2006年03月20日

中学校へ

 ちょっと前ですが、金曜日は朝から柏へ行きました。
 柏市立柏第二中学校で、「文化に触れる」講座の一つとして将棋も選ばれ、その講師として呼ばれ行ってきました。
 
 講義は写真とか魚の捌き方とか、なかなか面白そうなものがいっぱいあり、私も受けてみたいくらい(笑) 将棋には23人が集まってくれました。
 全員男の子だったのはやや残念。やっぱり将棋は男の子の方が馴染みがあるんでしょうね。

 講師は私と島井女流。 彼女の知り合いがこの学校で働いており、私も一度お会いした事がありました。それが縁で今回来る事に。

 簡単な流れは、
 8時過ぎ柏駅集合
    ↓
 8時半学校到着
    ↓
 9時頃から体育館で講師紹介
    ↓
 9:50〜11:30で講義
    ↓
 12時半解散

 さて肝心の講義を写真で振り返ってみます。

 
RIMG0494.jpg



 まずは指した事ある子と指した事ない子で別れて講義。
 私は指せる子達に指導。 皆元気でとても良い。難点は机が低いので腰が痛い事。  島井さんは指した事の無い子に大盤で講義。遠めながらなかなか上手だったように思う。

 
 RIMG0558.jpg


 後半は、代表の生徒と島井女流による公開(?)対局。手合いは八枚落ち。
 指してもらった子は私に八枚落ちで勝っていたので、緊張しなければ大丈夫だろう、と思っていた。
 しっかり指して見事に勝利!! 大盤で解説していた私もちょっとホッと一息。

 最後はちょっと話をして終了。あっという間に終わった感じだったが、皆元気で楽しかった。
 
 生徒さんは掃除に行かなくてはいけないはずが、皆教室に残り、サインをねだられた。
 皆男の子だからか(と思いたい)、最初は島井女流に群がっていたが、私に気を使った(笑)生徒が数人来始め、結局随分書きました。皆、捨てないでしばらくとっておいてほしいな。

 最後の写真は、生徒に大量の本にサインをねだられ、一生懸命書いている島井さんです。


 RIMG0575.jpg



 お世話になった江島先生、本当にありがとうございました。重ねて、将棋盤と駒をそろえてくださった教頭先生にも御礼申し上げます。
 柏市立柏第二中学校の皆さんは、これからも、指したり本読んだり、将棋にどんどん興味を持っていってほしいものです。


 このように、中学校等、学校に教えに行く機会というのはいくらあっても良いもの。結構色々問題もあるだろうが、なにしろうちの会長は都の教育委員でもあるわけだし、将棋界はもっともっとこういった活動をするべきであろう。

 単純計算でも、(プロ約150人+女流約50人)×年5回=1000校(!)もまわれるわけだ。
 私もどんどんこうした事はやっていきたいし、やっていくべきだと思う。

 もちろんプロ棋士もこういう思いは皆持っている。後は方法。
 これからの課題である。私も積極的にかかわっていきたい。


 それではまた
posted by 遠山雄亮 at 15:14| Comment(2) | TrackBack(0) | 将棋 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
おつかれさまでした。
写真があるといいですねー!
雰囲気が伝わってきます。
Posted by ちゃまみ at 2006年03月21日 00:03
本当に良い雰囲気だったんですよ〜。
中学生って若くて良いなー(笑)
Posted by よんだん at 2006年03月21日 01:32
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