私の中で相撲は、好きなスポーツ第5位あたりにランクインしているので、とりあえずいつも新聞で結果はチェックしています。
ここから相撲の話が多いので、分からない方はご勘弁を。
昨日今日で気になるコメントが出ていた。
まず前提として、魁皇という名大関が、今場所負け越したら引退する、と表明しています。
で、一昨日まで4勝4敗。残り7戦を4勝3敗で行く必要があります。
その中、一昨日千代大海という同い年位の大関に敗れ、4−5に。
昨日は琴欧州という若い大関に敗れ、4−6に。
後が無くなってしまい、魁皇関には頑張ってほしいと思う。
しかし、その気になるコメントは勝った大関2人のコメント。
千代大海は、「悪い事をした。目が見られなかった」
琴欧州は、 「(うつむきがちに)残り頑張って残って欲しい」
これをどう思うか?
私はこんなコメントはありえないと思う。
「魁皇関にはお世話になった分、全力で負かそうと思った」くらいのことを言うのが普通ではないか!?
二人の大関の気持ちはわかるが、それは飲み屋とか家庭で話す事だろう。
こう考える自分は冷たいのか、それとも勝負する者なら当然なのか。
明日は引退の決まっている西村九段と対局。
今どんな気持ちか、は今日の事を読めば分かるはず。
全力で頑張ります。
それではまた
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勤めを終えた今、対人関係で適用したら得るところがあったかも、とすこし悔やんでいます。
ま、人生、巧くいかないものですね。判っていてもできないのだから・・・
出させる事ができる魁皇関の性格が
すばらしいのかな・・・・と
思ってしまいました。
よんだんさんは、全力を出せばいいんです。
その気持ちも、正しい気持ちなんですから。
PS・えっ、わたしなら・・・・
当然全力をつくします。
だって、手を抜くのはさすがに相手に
失礼ですから(笑)
WBC日本優勝おめでとうございます。
って書くの忘れていました。
ほんと、『世界一』おめでとう
ございます。やったねっ。
相撲界には「米長理論」などないからです。
むしろ真逆の空気が流れている世界ですからね。
かつてテレビ名解説者といわれた玉の海梅吉氏も
解説者を引退してから自伝で
「私は一度だけ八百長を受けた。」と
書いていますし。(二度目を断ったから大関昇進
を仲介力士が所属する大部屋が圧力かけて潰したとも)
将棋界は対戦相手にとって重要な対局は自分にとっては軽くても全力を尽くして勝ちに行く、所謂「米長哲学」がいい伝統となっているので、その世界で長い間生きてきた遠山四段とは勝負に対する考えが違うのではないかと。
将棋は他の競技と比べて運の占める割合が低く、ガチンコ色が極めて濃厚なゲームだとつくづく思います。わたしもサッカーは好きで結構見ていますが、重要でない試合では露骨にメンバーを落としたりして勝負に対する考えが随分違うように思います。それにあちらの世界では引き分けというのが重要な意味を持っていますので。
今期の順位戦最終局では何人もの棋士が米長哲学を発動させて、昇級戦線に影響を与えましたが、そういった美徳はこれからも継続していって欲しいものです。
こてくんさん>魁皇関が大関に残ったのを歓迎する報道が多いのをみると、やはり好人物なんですね!
A.F.さん>確かに今期の順位戦は「米長理論」が発動されましたね。
将棋のような激しい競技こそ「米長理論」が特に適用されるのでしょうね