久保棋王戦

振り駒で先手となり、３手目に▲７五歩と突いて石田流を指向。すると久保棋王は居飛車を選択してきました。これは振る位置こそ違えど、兄弟弟子（佐藤（和）五段・戸辺六段）の将棋と一緒なので想定通りでした。

新聞に観戦記が掲載されるので詳しくは書けませんが、苦しめの序盤から勝負勝負と迫って互角以上になり、終盤はチャンスがあったのですがつかみきれず、最後は粘るも振りきられました。

この１カ月はこの対局のために、自分なりに胸を張れるくらい努力してきたつもりでした。自分の力を出した将棋ではあり、ちゃんと成果は出たものの、さすがに今乗っているトップ棋士は強かったです。
しっかりぶつかった事で自分の大きな課題が浮き彫りになりました。少しずつでも実力は付いていると思うので、またその課題をクリア出来るよう一歩一歩努力していきます。

終了後は最終間際の新幹線で帰京。負けた後の新幹線は切ないですが、いつも以上に悔しくて切ない車内でした。


さて大きな対局に負けて、不本意ながら忙しいのにも一息になりました。年明けからずっと週一を超えるペースで対局があり、また今は委員会関連も慌ただしいので、かなり無理をしてきた感じがします。
来週は忙しいのも落ち着くので、来月９日の対局（順位戦最終局）まで少し息をつきたいと思います。

明日は研究会。こういう時こそ気持ちを入れてしっかり勉強してきます。


それではまた

Comments

遠征対局お疲れさまでした。
久保棋王相手に善戦でしたら立派だと思います。
次はぜひタイトル戦でリベンジを果たしてください。
観戦記は産経新聞でしょうか？
ぜひ読みたいので、掲載日がわかりましたら
教えていただきたく存じます。

Posted by のり at 2010年02月25日 03:40

お疲れさまでした。
自分の力が出せた将棋とのことですが、負けてしまって残念でしたね。
次の対局に向けてがんばってください！

Posted by toshiyuki_tsuno at 2010年02月25日 11:02