棋界の変化を気にされているようですが、将棋だけでは生活できないプロが、発生するということです。
順位戦指し分けがとりあえず目標なんていわず、昇級が目標と書いて欲しいです、エンターティナーならば。
こてくんさん>そう、いくつになっても強くなれる、という事、これは本当に素晴らしいと思います。
駒落ちもマンネリ気味ですし、違う種類があっても面白いと思います。
バンタムさん>仲間棋士もかなり観ているので、ブログでは謙虚にいって盤上でぎゃふんと言わせる作戦なのであります(笑)