小競り合いの後長い駒組みとなり、局面がほぐれてきて迎えた第1図

△4二桂と取ったばかり(△8五銀と取った)の桂を打ったところですが、ここは手応えを感じた局面。相手の角が詰んでいます。
更に、例えば▲4五角と無理に逃げると△同桂▲同歩△5四桂

こうして二段活用出来るのも効果的です。
将棋世界の自戦記にも書きましたが、こうして水面下に都合の良い手が潜んでいるのは流れが良くなってきた証拠。
本譜は▲8五歩△3四桂と進みましたが駒得が大きく形勢も良かったようで、以下押し切る事が出来ました。
本局に関しては序盤辛抱強く指せたのが良かったようです。島九段に連勝出来た事、予選決勝に進めた事、どちらも大きな喜びを感じます。
次も頑張ります。
昨日の名人戦は羽生名人が勝って3連勝となりました。
終盤は手に汗握る大激戦で、自宅に戻ってからPCの前に釘付けでした。衛星放送も観ましたが、あの時間に生で映像が観られるのはとても嬉しい反面、一番良い所で終わってしまったのは勿論しょうがないですが残念でした。
第1局といい、本局といい、三浦八段としては寸前のところで勝利が逃げていってしまい、届きそうで届かない、そんなもどかしい感じです。際どい所で勝利をさらっていくのが羽生名人の強さとも言えそうですね。
それではまた
僕はこのホームページを知ったのも北日本新聞の棋譜からなので、ぜひとも棋王戦本戦に出場されることを願ってます!
頑張ってくださいね!
島先生と同い年で、遠野で偶然お会いしましたが、ブログサーフィン?をしていて遠山先生のブログにたどり着いたのも何かのご縁です。王位戦の戸辺先生のように、棋王戦では旋風を起こして下さいね。陰ながら応援させて頂きます。